節税
失業給付——自己都合と会社都合で大きく違う給付内容
暮らしとお金のカフェ 編集部
編集部確認済み: 2026-06-19(制度・法令の更新情報を反映)
失業給付は離職理由(自己都合・会社都合)で待期期間・給付日数が大きく異なります。雇用保険の基本手当の仕組み、就職困難者の優遇、特定理由離職者の認定を整理します。
✓この記事でわかること
失業給付は離職理由(自己都合・会社都合)で待期期間・給付日数が大きく異なります。雇用保険の基本手当の仕組み、就職困難者の優遇、特定理由離職者の認定を整理します。
税制・社会保険・金融制度・サービス料金・キャンペーン内容は変更されることがあります。 記事の内容は一般的な情報として確認し、申し込みや申告の前には公式サイト・税務署・年金事務所・専門家の最新情報もあわせて確認してください。
📋
この記事の目次
あわせて読みたい記事
2026年6月19日 制度改正確認済み
労働・雇用制度:育児・介護休業、雇用保険、最低賃金、残業・有給休暇の条件は施行日や地域、雇用形態で異なります。退職・副業・休業の判断前に、厚生労働省の最新制度と労働条件通知書を確認してください。 公式情報を確認
退職理由の違いで、失業給付の「もらえるまでの期間」と「給付日数」に大きな差が出ます。
自己都合と会社都合の主な違い
| 項目 | 自己都合 | 会社都合(特定受給資格者) |
|---|---|---|
| 待期期間 | 7日 | 7日 |
| 給付制限 | 1〜2か月 | なし |
| 給付日数(基本) | 90〜150日 | 90〜330日 |
| 国保軽減 | 通常 | 軽減あり |
給付日数の目安
会社都合(特定受給資格者):
| 年齢 | 加入期間1〜5年 | 5〜10年 | 10〜20年 | 20年以上 |
|---|---|---|---|---|
| 30歳未満 | 90日 | 120日 | 180日 | ー |
| 30〜34歳 | 120日 | 180日 | 210日 | 240日 |
| 35〜44歳 | 150日 | 180日 | 240日 | 270日 |
| 45〜59歳 | 180日 | 240日 | 270日 | 330日 |
| 60〜64歳 | 150日 | 180日 | 210日 | 240日 |
自己都合:
| 加入期間 | 給付日数 |
|---|---|
| 10年未満 | 90日 |
| 10〜20年 | 120日 |
| 20年以上 | 150日 |
基本手当日額
基本手当日額 = 賃金日額 ×(50〜80%)
賃金日額が低いほど給付率が高く、上限額も年齢別に決められています。30〜44歳の上限はおおむね日額8,500円前後(月25.5万円程度)。
特定理由離職者
正当な理由のある自己都合退職は「特定理由離職者」として、給付制限なし・国保軽減対象になります。
主な例:
- 体調不良で離職
- 家族の介護
- 配偶者の転勤同行
- 通勤困難(事業所移転)
- 育児・出産
申請の流れ
- 離職票を会社から受領
- 住所地のハローワークに求職申込
- 待期7日
- (自己都合の場合)給付制限1〜2か月
- 雇用保険受給者初回説明会
- 認定日ごとに失業認定→翌週振込
求職活動実績が原則必要(求人応募・職業相談・セミナー参加等)。
退職前にやっておくこと
- 離職票を確実に受け取る
- 健康保険の切替方針を決める(任意継続 or 国保)
- 当面の生活費を確認(給付制限期間は無収入)
- 副業・アルバイトは申告必須(不申告は不正受給)
まとめ
- 自己都合は給付制限1〜2か月、給付日数は最大150日
- 会社都合は給付制限なし、最大330日
- 特定理由離職者になれば自己都合でも給付制限なし
- 基本手当日額は賃金日額×50〜80%
- 求職活動実績の積み上げが必要
暮らしとお金のカフェでは、生活のあらゆる場面で役立つ情報をやさしくお届けしています。ぜひ他の記事もご覧ください。
暮らしとお金のカフェ 編集部
副業・節税・フリーランス・資産形成の実践的な情報を発信。暮らしとお金をもっとよくするために、やさしい言葉で情報をお届けします。