全世界株インデックスで世界の成長に乗る方法
全世界株インデックスファンドは1本買うだけで世界50カ国以上・数千社に分散投資できます。オール・カントリー(通称オルカン)の仕組み・米国株との使い分け・積み立て戦略を解説します。
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全世界株インデックスファンドは1本買うだけで世界50カ国以上・数千社に分散投資できます。オール・カントリー(通称オルカン)の仕組み・米国株との使い分け・積み立て戦略を解説します。
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こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。
「投資を始めたいけれど、どの国・どの株を選べばいいかわからない」という方に最もシンプルな答えを提示してくれるのが「全世界株インデックスファンド」です。1本買うだけで、世界50カ国以上・数千社に一括分散投資できます。「オルカン」という愛称で呼ばれる「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、日本で最も購入者が多い投資信託のひとつになりました。今日は全世界株インデックスの基本と活用法をお伝えします。
全世界株インデックスとは何か
全世界株インデックスは、世界全体の株式市場の動きを表す指数に連動するよう設計されたファンドです。
主な全世界株インデックスの比較
| インデックス | 構成国数 | 銘柄数 | 代表的なファンド |
|---|---|---|---|
| MSCI ACWI | 約50カ国 | 約3000銘柄 | eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) |
| FTSE All-World | 約50カ国 | 約4000銘柄 | 楽天・VT 等 |
| CRSP US Total Market | 米国のみ | 約4000銘柄 | 全米株(米国のみ) |
「オルカン」は先進国・新興国を合わせた世界全体の株式時価総額の約85%をカバーしています。
国別の組み入れ比率(MSCI ACWI基準・2026年時点の目安)
| 国 | 比率目安 |
|---|---|
| 米国 | 約60〜65% |
| 日本 | 約5〜6% |
| 英国 | 約4〜5% |
| フランス | 約3〜4% |
| その他先進国 | 約15〜20% |
| 新興国全体 | 約10〜12% |
全世界株といえど、現在は米国株の比率が60%以上を占めています。これは世界の株式時価総額に占める米国の割合が大きいためで、米国が強い間は全世界株でも十分なリターンが期待できます。
全世界株インデックスのメリット
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 超分散 | 数千社に一括分散でき、1社の倒産が与える影響は極めて小さい |
| 自動リバランス | 経済規模に応じて自動で各国・各銘柄の比率が調整される |
| 「どの国が伸びるか」を考えなくていい | 世界全体に投資するので特定の国の動向に左右されない |
| 一本で完結 | 複数のファンドを組み合わせる必要がない |
| 低コスト | 信託報酬0.05775%(オルカン)は世界最低水準 |
「世界で最も伸びる国はどこか」「次の10年はどの市場が有望か」を予測することは、プロでも非常に難しいです。全世界株ならその予測を不要にして、「世界全体の成長」に乗ることができます。
全世界株インデックスの長期実績
| 指数 | 過去10年の年平均リターン(円ベース) |
|---|---|
| MSCI ACWI(全世界) | 約12〜15% |
| S&P500(米国) | 約14〜17% |
| TOPIX(日本) | 約8〜10% |
| MSCI 新興国 | 約5〜8% |
過去10年(2016〜2025年)のパフォーマンスでは、米国株が全世界株を上回っています。ただし、これが将来も続くかどうかは誰にもわかりません。将来を予測せず「世界全体に投資する」という考え方が全世界株インデックスの根拠です。
「全世界株」vs「S&P500(米国株)」どちらを選ぶか
投資初心者が最もよく迷う選択がこれです。
| 比較項目 | 全世界株(オルカン) | S&P500 |
|---|---|---|
| 分散範囲 | 50カ国以上・3000銘柄 | 米国のみ・500銘柄 |
| 米国の比率 | 約60〜65% | 100% |
| 長期実績(過去) | 良い | やや高い |
| 「世界の覇権が変わるリスク」 | 低い(自動対応) | 高い(米国一択) |
| おすすめ派の考え方 | 「どこが伸びるかわからないから全部買う」 | 「歴史的に米国が最強だから米国だけでいい」 |
結論として、どちらも「正解」です。選びきれない方には「オルカン」をおすすめします。なぜなら、S&P500がオルカンの約60〜65%を占めるため、オルカンを買えばS&P500の成果もある程度取り込めるからです。
全世界株の積み立てシミュレーション
| 積立額 | 期間 | 年利6%での資産 | 年利8%での資産 |
|---|---|---|---|
| 月1万円 | 30年 | 約1004万円 | 約1493万円 |
| 月3万円 | 30年 | 約3013万円 | 約4480万円 |
| 月5万円 | 30年 | 約5021万円 | 約7466万円 |
| 月5万円 | 20年 | 約2312万円 | 約2970万円 |
月3万円を30年続けると、年利6%でも約3000万円になります。老後資産として十分な金額です。
始め方の手順
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1. 証券口座を開く | SBI証券・楽天証券が使いやすい |
| 2. 新NISAつみたて投資枠を設定 | 税金を最小化するために |
| 3. 「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を選択 | または楽天・VT等でも可 |
| 4. 毎月の積立額を設定 | 月1万円でも十分なスタート |
| 5. あとは放置 | 長期投資は「買って放置」が基本 |
新NISAつみたて投資枠の上限は月10万円(年120万円)です。まずは無理のない金額で始め、収入が増えたら積立額を上げていくと長続きします。
まとめ
- 全世界株インデックス(オルカン)は1本で世界50カ国以上・約3000社に分散投資できる
- 現在は全世界株の約60〜65%が米国株で、米国株と全世界株の実績差は小さい
- 「どの国が伸びるか予測したくない」人には全世界株、「米国の成長力を信じる」人にはS&P500が向いている
- 月3万円を年利6%で30年積み立てると約3000万円になる複利の魔法が働く
- 「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は信託報酬0.05775%で世界最低水準のコスト
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