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双子・多子家庭の教育費対策:支援制度をフル活用して乗り切る

暮らしとお金のカフェ 編集部
編集部確認済み: 2026-06-19(制度・法令の更新情報を反映)

双子・三つ子・多子家庭の教育費負担は膨大。第3子以降の保育料無償化、多子向け奨学金、地方自治体の支援制度など、多子家庭が活用できる支援制度をすべて網羅して解説します。

この記事でわかること

双子・三つ子・多子家庭の教育費負担は膨大。第3子以降の保育料無償化、多子向け奨学金、地方自治体の支援制度など、多子家庭が活用できる支援制度をすべて網羅して解説します。

税制・社会保険・金融制度・サービス料金・キャンペーン内容は変更されることがあります。 記事の内容は一般的な情報として確認し、申し込みや申告の前には公式サイト・税務署・年金事務所・専門家の最新情報もあわせて確認してください。
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この記事の目次

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# 双子・多子家庭の教育費対策:支援制度をフル活用して乗り切る

「双子が生まれた。教育費が2倍になる……」

双子・三つ子・多子家庭は、子育ての喜びが大きい一方で、教育費の負担も通常の家庭の数倍になります。

しかし、国・自治体の多子支援制度は年々充実しており、知らないと損をする制度がたくさんあります。この記事では、双子・多子家庭が活用できる支援制度を徹底的に解説します。

双子・三つ子家庭の教育費の現実

同時期に費用が発生するインパクト

一般的な家庭では教育費が「時間差」で発生します。しかし、双子・三つ子は同じタイミングで以下の費用が2〜3倍かかります。

タイミング 双子の場合の想定費用
保育料(0〜2歳) 月5〜10万円×2=月10〜20万円
小学校入学準備 10〜20万円×2=20〜40万円
高校入学準備 15〜25万円×2=30〜50万円
大学入学 100〜200万円×2=200〜400万円

特に大学の入学費用が2人分同時に発生する場合、200〜400万円が一度に必要になることも。早めの準備が不可欠です。

保育料の多子軽減制度

認可保育所の保育料軽減

認可保育所には「多子軽減措置」があります。

制度内容(小学校就学前の兄弟・姉妹が同時に在所している場合):

  • 第2子:保育料が半額
  • 第3子以降:保育料が無料

双子の場合、一人が「第1子」、もう一人が「第2子」として扱われます。そのため、双子の保育料は「1人分+0.5人分」となり、1人分より安くなります。

2024年以降の多子支援の拡充

2024年度以降、所得制限を撤廃した形で多子の保育料軽減が広がっています。お住まいの自治体が最新の制度を導入しているか確認しましょう。

確認先:市区町村の子育て支援課・保育課

児童手当の多子優遇

2024年10月の制度改正後の児童手当(第3子以降):

子どもの年齢 第1・2子 第3子以降
0〜2歳 月15,000円 月15,000円
3歳〜中学生 月10,000円 月30,000円
高校生(16〜18歳) 月10,000円 月30,000円

三つ子の場合(すべて第1〜3子扱い):

  • 0〜2歳:15,000円×3=月45,000円
  • 3〜15歳:10,000円+10,000円+30,000円=月50,000円

児童手当だけで教育資金の積立の原資として十分な金額が得られます。

教育費の多子軽減:学校関連

就学援助制度の多子優遇

低所得世帯向けの就学援助制度では、多子家庭はさらに手厚い支援を受けられる自治体があります。

大学の多子家族向け特例

一部の大学では、同一世帯から複数の子どもが在籍する場合の授業料減免制度を独自に設けています。志望大学の制度を必ず確認しましょう。

日本学生支援機構(JASSO)の多子配慮

JASSO の給付型奨学金・授業料減免の審査では、家族の人数が多いほど「扶養人数が多い=収入が少ない状態」として有利に働く計算式になっています。

多子家庭は一人っ子家庭より有利な判定を受けやすいため、積極的に申請しましょう。

双子・多子家庭向けの自治体独自支援

都道府県・市区町村によっては、双子・多子家庭への独自の支援制度があります。

よくある自治体独自支援の例

  • 多子家庭への保育料完全無料化(第3子以降)
  • 双子・三つ子への出産祝い金・出産費用補助
  • 多子家庭への日用品・食品の支援
  • 双子用ベビーカーの貸出・購入補助
  • 医療費の多子軽減

**確認方法:**市区町村の子育て支援課に直接問い合わせることが最も確実です。また、「全国多胎支援協会」などのNPO団体のウェブサイトでも情報収集できます。

双子家庭の教育資金積立戦略

2人分を同時に積み立てる

双子は同じタイミングで大学費用が発生するため、2人分をそれぞれ積み立てる必要があります。

積立目標の設定(大学費用として1人300万円×2人=600万円を目標):

子どもの年齢 必要な月額積立(年3%想定)
0歳 月約2.8万円
3歳 月約3.6万円
5歳 月約4.3万円

児童手当(第1・2子の場合、月合計約2.5万円)を全額積立投資に回せば、かなりの部分をカバーできます。

「大学費用ピーク」への備え方

双子が18歳になる年は、一度に大学入学費用(2人分で300〜600万円)が必要になります。

対策:

  • 16〜17歳頃から投資資産を現金・定期預金に移し始める
  • 大学入学の2年前には、2人分の入学金相当(50〜100万円)を確保
  • 学資保険と積立NISAを組み合わせて確実性を高める

多子家庭の固定費削減術

教育費の確保のためには、固定費の削減も重要です。

スマホ代の徹底節約

子どもが多いほど、スマホ代の削減効果は大きくなります。家族全員を楽天モバイルや格安SIMに移行するだけで、年間数十万円の節約も可能です。

子ども用品の共有・おさがり戦略

双子・三つ子の場合、用品の共有ができる場合とできない場合があります。

共有できるもの:

  • 絵本・図鑑・参考書(時間差で使う場合)
  • おもちゃ(好みが異なる場合は注意)

おさがり活用(年齢差がある兄弟姉妹の場合):

  • ランドセル・制服・体操服
  • 教材・問題集(書き込みが少ない場合)

まとめ:多子家庭の教育費対策チェックリスト

  • 多子軽減の保育料が適用されているか確認した
  • 第3子以降の児童手当の増額を把握した
  • 自治体の多子独自支援を調べた
  • 2人分・3人分の教育資金の積立を開始した
  • 大学費用ピーク(18歳時)の資金計画を立てた
  • スマホ・保険など固定費の削減を行った
  • 奨学金の申請を早めに検討している

多子家庭の教育費は確かに大変ですが、制度をフル活用することで「知らないと払い続けていた費用」を大幅に削減できます。まずは地域の支援窓口に相談することから始めましょう。

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