年金生活者支援給付金は月いくら?2026年度の対象・金額・請求方法
2026年度の年金生活者支援給付金について、月額5,620円の基準額、所得要件、世帯非課税要件、請求と振込時期を整理します。
✓この記事でわかること
2026年度の年金生活者支援給付金について、月額5,620円の基準額、所得要件、世帯非課税要件、請求と振込時期を整理します。
この記事の目次
あわせて読みたい記事
こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。年金生活者支援給付金は、公的年金などの収入や所得が一定以下の年金受給者へ、年金に上乗せして支給される給付です。老齢だけでなく、障害基礎年金・遺族基礎年金の受給者向け給付もあります。
先に結論
- 2026年度の給付基準額は月5,620円で、前年度から3.2%引き上げ
- 老齢の給付は65歳以上で老齢基礎年金を受け、世帯全員が市町村民税非課税などの条件がある
- 実際の老齢給付額は保険料納付済期間・免除期間などで変わる
- 受給には請求書の提出が必要
- 原則として請求月の翌月分から支給されるため、該当したら早めに請求する
2026年度の基準額
2026年4月分から、給付基準額は月5,450円から5,620円へ改定されました。障害年金生活者支援給付金の1級は月7,025円、2級は月5,620円です。老齢の実際の金額は納付月数などで計算されるため、全員が5,620円を受け取るわけではありません。
| 給付の種類 | 2026年度の基準月額 | 注意点 |
|---|---|---|
| 老齢年金生活者支援給付金 | 5,620円 | 納付済期間・免除期間等で個別計算 |
| 障害年金生活者支援給付金 1級 | 7,025円 | 所得要件あり |
| 障害年金生活者支援給付金 2級 | 5,620円 | 所得要件あり |
| 遺族年金生活者支援給付金 | 5,620円 | 2人以上の子が受ける場合は人数で按分 |
物価変動に応じて毎年度改定されます。家計表へ入れるときは前年の振込額をそのまま使わず、6月ごろに届く改定通知書やねんきんネットで確認してください。
老齢給付の3つの条件
老齢・補足的老齢年金生活者支援給付金は、次の要件をすべて満たす必要があります。
| 確認項目 | 2026年度の主な要件 |
|---|---|
| 年齢・年金 | 65歳以上で老齢基礎年金を受給 |
| 世帯の税 | 世帯全員の市町村民税が非課税 |
| 本人の収入・所得 | 生年月日に応じた所得基準額以下 |
昭和31年4月2日以後生まれの場合、前年の年金収入とその他所得の合計が80万9,000円以下なら老齢年金生活者支援給付金、80万9,000円超90万9,000円以下なら補足的老齢年金生活者支援給付金の対象になり得ます。昭和31年4月1日以前生まれは基準額が異なります。
世帯の誰かが市町村民税課税になると、本人の年金額が少なくても老齢給付の対象外になる場合があります。世帯構成が変わって新たに要件を満たした場合は、改めて請求できる可能性があります。
請求から振込まで
給付を受けるには年金生活者支援給付金請求書の提出が必要です。請求書を出してから1から2か月後を目安に支給決定通知書が届きます。支払いは原則として偶数月の中旬に、前月・前々月分が年金と同じ口座へ、年金とは別に振り込まれます。
- 日本年金機構から請求書が届いていないか確認する
- 年金事務所または電子申請で手続きを確認する
- 支給決定通知書の月額を確認する
- 年金本体と給付金を家計簿で分けて記録する
- 毎年の改定通知書と所得判定を確認する
請求した月の翌月分からの支給が原則なので、「案内が来るまで様子を見る」より早めの確認が大切です。不審な電話や手数料請求には応じず、日本年金機構の公式窓口へ連絡してください。
家計では臨時収入にしない
月5,620円なら年換算で約6万7,440円ですが、老齢給付の実額は加入記録により異なります。固定費を増やす根拠にはせず、医療費、家電の買い替え、季節の光熱費など変動しやすい支出の予備費へ回すと、家計が安定します。
関連記事
公式情報
所得基準、給付額、支給可否は個別に判定されます。通知書を確認し、不明点は年金事務所または給付金専用窓口へ相談してください。
暮らしとお金のカフェでは、制度を家計で使うための確認順を、公式情報にもとづいてやさしくお届けしています。
暮らしとお金のカフェ 編集部
副業・節税・フリーランス・資産形成の実践的な情報を発信。暮らしとお金をもっとよくするために、やさしい言葉で情報をお届けします。
