寄附金控除・政治献金・認定NPOへの寄付で節税する方法
寄附金控除の仕組みと対象となる寄付先(認定NPO・国・地方公共団体・政治献金)を解説。確定申告で控除を受ける方法をわかりやすく説明します。
✓この記事でわかること
寄附金控除の仕組みと対象となる寄付先(認定NPO・国・地方公共団体・政治献金)を解説。確定申告で控除を受ける方法をわかりやすく説明します。
この記事の目次
あわせて読みたい記事
こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。ふるさと納税は広く知られるようになりましたが、「認定NPOへの寄付でも節税できる」ことはあまり知られていません。社会に貢献しながら節税もできる、寄附金控除の仕組みを今日はわかりやすく解説します。
寄附金控除の対象となる寄付先
すべての寄付が控除の対象になるわけではありません。税法上、控除対象として認められた寄付先があります。
| 寄付先の種類 | 控除の種類 | 主な例 |
|---|---|---|
| 国・地方公共団体 | 所得控除または税額控除 | ふるさと納税、災害義援金 |
| 指定寄附金 | 所得控除 | 日本赤十字社、赤い羽根共同募金など |
| 認定NPO法人 | 所得控除または税額控除 | 特定非営利活動促進法上の認定NPO |
| 公益財団・社団法人 | 所得控除 | PST(パブリックサポートテスト)基準を満たす法人 |
| 政党・政治資金団体 | 政治活動に関する寄附金特別控除 | 政治献金(要件あり) |
所得控除と税額控除の違い
寄附金控除には「所得控除」と「税額控除」の2種類があります。計算方法が異なり、一般に高所得者は所得控除、低〜中所得者は税額控除の方が有利なことが多いです。
所得控除の計算:
- 控除対象の寄付金合計 − 2,000円 = 寄附金控除額
- 控除額 × 所得税率 = 節税額
税額控除の計算(認定NPOの場合):
- (寄付金合計 − 2,000円)× 40% = 税額から直接差し引く額
- ただし税額の25%が上限
例:10万円を認定NPOに寄付した場合(所得税率20%の人)
- 所得控除:(10万円 − 2,000円)× 20% = 1万9,600円の節税
- 税額控除:(10万円 − 2,000円)× 40% = 3万9,200円の節税
税額控除の方が2倍の節税効果があるため、選択できる場合は税額控除を選ぶのがお得です。
認定NPOへの寄付で節税する具体的な流れ
認定NPO法人(「認定」がつく法人が対象)への寄付で節税するための手順です。
- 寄付先の確認:国税庁のWebサイトで「認定NPO法人一覧」を確認
- 寄付を行い、寄付証明書をもらう:法人から郵送・電子で送られる
- 確定申告書に記載:寄附金控除の欄に記入し、証明書を添付
- 節税額が還付または所得税減額として処理される
日本では環境・子どもの貧困・防災・医療など様々な分野に認定NPOがあります。自分の関心分野に寄付することで社会貢献と節税を両立できます。
政治献金の控除
政党・政治資金団体への寄付(政治献金)も一定の要件を満たせば控除の対象になります。
政治活動に関する寄附金特別控除:
- 対象:政党、政治資金団体への献金
- 控除額:(寄付金 − 2,000円)× 30%(税額控除)
- 上限:所得税額の25%まで
注意点として、政治家個人や後援会への献金は控除対象外です。また個人事業主は「政治活動に関する寄附金」として経費にはできません(法人と異なる)。
住民税からも控除される
確定申告で寄附金控除を申告すると、住民税からも一部が控除されます。
| 寄付先 | 住民税の控除率 |
|---|---|
| 都道府県・市区町村 | 10%(ふるさと納税) |
| 認定NPO(都道府県の条例指定) | 4%(個人住民税) |
| 認定NPO(市区町村の条例指定) | 6%(個人住民税) |
| 政治献金 | 各都道府県の条例による |
住民税の控除は翌年の住民税に反映されます。
まとめ
- 寄附金控除の対象は「国・地方公共団体・認定NPO・公益法人等・政党」など
- 税額控除(40%)は所得控除よりも節税効果が大きい
- 認定NPO法人への寄付は税額控除を選べば寄付額の40%近くが節税に
- 政治献金は一定要件で30%の税額控除(税額の25%が上限)
- 確定申告に寄付証明書を添えて申告することで控除が受けられる
暮らしとお金のカフェでは、生活のあらゆる場面で役立つ情報をやさしくお届けしています。ぜひ他の記事もご覧ください。
あわせて読みたい・おすすめサービス
freee会計
副業・フリーランスの確定申告はfreeeで自動化!
- ✓青色申告65万円控除に完全対応
- ✓銀行・クレカの明細を自動取込
- ✓初心者でもかんたんガイド機能
- ✓料金プランや無料で使える範囲を公式で確認できる
料金プラン・対応機能・控除条件は公式で確認できます。
楽天カード
年会費無料カードで固定費と日用品の支払いを整理
- ✓年会費永年無料
- ✓楽天市場や楽天グループ利用時のポイント条件を確認できる
- ✓楽天証券のクレカ積立条件も確認できる
- ✓ETCカード・家族カードも発行可
入会特典・ポイント条件・発行可否は公式で確認できます。
暮らしとお金のカフェ 編集部
副業・節税・フリーランス・資産形成の実践的な情報を発信。暮らしとお金をもっとよくするために、やさしい言葉で情報をお届けします。