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確定申告をデジタルで完結する方法——スマートフォン・eTaxで楽に申告する手順

暮らしとお金のカフェ 編集部

確定申告をスマートフォンとeTaxで完全デジタル完結する方法を解説。マイナポータル連携・自動取り込み機能・スマホ申告の手順を初心者向けに丁寧にステップ解説します。

この記事でわかること

確定申告をスマートフォンとeTaxで完全デジタル完結する方法を解説。マイナポータル連携・自動取り込み機能・スマホ申告の手順を初心者向けに丁寧にステップ解説します。

こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。今日は「確定申告のデジタル化」についてお話しします。

「確定申告=大量の書類を持って税務署に並ぶ」というイメージを持っている方が多いですが、今はスマートフォン1台で自宅から10〜30分で完結できます。

2024年以降、マイナポータルと税務署システムの連携が進み、多くのデータが自動取り込みできるようになりました。デジタルで申告すると、紙での申告より還付が早く、入力ミスのチェックもしてくれます。

デジタル申告(eTax)のメリット

従来の紙申告との比較

項目 eTax(デジタル) 紙・郵送申告
申告方法 スマートフォン・PCから 書類を作成・郵送または持参
所要時間 10〜30分(初回は1時間程度) 2〜3時間以上
還付期間 申告後2〜3週間 申告後1〜2ヶ月
データ自動連携 マイナポータル経由で可能 なし
書類の添付 多くが不要(データ照合) 源泉徴収票等を添付必要
入力ミスチェック 自動チェック機能あり 自己確認のみ

事前準備:デジタル申告に必要なもの

必須アイテム

1. マイナンバーカード

最も重要です。マイナンバーカードがないとeTaxの主要機能が使えません。

未作成の場合:市区町村窓口で申請→約1〜2ヶ月で交付

2. スマートフォン(NFC対応)

マイナンバーカードのICチップを読み取るために必要です。多くのAndroid・iPhoneが対応しています。

3. マイナポータルアプリ

App Store・Google Playで「マイナポータル」をインストールします。無料です。

4. 各サービスのマイナポータル連携設定

事前に各機関とマイナポータルを連携しておくと、申告時に自動取り込みできます。

連携できるデータ 連携先
給与所得情報 勤務先(2025年〜順次拡大)
医療費情報 健康保険組合・国民健康保険
保険料控除情報 生命保険会社
iDeCo掛け金情報 iDeCo運営機関
住宅ローン残高情報 金融機関(対応機関)

マイナポータル連携の設定手順

連携設定の手順(初回のみ必要)

Step1:スマートフォンにマイナポータルアプリをインストール

Step2:アプリを起動して「設定する」をタップ

Step3:マイナンバーカードをスマートフォンにかざして読み取る(NFC)

Step4:利用者証明用電子証明書暗証番号(4桁)を入力

Step5:「連携サービスを追加する」から医療費情報・保険料情報などを選択

Step6:各機関の同意画面で「同意する」を選択

設定は最初の1回だけです。以降の申告では自動的に最新データが取り込めます。

eTaxでの申告手順(スマートフォン版)

申告作業の手順

Step1:確定申告書等作成コーナーにアクセス

ブラウザで「確定申告書等作成コーナー」と検索するか、国税庁のウェブサイトからアクセス。

Step2:申告方法の選択

「スマートフォンで申告」または「マイナポータル連携で申告」を選択。

Step3:マイナンバーカードで本人確認

マイナポータルアプリを使って、マイナンバーカードを読み取ります。

Step4:事前準備

申告区分を選択します:

  • 「給与所得者(会社員・パート等)」
  • 事業所得者(個人事業主・フリーランス)」

Step5:自動取り込みデータの確認

マイナポータル連携しているデータが自動的に読み込まれます。給与・医療費・保険料などが既に入力されているので確認します。

Step6:追加情報の入力

自動取り込みできなかった情報を手動で入力します。

Step7:申告書の確認

自動計算された税額・還付金額を確認します。「計算誤り」がある場合はシステムが警告してくれます。

Step8:電子署名・送信

マイナンバーカードの署名用電子証明書暗証番号(英数字6〜16文字)を入力して電子署名し、送信します。

Step9:受付番号の保存

申告が完了すると受付番号が表示されます。スクリーンショットまたはメモを取ります。

PCからのeTax申告(会社員向け:最も簡単な方法)

PCを使ったeTax申告もあります。スマートフォンのICカードリーダー代わりとして使う方法が最も簡単です。

手順

  1. PCで確定申告書等作成コーナーにアクセス
  2. 「スマートフォン(QRコード読み取り)」を選択
  3. PC画面のQRコードをスマートフォンで読み取る
  4. スマートフォンでマイナンバーカードを読み取って認証
  5. PC画面で申告書を作成・送信

会計ソフトとの連携でさらに楽に

freee確定申告・マネーフォワードクラウド確定申告

副業・フリーランスの方は、会計ソフトを使うと経費の管理から確定申告まで一貫して管理できます。

ソフト 月額(例) 特徴
freee確定申告 980円〜 直感的・ガイドが丁寧
マネーフォワード クラウド確定申告 1,100円〜 銀行・カード連携が優秀
弥生の確定申告オンライン 0円〜(クラウドは有料) 老舗・安定感

これらのソフトは銀行口座・クレジットカードと連携して、経費を自動で分類してくれます。eTaxとの連携も可能で、申告まで一気に完結します。

デジタル申告でよくあるトラブルと対処法

トラブル1:マイナンバーカードの暗証番号を忘れた

解決策:市区町村の窓口で暗証番号を初期化・再設定する。

トラブル2:NFC読み取りがうまくいかない

解決策:カードの読み取り位置(スマートフォンのNFCアンテナの場所)を変えてみる。ケースを外す。

トラブル3:マイナポータル連携しているのにデータが取り込めない

解決策:連携先機関のデータ提供タイミングの問題の場合あり。数日後に再度確認するか、手動入力する。

トラブル4:電子署名時のエラー

解決策:マイナンバーカードの署名用電子証明書が有効期限切れの可能性がある。市区町村窓口で更新が必要。

まとめ

確定申告のデジタル化は、「難しそう」から「やってみたら意外と簡単」に変わります。

重要ポイントをまとめると:

  1. マイナンバーカード+スマートフォンがあればeTaxで自宅完結
  2. マイナポータル連携を事前設定すれば給与・医療費・保険料が自動取り込み
  3. eTaxは還付が紙申告より2〜3週間早い
  4. 副業・フリーランスは会計ソフト(freee等)を使うとさらに効率的
  5. トラブルは事前確認で防げる——暗証番号・有効期限は事前チェック

「今年こそデジタルで申告する」と決めて、今すぐマイナポータルの設定から始めてみましょう。


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