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雇用保険の給付:失業・育休・介護で受け取れるお金

暮らしとお金のカフェ 編集部
編集部確認済み: 2026-06-19(制度・法令の更新情報を反映)

雇用保険の給付:失業・育休・介護で受け取れるお金について、具体的な方法・注意点・実践ステップを解説します。

この記事でわかること

雇用保険の給付:失業・育休・介護で受け取れるお金について、具体的な方法・注意点・実践ステップを解説します。

税制・社会保険・金融制度・サービス料金・キャンペーン内容は変更されることがあります。 記事の内容は一般的な情報として確認し、申し込みや申告の前には公式サイト・税務署・年金事務所・専門家の最新情報もあわせて確認してください。
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この記事の目次

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# 雇用保険の給付:失業・育休・介護で受け取れるお金

カフェでよく聞かれる話なんですが、「雇用保険って失業したときだけ?」「育休中にも出るの?」という質問、多いんですよね。実は雇用保険は思った以上に幅広い場面でサポートしてくれる制度なんです。今回は、そのあたりをしっかり掘り下げていきましょう。

雇用保険とは?基本を押さえよう

まず基本から。雇用保険は、労働者が失業したり、育休・介護休業をとったときに、生活を支える給付金を受け取れる制度です。加入要件は、①1週間の所定労働時間が20時間以上、②雇用契約期間が2ヶ月を超える見込み、という2点。パート・アルバイトでも対象になることが多いんですよ。

保険料は給与から天引きされているので、特別な手続きで加入する必要はありません。ただ、いざというときに受け取るには、失業の申告や書類手続きが必要。ここをスルーしちゃう人が多いので要注意です。

失業したときの「失業給付」(基本手当)

受け取れる条件と金額

失業して新しい仕事を探している間、雇用保険から基本手当が支給されます。受給には以下の条件を満たす必要があります:

  1. 離職前2年間に、雇用保険に12ヶ月以上加入していること
  2. ハローワークに失業の申告をすること
  3. 就職活動をしていること(努力義務)

給付金額は、**離職前6ヶ月間の給与の平均額(賃金日額)の50〜80%**が、1日分として支給されます。給与が低いほど給付率は高くなる仕組みですね。

具体例を見てみましょう:

月給 賃金日額(概算) 日額給付金(50%時) 日額給付金(80%時)
25万円 5,833円 2,917円 4,667円
40万円 9,333円 4,667円 7,467円
60万円 14,000円 7,000円 11,200円
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※上限額の変動があるため、実際の支給額はハローワークでの認定が必要です。

給付期間はどのくらい?

給付期間は年齢と加入期間で変わります

  • 加入期間10年未満かつ45歳未満:90日間
  • 加入期間10年以上20年未満かつ45歳未満:120日間
  • 加入期間20年以上かつ45歳未満:150日間
  • 45歳以上65歳未満:加入期間に応じて120〜330日間
  • 45歳以上かつ加入20年以上:最大330日間

長く勤めていた人ほど、長期間の給付を受けられるわけです。

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育休中の給付:育児休業給付金

対象になる条件

育児休業中の給与は大幅に減るか、まったく出ないことがほとんどですよね。そこで支えてくれるのが育児休業給付金です。

要件 内容
加入期間 育休開始前2年以内に、雇用保険加入期間12ヶ月以上
労働時間 休業中の就業日数が月10日以下
給与 休業前賃金の80%未満であること

給付金額と期間

育児休業給付金は、**休業前賃金の67%(180日まで)→50%(181日以降)**が支給されます。最大で子どもが2歳になるまで受け取れます(令和7年4月以降、制度改正の動きもあるため最新情報確認を)。

月給35万円で育休をとった場合:

  • 最初の180日(約6ヶ月):約23.5万円/月
  • 181日以降(7ヶ月目以降):約17.5万円/月

会社から給与が出ている場合でも、雇用保険の給付と合わせて家計をやりくりできるケースが多いんです。

介護休業中の給付:介護休業給付金

受け取る流れ

親の介護が必要になったときも、雇用保険がサポートしています。介護休業給付金は、要介護状態にある家族1人につき、最大93日間(3回まで分割可能)受け取れます。

条件 詳細
加入期間 介護休業開始前2年以内に、雇用保険加入期間12ヶ月以上
対象家族 配偶者・父母・子・配偶者の父母など
給付額 休業前賃金の67%

実務的には、企業の人事部に「介護休業を取得したい」と申し出て、ハローワークに給付金の申請をするという流れになります。介護と仕事の両立は精神的・経済的に大きな負担ですから、こうした給付を知っていると心強いですよ。

給付を受けるには?手続きのステップ

失業給付の申請の流れ

  1. ハローワークに来所:身分証明書、離職票、認め印を持参
  2. 求職申込書の提出:就職活動の意思を示します
  3. 失業の認定:4週間ごとにハローワークに通い、就職活動状況の報告
  4. 給付金の受け取り:指定の銀行口座に振り込まれます

失業認定の際に「この1ヶ月で求人に応募した企業の数」「面接の予定」などを聞かれます。ここで「何もしてません」では認定が下りないので、最低限の活動(求人閲覧、応募など)は必要です。

育休給付の手続き

育児休業給付金は、会社を通じてハローワークに申請します。流れはこんな感じ:

  1. 会社の人事部に「育児休業給付金の申請をお願いします」と伝える
  2. 会社が必要書類を用意(育児休業開始予定日、給与台帳など)
  3. ハローワークに申請(会社が代行することが多い)
  4. 2ヶ月ごとの「支給申請」で状況報告(会社経由)
  5. 指定口座に振り込まれる

重要なポイント:育休開始後、できるだけ早く申請することが大切です。遡及請求はできないので、出産予定日の数ヶ月前から準備を始めましょう。

給付を受ける際の落とし穴

「就職決定」で給付が終わる

失業給付をもらっている最中に就職が決まると、その日から給付は終了します。給付期間の途中での就職は悪いことではなく、むしろ良いニュースですが、給付の残り日数は戻ってこないので注意。

もし「給付期間いっぱい使いたい」という気持ちで就職を先延ばしにするのは本来の趣旨ではありませんし、給付を受けるには就職活動の報告が義務なので、無理に延ばす方が手続きとしても面倒です。

給与額で給付が減額される場合

失業給付を受けている間に、アルバイトやパートをすることは可能です。ただし、1日の給与が3,612円(2026年5月時点)を超えると、給付金が減額される仕組みがあります。詳しくはハローワークで確認を。

育休中の就業制限

育児休業給付金を受け取りながら仕事に復帰する場合、月10日以下の就業という枠があります。これを超えると給付対象外になるので要注意。

雇用保険に加入していなかった場合は?

雇用契約があるのに雇用保険に入らされていなかった、というケースも残念ながらあります。この場合、過去2年間遡って加入手続きができることが多いので、会社の人事部や労働基準監督署に相談を。加入していれば、退職後でも給付を受けられる可能性があります。

まとめ

雇用保険は「失業時の最後の砦」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実は失業・育休・介護という人生の大事なタイミングで、広く活躍する制度なんです。

  • 失業給付:加入12ヶ月以上なら、年齢・勤続年数に応じて最大330日間、賃金の50〜80%
  • 育児休業給付金:67%(180日まで)→50%(181日以降)、最大2歳まで
  • 介護休業給付金:67%、最大93日間

「もしかして対象かな?」と思ったら、遠慮なくハローワークに相談してみてください。手続きは少し複雑ですが、一度経験すれば次のステップへ進みやすくなりますよ。

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