インデックスファンド比較2024:人気5本を徹底解説
インデックスファンド比較2024:人気5本を徹底解説について、具体的な方法・注意点・実践ステップを解説します。
✓この記事でわかること
インデックスファンド比較2024:人気5本を徹底解説について、具体的な方法・注意点・実践ステップを解説します。
この記事の目次
あわせて読みたい記事
2026年6月19日 制度改正確認済み
NISA制度:旧つみたてNISA・一般NISAの新規買付は2023年で終了し、2024年から新NISAへ移行しています。旧制度の商品は経過措置で保有できますが、新規投資の枠・非課税保有限度額は新NISAの公式情報で確認してください。 公式情報を確認
新NISA が始まって半年。「投資を始めたいけど、どのファンドを選べばいい?」という質問をよく聞きます。特にインデックスファンドは種類が多くて、正直わかりにくいですよね。
そこで今回は、初心者さんから経験者さんまで、実際に選ばれている人気インデックスファンド5本を並べて比較してみました。それぞれの特徴・コスト・向き不向きを丁寧に解説します。
インデックスファンドって何?ざっくり復習
投資の世界では、「プロが選んだ銘柄」よりも「市場全体をそのまま買う」という戦略が、長期的には勝つことが多いという研究結果が出ています。
インデックスファンドは、その考え方に基づいたファンド。日経平均やS&P500といった「市場全体の動き」を追いかけるだけです。
メリット:
- コストが圧倒的に安い
- シンプルで透明性が高い
- 手間がかからない
デメリット:
- 「大きく儲けたい!」という期待には応えられない
- 市場全体が下がれば、当然下がる
だからこそ、コスト選びが極めて重要。年0.1%の違いが、20年で大きな差になります。
人気5本、ここが違う!コスト比較表
まずは「つみたてNISA」対象の主要ファンド5本を、並べてみました。
| ファンド名 | 信託報酬(年率) | 対象指数 | 設定日 |
|---|---|---|---|
| eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 0.054%未満 | MSCI ACWI | 2017年11月 |
| 楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 0.132% | FTSE グローバル・オール・キャップ | 2017年9月 |
| SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド | 0.1102%程度 | CRSP US トータル・マーケット × 先進国 × 新興国 | 2019年9月 |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.0968%未満 | S&P 500 | 2018年7月 |
| 楽天・S&P500インデックス・ファンド | 0.0968% | S&P 500 | 2018年9月 |
※信託報酬は2026年5月時点の数字です。ファンドの方針により、今後変更される可能性があります。最新情報は各運用会社の公式サイトをご確認ください。
大事なポイント:
- 一番安いのは「eMAXIS Slim オール・カントリー」の0.054%未満
- 米国株式に絞ると「eMAXIS Slim S&P500」と「楽天・S&P500」が同じ0.0968%
- この差は小さく見えるけど、100万円を20年運用すると約2万円の差になります
全世界型 vs 米国株式型:どちらを選ぶ?
ここが迷いやすいポイント。両方の考え方を、具体的に比較してみます。
全世界型(オール・カントリー)の特徴
約50ヶ国の先進国・新興国に、自動的に分散投資されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 米国の比率 | 約60% |
| その他先進国 | 約20%(日本・欧州など) |
| 新興国 | 約20%(中国・インド・ブラジルなど) |
向いている人:
- 「世界中に投資したい」という分散志向
- 特定の国の景気変動を避けたい
- 手間なく、一本で完結させたい
米国株式型(S&P500)の特徴
米国のTOP500企業に集中投資。アップル、マイクロソフト、テスラ、エヌビディアなど、テック企業が中心です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象企業数 | 500社 |
| 時価総額比率 | 米国市場全体の約80%をカバー |
| セクター | テック・金融・ヘルスケア等が上位 |
向いている人:
- 「米国経済の成長に賭ける」という確信がある
- テック企業の長期成長を信じている
- より攻撃的なリターンを狙いたい
どちらが「正解」か?
