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投資で確定申告が必要になるケース|特定口座と一般口座の違い

暮らしとお金のカフェ 編集部
編集部確認済み: 2026-06-19(制度・法令の更新情報を反映)

投資で確定申告が必要になるケース|特定口座と一般口座の違いについて、具体的な方法・注意点・実践ステップを解説します。

この記事でわかること

投資で確定申告が必要になるケース|特定口座と一般口座の違いについて、具体的な方法・注意点・実践ステップを解説します。

税制・社会保険・金融制度・サービス料金・キャンペーン内容は変更されることがあります。 記事の内容は一般的な情報として確認し、申し込みや申告の前には公式サイト・税務署・年金事務所・専門家の最新情報もあわせて確認してください。
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この記事の目次

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# 修正後の記事本文

投資で確定申告が必要になるケース|特定口座と一般口座の違い

株式やファンドで利益が出たら、誰もが気になるのが「確定申告って必要?」という疑問ですよね。実は、どの口座で取引するかで申告義務がまるで変わってくるんです。今回は、特定口座と一般口座の違いを整理しながら、実際に申告が必要になるケースと不要になるケースを具体的に解説します。

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特定口座と一般口座の仕組み

投資をするときに開設する口座には、大きく分けて3種類あります。

特定口座(源泉徴収あり)

証券会社が自動的に税金を計算して徴収・納税まで行ってくれる口座です。もっぱら「ほったらかしプラン」向け。利益が出ても、配当が入ってきても、その都度税金が引かれるため、基本的に確定申告は不要です。

特定口座(源泉徴収なし)

証券会社が損益計算書(年間取引報告書)を作成してくれるので、自分で確定申告する必要がある口座。税理士や経理の方が活躍する場面ですね。

一般口座

証券会社の支援がなく、取引記録をすべて自分で管理する口座。確定申告も自分で計算・記録する必要があります。複数の証券会社で取引している場合は、全社の損益を合算して申告しなければなりません。


特定口座(源泉徴収あり)なら確定申告は原則不要

これが最も手間いらずな選択肢です。

特定口座(源泉徴収あり)で取引した場合、証券会社が自動的に所得税・復興特別所得税・住民税を計算して天引きしてくれます。

課税される金額と税率(2026年5月時点)

項目 内容
対象 譲渡益・配当金・分配金
税率 20.315%(所得税15% + 復興特別所得税0.315% + 住民税5%)
納税主体 証券会社が代理納税
確定申告 不要(ただし条件あり)
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つまり、月100万円の利益が出ても、証券会社が20.315万円を自動で引いて納めてくれるわけです。面倒な計算や申告手続きから完全に解放されます。

例:利益が出た場合

  • 売買譲渡益:50万円
  • 配当金:30万円
  • 合計利益:80万円

このとき、証券会社が自動で天引きする税金は: $$80万円 × 20.315% = 16万2,520円$$

あなたの手元には: $$80万円 − 16万2,520円 = 63万7,480円$$

確定申告は不要です。


特定口座でも確定申告が「必要・有利」になるケース

実は、源泉徴収ありの特定口座でも、あえて確定申告する方が得になる場面があります。

損失を出した年の損失繰越

その年に50万円の損失を出した場合、通常は「赤字だから税金を払わない」で終わります。しかし、確定申告をすることで、その損失を翌年以降3年間繰り越すことができます。

翌年に100万円の利益が出た場合:

  • 申告なし→100万円に税金がかかる
  • 申告あり→100万円 − 50万円 = 50万円の利益として計算

確定申告一度で、数年分の税金が大幅に減る可能性があります。

給与所得控除や基礎控除との組み合わせ

年間所得が低い年(育児休暇中など)に投資利益があった場合、確定申告することで還付申告になることもあります。天引きされた税金が返ってくる可能性があるということです。

医療費や寄附金がある場合

その他の所得控除(医療費控除ふるさと納税など)と組み合わせると、投資利益の課税所得を圧縮できることがあります。


一般口座での確定申告義務

一般口座で取引した場合は、確定申告が原則必須です。

証券会社は年間取引報告書さえ提供してくれないため、あなたが全取引を記録して損益を計算しなければなりません。複数の証券会社で取引している場合は、そのすべてを合算する必要があります。

確定申告時に用意する書類

  • 各証券会社の年間取引報告書(またはそれに相当する記録)
  • 約定履歴・配当金の支払通知書
  • 自作の「株式等の譲渡所得等の内訳書」(国税庁提供)

申告の手間

給与所得者であれば、e-Tax(電子申告)で自宅から申告できますが、計算が複雑で、複数年の損失繰越がある場合はさらに管理が大変です。


利益が小さい場合の確定申告

「え、でも利益が1万円とか3万円の場合でも申告しなきゃダメ?」という質問をよく聞きますね。

所得税の課税要件

給与所得者で投資利益が年間20万円以下の場合、所得税の確定申告は不要です(給与以外の所得20万円以下の特例)。

ただし注意点が2つあります:

  1. 住民税の申告は別(市役所に申告が必要になることもあり)
  2. 特定口座(源泉徴収あり)の場合は、そもそも申告不要なので問題ナシ

ポイント

  • 特定口座(源泉徴収あり)+利益20万円以下 → 申告不要・税金も天引き済み
  • 一般口座+利益20万円以下 → 所得税は申告不要だが、住民税申告の検討が必要
  • 給与以外の損失がある場合 → 申告して損失繰越を使いたい場合は申告

実際に選ぶならどの口座?

カフェでよく聞く会話:「で、結局どの口座がいいんですか?」

特定口座(源泉徴収あり)がおすすめな人

  • 確定申告を避けたい
  • 長期保有でほったらかしたい
  • 毎年着実に利益が出ている
  • 9割の人はこれでOK

特定口座(源泉徴収なし)がおすすめな人

  • 損失をしっかり繰り越したい
  • 複数年にわたって損失がある
  • 経理や簿記の知識がある

一般口座を選ぶ理由

ほぼありません。 ただし、ごく稀に「税理士指導のもと複数口座の統合管理をしたい」というプロ向けのケースくらいです。


確定申告のスケジュール(2026年5月時点)

投資を始めたら、年間スケジュール感も持っておくと安心です。

時期 やること
1月1日〜12月31日 取引・配当の発生・源泉徴収
12月中旬〜1月中旬 証券会社が「年間取引報告書」を発送
1月1日〜(還付申告は通年) 確定申告書の作成開始(還付申告は早めに)
2月16日〜3月15日 確定申告受付期間(原則)
4月〜5月 還付金入金・住民税通知

まとめ

投資で利益が出たときの「確定申告」は、口座の選択で99%決まるといっても過言ではありません。

  • 特定口座(源泉徴収あり)を選べば、ほぼ申告不要。税金は自動で引かれている
  • 損失繰越のメリットを生かしたい人だけ、あえて申告する価値がある
  • 一般口座は手間が多いので、よほどの理由がない限り避けた方が無難

投資を始めるなら、まず証券会社の「口座種別選択画面」で「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶ。これが、投資人生を楽にする第一歩です。

税率・制度は毎年改正される可能性があるため、最新情報は国税庁HP(www.nta.go.jp)や利用している証券会社の公式サイトで確認してください。

暮らしとお金のカフェ 編集部

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