健康保険——任意継続と国民健康保険の比較
退職後の健康保険には、任意継続と国民健康保険の2つの選択肢があります。保険料の計算方法・加入期間・扶養家族の有無で有利な方が変わる仕組みを解説します。
✓この記事でわかること
退職後の健康保険には、任意継続と国民健康保険の2つの選択肢があります。保険料の計算方法・加入期間・扶養家族の有無で有利な方が変わる仕組みを解説します。
この記事の目次
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こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。今日は「健康保険 任意継続と国民健康保険の比較」について解説します。
退職後の健康保険、どちらを選ぶか迷う方は多いです。「保険料」と「扶養家族の有無」で答えが変わります。
両者の基本
| 項目 | 任意継続 | 国民健康保険 |
|---|---|---|
| 期間 | 最大2年 | 制限なし |
| 保険料 | 退職時の標準報酬月額に基づく(全額自己負担) | 前年所得・世帯人数で算定 |
| 扶養家族 | 健保扶養に入れる(追加保険料なし) | 全員分の保険料が発生 |
| 加入要件 | 退職前2か月以上の被保険者期間 | 誰でも加入可 |
| 手続き期限 | 退職翌日から20日以内 | 退職翌日から14日以内 |
保険料のイメージ
| 退職前の標準報酬月額 | 任意継続の月保険料目安 |
|---|---|
| 28万円 | 約3.0万円 |
| 36万円 | 約3.8万円 |
| 50万円 | 約5.2万円 |
| 上限超え | 上限あり(協会けんぽは標準報酬30万円相当が上限※2022年改正) |
国民健康保険は自治体によって計算式が違いますが、前年所得500万円・4人家族なら月3〜5万円が目安です。
扶養家族の有無で差が出る
| 家族構成 | 任意継続 | 国民健康保険 |
|---|---|---|
| 単身 | 〇 | △〜〇(前年所得次第) |
| 共働き家族 | 〇 | △ |
| 配偶者専業+子 | ◎(家族分の追加なし) | ×(人数分が加算) |
扶養家族が多いほど任意継続が有利になりやすいです。
退職後の収入見込みでも判断
- 退職後すぐに大きく収入が下がる→国保が有利な可能性
- 副業・受託で前年並みの所得継続→任意継続が有利
- 海外移住や無収入→国保で減免申請が可能
任意継続の注意点
- 加入後の途中脱退は事実上できない(保険料未納で脱退になる)
- 最大2年で必ず終了
- 退職時の標準報酬で2年間固定
国民健康保険の注意点
- 自治体によって保険料率が大きく違う
- 失業・廃業による軽減・免除申請が可能な場合あり
- 世帯人数が多いと割高
手続きの流れ
- 退職時に保険証を返却
- 任意継続:協会けんぽ・健保組合に20日以内に申請
- 国保:市区町村窓口に14日以内に申請
- 1〜2か月で新しい保険証が届く
まとめ
- 任意継続は最大2年、扶養家族込みで保険料計算
- 国民健康保険は前年所得+世帯人数で計算
- 扶養家族が多い人は任意継続が有利になりやすい
- 退職後収入が大きく下がるなら国保軽減も検討
- 手続き期限を逃さない(任意20日・国保14日)
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