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年収178万円の壁と基礎控除|2026年分の税制改正を家計で確認する

暮らしとお金のカフェ 編集部
編集部確認済み: 2026-09-12(制度・法令の更新情報を反映)

2026年度税制改正の大綱をもとに、課税最低限178万円、基礎控除、給与所得控除の変更を混同しない確認方法を解説します。

この記事でわかること

2026年度税制改正の大綱をもとに、課税最低限178万円、基礎控除、給与所得控除の変更を混同しない確認方法を解説します。

税制・社会保険・金融制度・サービス料金・キャンペーン内容は変更されることがあります。 記事の内容は一般的な情報として確認し、申し込みや申告の前には公式サイト・税務署・年金事務所・専門家の最新情報もあわせて確認してください。
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この記事の目次

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2026年度税制改正では、物価上昇への対応として基礎控除などを引き上げ、所得税の課税最低限を178万円まで特例的に先取りして引き上げる方針が示されています。ここで大切なのは、「年収178万円まで税金も社会保険料もかからない」という意味ではないことです。

税金の壁、社会保険の加入条件、会社の扶養手当は別の制度です。働く時間を決めるときは、手取りだけでなく勤務先の条件と世帯全体の収支を確認します。

先に結論

  • 所得税の基礎控除は、合計所得金額に応じて引き上げられる
  • 給与所得控除の最低保障額も見直される
  • 178万円は所得税の課税最低限に関する整理で、社会保険の壁とは別
  • 住民税や配偶者の勤務先の手当は別に確認する
  • 適用年分と実際の給与計算への反映時期を分けて考える

基礎控除と給与所得控除の違い

基礎控除は、所得のある多くの人に関係する所得控除です。給与所得控除は、給与収入から給与所得を計算するときに差し引く控除です。給与収入そのものから基礎控除を引くわけではありません。

財務省の概要では、合計所得金額2,350万円以下の個人について、所得税の基礎控除を4万円引き上げる内容が示されています。また、給与所得控除の最低保障額は65万円から69万円へ引き上げられます。低所得層向けの特例も、所得金額の区分に応じて設けられます。

控除額だけを足して「その金額がそのまま手取り増加」と計算しないようにしましょう。税率、住民税、社会保険料、扶養の条件によって結果が変わります。

178万円と社会保険を混同しない

社会保険は、勤務先の規模、週の所定労働時間、雇用期間などの要件で加入判定されます。月額賃金要件の見直しが予定されている場合でも、所得税の基礎控除改正とは別に判定します。

たとえば、所得税がかからない範囲で働いていても、勤務条件によって社会保険に加入することがあります。逆に、社会保険に加入しないから所得税の確認が不要になるわけでもありません。

家計で行う確認手順

  1. 給与明細から総支給額、所得税、住民税、社会保険料を分けて確認する
  2. 年末までの見込み給与を勤務先に確認する
  3. 扶養に関する税金と社会保険の条件を別表にする
  4. 配偶者の会社の家族手当の条件を就業規則で確認する
  5. 働く時間を増やす場合は、年間手取りと交通費・保育料も試算する

改正の大綱、法律、政令、勤務先の給与計算は同じタイミングとは限りません。年末調整確定申告の時点で、国税庁と勤務先の案内を再確認してください。

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公式情報

この記事は2026年9月12日時点の税制改正資料に基づきます。個別の税額や社会保険の加入可否は、収入、勤務先、家族構成によって異なります。

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