実は、この10年間は米国株式が全世界型を大きく上回っています。ただし過去30年スパンで見ると、分散の効果は無視できません。「絶対はない」というのが、金融の現実です。
eMAXIS Slim シリーズが選ばれる理由
「eMAXIS Slim」という名前を何度も見かけるはず。それには理由があります。
コストの執念
三菱UFJ国際投信は、業界最低水準を常に目指すという方針を掲げています。他のライバルファンドが値下げすると、自分たちもすぐに下げる。この「コスト競争」の姿勢が、ユーザーにとって有利に働いています。
運用の透明性
毎月の資産推移、保有銘柄の詳細、基準価額の変動率をすべて公開。隠ぺいがなく、安心感があります。
規模が大きい
資産残高が大きいほど、ファンド内の経費率は下がります。eMAXIS Slim オール・カントリーは、つみたてNISA対象ファンドの中でも、人気の上位に来ています。
ただし注意: 「Slim」という名前なら何でもいい、という誤解はNG。「Slim 債券」など、商品によっては適さないものもあります。必ず対象指数と信託報酬を確認してください。
つみたてNISAで活用するときの実践ポイント
新NISAでは、つみたて投資枠で年120万円、成長投資枠で年240万円、合計年360万円を非課税で運用できます(生涯非課税限度額は1,800万円)。
ステップ1:枠の使い分け
つみたて投資枠(年120万円) ← インデックスファンドはここで十分
- 金融庁の厳選銘柄のみ対象
- 手数料上限あり
- 「10年以上持つ前提」という安定志向
成長投資枠(年240万円) ← テーマ型やアクティブファンドも使える
- より自由な商品選択が可能
- 個別株も対象
ステップ2:毎月いくら積み立てるか
つみたて投資枠を満額使う場合:120万円 ÷ 12ヶ月 = 月10,000円
少し余裕を持たせたい場合は月8,000〜9,000円でOK。無理のない金額を続けることが、何より大事です。
ステップ3:ボーナス月の活用
年2回(6月・12月)のボーナスで、枠を使い切るイメージ:
- 毎月:1万円 × 12ヶ月 = 12万円
- ボーナス:各月5万円 × 2回 = 10万円
- 合計:22万円(年22万円×5年で110万円)
このペースなら、心理的な無理がありません。
初心者さんが「やりがちな失敗」3つ
失敗1:複数のファンドを細かく分割買い
「分散のために5本買おう」という気持ちはわかるのですが、結局のところ、全世界型オール・カントリー1本でも十分に分散されています。むしろ複数本持つと、管理が煩雑になるうえ、手数料も増える(わずかですが)。
失敗2:基準価額が下がったので売却
「買った時より下がっている…」という理由で売ってしまう人は意外と多い。ですが、インデックスファンドは長期保有こそが武器。短期的な下げで動揺してはいけません。
過去の大規模な暴落(リーマンショック、コロナパニック)からも、市場は必ず回復しています。
失敗3:「安いから」だけで選ぶ
信託報酬が0.01%低いというだけで選ぶのは、実は本質的ではありません。大事なのは:
- 対象指数が自分の考えに合っているか
- ファンド規模は十分か(小さすぎると繰上償却リスク)
- 運用会社の信頼性
この3つのほうが、実は効きます。
我が家のポートフォリオ例
「結局、どれを選べばいい?」という方のために、一つの参考例をお示しします。
パターンA:シンプル派(全世界1本)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)100%
- つみたてNISA枠で月1万円
- 理由:最安コスト + 完全分散 + 手間ゼロ
パターンB:地域分散派(米国と全世界のバランス)
- eMAXIS Slim S&P500 → 60%
- eMAXIS Slim 全世界株式 → 40%
- つみたてNISA枠で月1万円(6,000円 + 4,000円)
- 理由:米国の成長性 + 他地域のリスク緩和
パターンC:会社員で企業型DCもある方
- iDeCo:加入要件により月12,000円〜20,000円が上限(2024年12月〜改正後)
- つみたてNISA:月1万円
- 理由:税控除が手厚いiDeCoを優先し、あいた枠をつみたてNISAで補う
iDeCoの掛金は全額所得控除できるため、年27.6万円(月2.3万円)なら年15,000円程度の税負担が軽くなります。これはファンドのコスト削減以上に効果的です。
まとめ
インデックスファンド選びで大事なのは、**「一番安いものを」ではなく「自分の投資方針に合った、必要十分な安さのものを、長く持ち続ける」**ことです。
eMAXIS Slim オール・カントリーなら、信託報酬0.054%未満という圧倒的なコストで、世界50ヶ国に自動分散してくれます。米国成長への確信があれば、S&P500でもいい。
大事なのは:
- 選んだら、触らない
- 毎月コツコツ積み立てる
- 10年以上、我慢強く待つ
新NISAの非課税枠を上手に使えば、20年後には大きな資産になっているはずです。今からでも遅くありません。ぜひ、一歩を踏み出してください。
楽天証券
新NISAを始める前に、楽天証券の条件を公式で確認
- ✓新NISA口座が無料で開設できる
- ✓楽天ポイントで投資ができる
- ✓インデックスファンドの取り扱い豊富
- ✓楽天カード連携やポイント投資の条件を確認できる
口座開設・維持費の条件、取引開始までの流れは公式で確認できます。
SBI証券
SBI証券のNISA・投信積立条件も比較して確認
- ✓NISAや投信積立の条件を確認できる
- ✓三井住友カード連携の条件を確認できる
- ✓投信積立の取り扱い本数が多い
- ✓IPO・米国株投資にも強い
口座開設・維持費の条件、取引開始までの流れは公式で確認できます。
暮らしとお金のカフェ 編集部
副業・節税・フリーランス・資産形成の実践的な情報を発信。暮らしとお金をもっとよくするために、やさしい言葉で情報をお届けします。
