国民健康保険料を下げる方法:減免制度と低所得者向け軽減措置
国民健康保険料が高い理由と、軽減・減免制度の活用方法を解説。前年所得が一定以下なら保険料が7割・5割・2割軽減される制度や、失業・収入減少時の減免申請手順を紹介します。
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国民健康保険料が高い理由と、軽減・減免制度の活用方法を解説。前年所得が一定以下なら保険料が7割・5割・2割軽減される制度や、失業・収入減少時の減免申請手順を紹介します。
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2026年6月19日 制度改正確認済み
年金・医療・介護制度:年金額、在職老齢年金の基準額、高額療養費、介護保険料・自己負担は年度や所得区分で変わります。本文の金額は記載年の目安として読み、実際の受給・負担額は日本年金機構、厚生労働省、加入先へ確認してください。 公式情報を確認
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通信サービス料金:携帯電話・SIM・光回線の料金、割引、キャンペーンは変更されます。本文中の月額は比較時点の目安として読み、申込み前にデータ量、通話、解約、工事費、提供エリアなどの最新条件を公式ページで確認してください。 公式情報を確認
自営業・フリーランス・退職後の方が直面する悩みのひとつが「国民健康保険料(国民健保)が高い」という問題です。会社員時代の健康保険料に比べると大幅に高く感じる方も多く、毎月の固定費として大きな負担になることがあります。
しかし、国民健康保険には知られていない軽減制度・減免制度があります。申請しなければ自動的に適用されないものも多いため、制度を知っておくことが重要です。
国民健康保険料が高い理由
国民健康保険(国保)は、会社員の健康保険(協会けんぽ・組合健保)と異なり、以下の特徴があります。
- 事業主負担がない:会社員は保険料の約半分を会社が負担するが、国保は全額自己負担
- 加入者の医療費リスクが高い傾向:高齢者・自営業者が多く、医療費が高い
- 所得比例に加え均等割・平等割がある:収入がゼロでも一定の保険料がかかる
国保の保険料は「医療分」「後期高齢者支援金分」「介護分(40〜64歳)」の3つに分かれており、所得・被保険者数・居住する市区町村によって大きく異なります。
低所得者向け均等割の軽減措置(自動適用)
前年の世帯の総所得金額等が一定以下の場合、国保の「均等割額」が7割・5割・2割軽減されます。この措置は申請不要で、市区町村が自動的に適用してくれる仕組みです。
軽減の基準(2024年度の例):
| 軽減割合 | 世帯の総所得の条件(目安) |
|---|---|
| 7割軽減 | 43万円以下(被保険者数×一定額を加算) |
| 5割軽減 | 43万円+29.5万円×(国保被保険者数)以下 |
| 2割軽減 | 43万円+54.5万円×(国保被保険者数)以下 |
退職直後・収入が減った年・フリーランスで売上が落ちた年などは、この軽減措置が自動適用されることがあります。確定申告を正しく行い、前年所得を正確に申告することが適切な軽減を受けるために重要です。
退職後・収入減少時の減免申請
上記の自動軽減とは別に、特定の事情がある場合は「申請」によって保険料が減免される制度があります。
非自発的失業者(会社都合退職・特定受給資格者等)の特例
会社の倒産・解雇などで失業した場合(雇用保険の特定受給資格者・特定理由離職者)、離職した年度および翌年度の国保保険料が軽減される制度があります。
具体的には、前年の給与所得を30/100(3割)として計算するため、実際の収入より低い所得で保険料が算定されます。雇用保険の受給資格者証(離職票等)を市区町村窓口に持参して申請しましょう。
収入減少・災害・生活困窮による減免
新型コロナや自然災害などで収入が急減した場合、各市区町村独自の減免制度が適用される場合があります。申請条件は自治体によって異なるため、早めに市区町村の国保担当窓口に相談することをおすすめします。
国保より安くなる可能性がある選択肢
任意継続被保険者制度
会社員を退職した場合、退職前に加入していた健康保険に「任意継続」として退職後も最長2年間加入し続けることができます。
任意継続の保険料は在職中の保険料の約2倍(全額自己負担)になりますが、高収入だった方や家族が多い方の場合、国保より安くなることがあります。
退職時に任意継続と国保を比較して、安い方を選択しましょう。
家族の健康保険の被扶養者になる
配偶者や家族が会社員で、健康保険の被扶養者になれる条件(年収130万円未満など)を満たす場合、家族の保険に加入すれば保険料は実質0円です。
フリーランス・起業初年度などで収入が不安定な場合、条件を満たすなら検討する価値があります。
保険料の分割・延滞を避けるために
保険料を一括払いできない場合でも、分割納付の相談が可能です。支払いが滞ると最終的に保険証が使えなくなる場合があるため、支払いが難しい状況になったらすぐに市区町村の国保担当窓口に相談することが重要です。
まとめ:制度を知って申請するだけで保険料が下がる
国民健康保険料を適切に管理するためのポイントをまとめます。
- 低所得者の均等割軽減(7割・5割・2割)は自動適用されるため、正確な確定申告が前提
- 退職・失業した場合は非自発的失業者の特例を申請する
- 収入が急減した場合は市区町村の減免申請を早めに行う
- 退職時は任意継続と国保を比較する
- 家族の保険の被扶養者になれる条件を確認する
「申請しなければもらえない制度」が多いため、自分から積極的に調べて動くことが重要です。
暮らしとお金のカフェ 編集部
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