生命保険・医療保険の見直し3ポイント:月1万円の節約になる可能性
保険料を払いすぎていませんか?生命保険と医療保険の見直しで月1万円以上の節約になるケースが多い。不要な補償を見抜く3つのポイントと、見直しの進め方を具体的に解説します。
✓この記事でわかること
保険料を払いすぎていませんか?生命保険と医療保険の見直しで月1万円以上の節約になるケースが多い。不要な補償を見抜く3つのポイントと、見直しの進め方を具体的に解説します。
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「保険に毎月2〜3万円払っているけど、本当にそれだけ必要?」
日本人は世界的に見ても「保険好き」と言われます。しかし、その多くが必要以上の保険料を払っているケースが少なくありません。
ライフステージや家族構成が変わると、必要な保険も変わります。この記事では、保険見直しの3つのポイントと、見直しの進め方を解説します。
日本の保険加入率と平均保険料
生命保険文化センターの調査によると:
- 生命保険の世帯加入率:約88%
- 1世帯の年間保険料払込額:平均約38万円(月約3.2万円)
これは家計支出の中でもかなり大きな固定費です。見直せれば、月1万円以上の節約になる可能性があります。
見直しポイント①:死亡保険は「遺族の生活費」で必要額を計算する
死亡保険の本来の目的
死亡保険の目的は「自分が亡くなった後、残された家族の生活費を確保すること」です。
死亡保険が「必要」な人:
- 配偶者・子どもなど「経済的に扶養している家族」がいる人
死亡保険が「不要」または「少額でいい」人:
- 独身で扶養家族がいない人
- 共働きで、どちらかが亡くなっても残った配偶者が生活できる人
- 子どもが独立している60代以上の夫婦
必要保障額の計算式
必要な死亡保障 = 遺族の生活費(月額)× 年数 - 遺族年金 - 配偶者の収入
例: 専業主婦の配偶者と子ども2人がいる30代会社員の場合
- 必要な生活費:月25万円 × 25年 = 7,500万円
- 遺族年金(概算):月10万円 × 25年 = 3,000万円
- 必要な死亡保障の目安:約4,500万円
仮に今の死亡保険が「保険金5,000万円、月保険料2万円」なら、この計算と近い。しかし「保険金1億円、月保険料4万円」なら過剰かもしれません。
見直しポイント②:医療保険は「高額療養費制度」を理解してから
高額療養費制度とは
日本の健康保険には「高額療養費制度」があり、1ヶ月の医療費の自己負担額に上限が設けられています。
年収ごとの自己負担上限額(目安):
| 年収 | 1ヶ月の自己負担上限 |
|---|---|
| 〜370万円 | 約57,600円 |
| 〜770万円 | 約80,100円+(超過分の1%) |
| 〜1,160万円 | 約167,400円+(超過分の1%) |
つまり、年収500万円程度の人なら、どれだけ大きな手術・入院をしても、1ヶ月の自己負担は概ね8〜10万円程度が上限です。
「入院1日1万円」の保険は本当に必要か
多くの医療保険は「入院1日につき5,000〜10,000円の給付」を売りにしています。でも、高額療養費制度があれば1ヶ月の自己負担は約10万円以下です。
もし2週間(14日)入院した場合:
- 自己負担:約10万円(高額療養費制度後)
- 1日5,000円の医療保険:5,000円×14日=70,000円
- 1日10,000円の医療保険:10,000円×14日=140,000円
「必要な保障」と「実際の給付額」のバランスを確認しましょう。
医療保険を薄くできる人の特徴
- 健康保険(社会保険)に加入している会社員
- 会社の福利厚生で「病気・入院給付金」が出る場合
- 緊急予備資金(100万円以上)がある場合
見直しポイント③:特約は「本当に使うか」で判断する
保険の特約(オプション)は便利に見えますが、月々の保険料を押し上げる原因になりがちです。
見直したい主な特約
| 特約 | 見直しポイント |
|---|---|
| 三大疾病特約 | 特約なしの医療保険でもカバーできることが多い |
| 介護特約 | 40代未満の若い人には早すぎる場合がある |
| 先進医療特約 | 使用確率は非常に低い(月数百円程度なら許容範囲) |
| 災害割増特約 | 傷害保険や労災保険と重複していないか確認 |
| 保険料払込免除特約 | 保険料が上がる分、メリットが出るか計算が必要 |
特約を外すだけで、月3,000〜10,000円の節約になることがあります。
保険見直しの進め方:3ステップ
Step1:現在加入している保険を全て書き出す
保険証券(書類)を全部引っ張り出して、以下を一覧にします。
| 保険名 | 保険会社 | 月額保険料 | 保障内容 | 満期・解約返戻金 |
|---|---|---|---|---|
| ○○生命保険 | △△生命 | 12,000円 | 死亡3,000万円 | 解約返戻金あり |
| ○○医療保険 | △△損保 | 4,000円 | 入院1日5,000円 | なし |
Step2:「必要な保障」と「現在の保障」を比べる
現在の保険で「過不足」がないか確認します。
よくある「過剰保険」のパターン:
- 独身になったのに、結婚当時に加入した高額死亡保険をそのまま払い続けている
- 子どもが独立したのに、子どものために加入した保険を続けている
- 仕事で傷害保険に入っているのに、個人でも同じような特約を付けている
Step3:保険会社・FPに相談して見直す
自分だけで判断が難しい場合は、複数の保険を比較してくれる「保険一括比較サービス」を活用しましょう。
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保険見直し前の注意事項
解約前に確認すること
- 解約返戻金:終身保険・養老保険などは解約時に戻るお金がある場合がある
- 加入期間:加入から間もない場合、解約返戻金がほぼゼロのことも
- 新しい保険の引受可否:健康状態によっては新規加入が難しいことがある
順番のポイント: 新しい保険に加入してから古い保険を解約する(保険空白期間を作らない)
ライフステージ別の保険見直しタイミング
| ライフステージ | 見直しのポイント |
|---|---|
| 独身(20〜30代) | 死亡保険は最小限、就業不能保険を検討 |
| 結婚直後 | 死亡保障を増やす、医療保険を夫婦で整理 |
| 子ども誕生 | 死亡保障・教育費保障を強化 |
| 子どもの独立 | 死亡保障を減らす、老後保障にシフト |
| 定年前後 | 死亡保障を最小化、医療保障を見直し |
まとめ:保険見直しチェックリスト
- □ 現在加入中の保険証券を全部出す
- □ 月々の保険料の合計を計算する
- □ 死亡保険の保障額が家族の生活費に見合っているか確認する
- □ 高額療養費制度の自己負担上限を調べる
- □ 不要な特約がないか確認する
- □ 保険一括比較サービスで見積もりを取る
保険は「あるから安心」ではなく「必要な分だけある」が正解です。払いすぎた保険料を節約して、貯蓄・投資に回すことで、将来の安心をより確実に作れます。
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