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在宅勤務・テレワークの家賃・光熱費を経費にする方法

暮らしとお金のカフェ 編集部
編集部確認済み: 2026-06-19(制度・法令の更新情報を反映)

在宅勤務やテレワークで自宅を仕事に使う場合の家賃・光熱費・通信費の経費計上方法を解説。家事按分の考え方と注意点をわかりやすく説明します。

この記事でわかること

在宅勤務やテレワークで自宅を仕事に使う場合の家賃・光熱費・通信費の経費計上方法を解説。家事按分の考え方と注意点をわかりやすく説明します。

税制・社会保険・金融制度・サービス料金・キャンペーン内容は変更されることがあります。 記事の内容は一般的な情報として確認し、申し込みや申告の前には公式サイト・税務署・年金事務所・専門家の最新情報もあわせて確認してください。
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この記事の目次

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こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。テレワーク・在宅勤務が当たり前になった今、「自宅で仕事しているのに家賃や光熱費は全部自腹って、なんか損してない?」と感じている方も多いと思います。

個人事業主・フリーランスの方なら、確定申告でこれらの費用の一部を「経費」にすることができます。今日はその方法を詳しく解説します。

在宅勤務の費用を経費にする「家事按分」の考え方

自宅が住居と仕事場を兼ねている場合、支出の全額を経費にはできません。「事業に使った割合」だけを経費として計上できます。これを「家事按分(かじあんぶん)」といいます。

重要なのは「合理的な計算根拠」があることです。根拠のない按分は税務調査で否認されるリスクがあります。

費用の種類 按分の基準 計算方法の例
家賃・住宅ローン利子 面積按分 仕事部屋の面積 ÷ 自宅全体の面積
電気代・光熱費 面積×時間按分 面積割合 × 業務時間割合
インターネット費用 時間按分 業務使用時間 ÷ 総使用時間
スマートフォン 時間または使用実態 業務使用割合(30〜60%程度)
水道代 通常は按分困難 業務上の使用が少なければ経費算入難しい

家賃の按分計算:具体的な事例

例)60㎡の2LDKで、8㎡の一室を仕事部屋として使用している場合

  • 按分割合:8㎡ ÷ 60㎡ ≒ 13.3%
  • 月家賃:10万円
  • 経費になる金額:10万円 × 13.3% = 1万3,300円/月
  • 年間経費:15万9,600円

部屋が仕事「専用」かどうかが重要です。寝室を兼ねている場合は「常時使用」とはみなされにくく、リビングは業務専用スペースとは言えません。独立した仕事部屋がある方が按分を認めてもらいやすいです。

電気代・光熱費の按分

電気代は「面積按分 × 時間按分」で計算する方法が合理的とされています。

計算例:

  • 月電気代:1万5,000円
  • 面積按分:仕事部屋8㎡ ÷ 全体60㎡ ≒ 13.3%
  • 時間按分:1日8時間業務 ÷ 1日24時間 ≒ 33.3%
  • 経費算入割合:13.3% × 33.3% ≒ 4.4%
  • 月の経費:1万5,000円 × 4.4% = 660円/月

電気代の按分は計算すると意外と少額になることも。それよりも家賃・インターネット費用の按分の方が節税効果は大きい場合が多いです。

通信費・スマホ代の按分

インターネット費用は業務使用時間の割合で按分するのが一般的です。

例:月5,500円のインターネット費用で、業務使用が60%の場合

  • 経費:5,500円 × 60% = 3,300円/月
  • 年間:3万9,600円

スマートフォンは私用と業務両用なら30〜70%の範囲での按分が多いです。「業務専用スマホ」であれば100%経費にできますが、その場合はプライベートとの使い分けが明確でなければなりません。

会社員はどうなるか

フリーランス・個人事業主ではなく会社員(給与所得者)の場合、在宅勤務費用を自分で経費計上することは原則できません。

ただし、「特定支出控除」という制度があります。給与所得者でも、一定以上の職務上の支出(通勤費・資格取得費・図書費など)があれば確定申告で控除できる制度ですが、適用には厳しい条件があり、給与所得控除の1/2超の支出が必要です。実際に活用できる人はかなり限られています。

会社員の場合は、会社が在宅勤務手当として非課税で支給してくれる仕組み(月最大150円/日の非課税枠)を活用するよう会社に相談する方が現実的です。

まとめ

  • 個人事業主・フリーランスは自宅の家賃・光熱費・通信費を「家事按分」で経費にできる
  • 家賃は面積で按分、光熱費は面積×時間で按分するのが合理的
  • 「合理的な計算根拠」があることが経費認定の前提条件
  • 60㎡の自宅で8㎡の仕事部屋があれば、年間家賃15〜16万円程度の経費計上が可能
  • 会社員には「特定支出控除」があるが適用条件が厳しく、在宅手当の活用が現実的

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