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大学費用を準備する3つの方法

暮らしとお金のカフェ 編集部
編集部確認済み: 2026-06-19

子どもの大学費用を準備する3つの方法(積立投資・学資保険・奨学金)を比較解説。それぞれのメリット・デメリットと、家庭の状況に合った選び方を、シミュレーション数値とともに詳しく解説します。

この記事でわかること

子どもの大学費用を準備する3つの方法(積立投資・学資保険・奨学金)を比較解説。それぞれのメリット・デメリットと、家庭の状況に合った選び方を、シミュレーション数値とともに詳しく解説します。

税制・社会保険・金融制度・サービス料金・キャンペーン内容は変更されることがあります。 記事の内容は一般的な情報として確認し、申し込みや申告の前には公式サイト・税務署・年金事務所・専門家の最新情報もあわせて確認してください。
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この記事の目次

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大学費用を準備する3つの方法

大学費用は人生の中で住宅・老後に次ぐ大きな支出の一つです。国公立大学でも4年間で約250万円、私立理系では550万円以上かかります。

この記事では、大学費用を準備する3つの方法を比較し、家庭の状況に合った選び方を解説します。

大学費用の全体像

まず、大学にかかる費用の全体像を把握しましょう。

大学4年間の費用(入学金・授業料・生活費)

種別 授業料等(4年間) 生活費等 合計目安
国公立・自宅通学 約250万円 約100〜200万円 約350〜450万円
国公立・一人暮らし 約250万円 約250〜350万円 約500〜600万円
私立文系・自宅 約400万円 約100〜200万円 約500〜600万円
私立理系・一人暮らし 約550万円 約250〜350万円 約800〜900万円
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生活費(家賃・食費・交通費等)まで含めると、私立理系・一人暮らしでは4年間で800〜900万円になります。ここでは「授業料等の学費」の準備を中心に解説します。

方法1:積立投資(NISA)で準備する

最もおすすめの方法は、新NISAを使った積立投資です。

なぜNISAが教育費準備に向いているか

  • 運用益が非課税:利益に通常かかる20.315%の税金がゼロ
  • 長期運用でリターンが高い:子どもが0歳なら18年間の積立が可能
  • 途中で解約OK:学費が必要になったタイミングで売却できる

積立シミュレーション(大学費用250万円を準備する場合)

開始年齢 積立期間 必要月額(年利5%)
0歳 18年 約7,900円
3歳 15年 約9,700円
6歳 12年 約12,500円
10歳 8年 約19,700円

0歳から始めれば月8,000円の積立で国公立大学の学費が準備できます。

リスクの注意点

積立投資は短期間では元本割れするリスクがあります。大学入学が2〜3年以内に迫っている場合は、積立NISAより定期預金や学資保険の方が安全です。


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方法2:学資保険で準備する

学資保険は「保険」と「貯蓄」を兼ねた商品です。

学資保険のメリット・デメリット

メリット

  1. 親が死亡した場合の保障がある:親が亡くなった後も保険料の払い込みが免除され、満期保険金が支払われる
  2. 元本割れしない:積立投資と違い、保険料をきちんと払い続ければ損はしない(途中解約は除く)
  3. 強制貯蓄になる:一度加入したら毎月自動で引き落とされるので続けやすい

デメリット

  1. 返戻率が低い:最近の学資保険の返戻率は100〜106%程度(積立NISAの長期運用に比べて低い)
  2. 途中解約で元本割れ:途中で解約すると損する可能性がある
  3. インフレに対応できない:物価が上がっても受取額は変わらない

学資保険の返戻率の実態

月1万円を18年間払い続けた場合(元本216万円)

  • 返戻率100%:受取額 = 216万円(増えない)
  • 返戻率106%:受取額 = 229万円(元本より13万円増)

積立NISAで年利5%なら受取額は約327万円。差額が約100万円になります。

学資保険が向いている人

  • 親の死亡保障を確保したい方
  • 投資リスクをまったく取りたくない方
  • 強制貯蓄の仕組みが欲しい方

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方法3:奨学金・教育ローンを活用する

「大学費用をすべて準備できなかった」という場合の対処法として、奨学金や教育ローンがあります。

奨学金の種類と選び方

日本学生支援機構(JASSO)の奨学金

種類 内容 月額
給付型奨学金 返済不要 最大月7.5万円(住居・家計基準あり)
第一種(無利子貸与) 無利子で借りて返す 月2〜6.4万円(成績・家計基準)
第二種(有利子貸与) 年利最大3%で借りて返す 月2〜12万円(基準が緩め)

奨学金を借りる際の注意点

第二種奨学金を月10万円×4年間借りた場合の総借入額:480万円 これを20年で返済すると、月々約2〜3万円の返済が30代まで続きます。

「奨学金は返済義務のある借金」です。将来の収入と返済額を子どもが理解した上で選択することが重要です。

国の教育ローン(日本政策金融公庫)

特徴

  • 年利:固定2.25%(2024年現在)
  • 借入限度額:子ども1人あたり最大450万円
  • 返済期間:最長18年

銀行の教育ローン(年利3〜5%)より低金利。奨学金と組み合わせて使うことも可能です。


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3つの方法の比較まとめ

方法 期待リターン リスク 流動性 おすすめ場面
積立NISA 年3〜7% あり(元本割れ) 高い 大学まで10年以上ある
学資保険 年0〜2% ほぼなし 低い リスク嫌い・保障確保したい
奨学金・教育ローン 返済リスク 準備が足りない時の補完

現実的なベストプラクティス

「一つの方法に絞る」より「組み合わせる」が正解です。

おすすめの組み合わせ(子どもが0歳の場合)

  1. 積立NISA(月1〜2万円):メインの教育費積立
  2. 定期積立(月5,000〜1万円):大学直前(15歳以降)に元本安全な部分に移行
  3. 奨学金(給付型・無利子型):準備が足りない場合の補完

目標額の7〜8割を積立で準備し、残りは奨学金・教育ローンで補完するというスタンスが現実的です。

まとめ:大学費用準備の3原則

  1. 早く始めるほど必要な月額が少ない(0歳から始めれば月8,000円)
  2. 投資リスクを取れるなら積立NISA、取れないなら学資保険を組み合わせる
  3. 奨学金は「返済義務のある借金」と理解した上で補完的に活用する

大学費用の準備は「完璧」を目指さなくて大丈夫です。まず月1万円の積立から始めて、収入が増えたら積立額を増やす「小さく始めて大きくする」アプローチが長続きの秘訣です。


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