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e-Taxの使い方完全ガイド——電子申告の登録から送信まで手順を丁寧に解説

暮らしとお金のカフェ 編集部

e-Tax(電子申告)の始め方から申告完了まで、画面の操作手順を丁寧に解説。マイナンバーカード方式・ID・パスワード方式の違い、よくあるエラーの対処法まで徹底解説します。

この記事でわかること

e-Tax(電子申告)の始め方から申告完了まで、画面の操作手順を丁寧に解説。マイナンバーカード方式・ID・パスワード方式の違い、よくあるエラーの対処法まで徹底解説します。

こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。今日は「e-Taxの使い方」を具体的にお伝えします。

e-Tax(電子申告)は国税庁が提供する電子申告・納税システムです。確定申告・法定調書・住民税申告などをインターネット上で完結させられます。

「eTax」と「e-Tax」は同じもの(後者が正式名称)で、この記事ではe-Taxと統一します。

e-Taxの2つの方式

e-Taxには、認証方法によって2つの方式があります。

方式1:マイナンバーカード方式(おすすめ)

項目 内容
必要なもの マイナンバーカード+スマートフォン(NFC対応)またはICカードリーダー
特徴 最も安全・機能が充実・各種データの自動連携が可能
書類の添付 多くが省略可能

おすすめ理由マイナポータルと連携することで、医療費・保険料・給与情報などが自動取り込みできます。

方式2:ID・パスワード方式

項目 内容
必要なもの 税務署で交付されたID・パスワード
特徴 マイナンバーカード不要・簡易的
書類の添付 一部必要

注意:ID・パスワード方式は「暫定的な対応」として位置づけられており、マイナンバーカードの普及に伴い廃止される可能性があります。

マイナンバーカード方式の事前準備

Step1:マイナンバーカードの取得

マイナンバーカードを持っていない場合:

  1. 市区町村の窓口または郵送でマイナンバーカードを申請
  2. 申請から交付まで約1〜2ヶ月
  3. 交付時に暗証番号を設定(4桁と英数字6〜16文字の2種類)

Step2:必要な暗証番号の把握

マイナンバーカードには2種類の暗証番号があります。

暗証番号 桁数 用途
利用者証明用電子証明書暗証番号 数字4桁 マイナポータルへのログイン
署名用電子証明書暗証番号 英数字6〜16文字 電子署名(申告の本人確認)

両方の暗証番号が必要です。忘れた場合は市区町村窓口で初期化・再設定できます。

Step3:マイナポータルアプリのインストール

スマートフォンにマイナポータルアプリをインストールします(無料)。

  • iOS:App Store で「マイナポータル」を検索
  • Android:Google Play で「マイナポータル」を検索

Step4:マイナポータルへのログインと初期設定

  1. マイナポータルアプリを起動
  2. 「ログイン」をタップ
  3. マイナンバーカードをスマートフォンにかざす(NFC読み取り)
  4. 利用者証明用電子証明書暗証番号(4桁)を入力
  5. 初期設定完了

確定申告書等作成コーナーでの申告手順

アクセスと方式選択

  1. ブラウザで「確定申告書等作成コーナー」を検索(または国税庁サイトから)
  2. 「スマートフォンで申告」→「マイナポータルと連携して申告」を選択
  3. QRコードが表示される(PCの場合)
  4. スマートフォンのマイナポータルアプリでQRコードを読み取る

申告区分の選択

申告タイプ 選ぶ方
給与所得がある方(会社員等) 給与の源泉徴収票がある
事業所得がある方(個人事業主) 青色・白色申告
雑所得等がある方 副業収入等

複数の所得がある場合は、すべて含めて申告できます。

各所得の入力

給与所得

  • 源泉徴収票の「支払金額」「源泉徴収税額」等を入力
  • マイナポータル連携している場合は自動取り込みされる場合あり

事業所得(副業・フリーランス)

  • 収入金額を入力
  • 必要経費を入力(勘定科目別)
  • 青色申告の場合は青色申告決算書を先に作成

雑所得(副業・年金等)

  • 収入金額と必要経費を入力

各種控除の入力

控除の種類 入力に必要なもの
配偶者控除 配偶者の年間所得
扶養控除 扶養親族の氏名・生年月日・関係
医療費控除 医療費明細書
生命保険料控除 保険料控除証明書
地震保険料控除 保険料控除証明書
住宅ローン控除(2年目以降) 年末残高証明書
小規模企業共済等掛金控除iDeCo 払込証明書
ふるさと納税 寄附金受領証明書

税額確認と電子署名・送信

  1. 入力完了後、税額計算が自動で行われる
  2. 「還付金:○万円」または「追加納税:○万円」を確認
  3. 振込先銀行口座を入力(還付の場合)
  4. 「送信」ボタンをクリック
  5. マイナンバーカードを再度スマートフォンにかざす
  6. 署名用電子証明書暗証番号(英数字6〜16文字)を入力
  7. 電子署名完了→送信

受付番号の確認と保存

送信完了後、受付番号が表示されます。

  • スクリーンショットを撮る
  • または申告書等閲覧サービスで確認可能(eTaxへのログイン後)

よくあるエラーと対処法

エラー1:「電子証明書が有効ではありません」

原因:マイナンバーカードの署名用電子証明書が有効期限切れ(5年ごとに更新が必要)

対処:市区町村の窓口で電子証明書を更新する

エラー2:「NFC読み取りに失敗しました」

原因:スマートフォンとカードの位置関係・ケースの干渉

対処

  • スマートフォンのケースを外す
  • カードの読み取り位置を変える(機種によってNFCアンテナの場所が異なる)
  • ゆっくりと、ぶれないようにかざす

エラー3:「暗証番号が違います」

原因:暗証番号の入力ミス(3回連続で間違えるとロックがかかる)

対処

  • ロックがかかった場合は市区町村窓口で解除が必要
  • 暗証番号は「利用者証明用(4桁)」と「署名用(英数字)」の2種類があることを確認

エラー4:申告後に計算ミスが発覚した

対処

  • 申告期間内(3月15日まで)であれば「訂正申告」が可能
  • 期限後は「更正の請求」(税金の払い過ぎの取り戻し)または「修正申告」(追加納税)が必要

e-Taxで申告した後の確認方法

申告書の内容確認

e-Taxにログイン→「申告書等閲覧サービス」から、提出した申告書の内容を確認できます。

還付状況の確認

国税庁の「確定申告書等の状況確認」ページから還付の処理状況を確認できます。

「処理が完了しました」という表示が出た後、約2週間以内に振込されることが多いです。

まとめ

e-Taxは最初の設定さえしてしまえば、毎年の確定申告が10〜30分で完了します。

重要ポイントをまとめると:

  1. マイナンバーカード方式が最も機能が充実していておすすめ
  2. 暗証番号は「4桁(ログイン用)」と「英数字(署名用)」の2種類を把握する
  3. マイナポータル事前連携で医療費・保険料が自動取り込みできる
  4. 送信後は受付番号を必ず保存する
  5. エラーが出た場合は暗証番号・有効期限・NFCの位置を確認する

「初回の設定が面倒」と感じる方も多いですが、設定さえ完了すれば2年目以降はぐっと楽になります。


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