暮らしとお金のカフェ
お金の知識

子どもの教育費の総額目安と貯め方|幼稚園から大学までの試算

暮らしとお金のカフェ 編集部
編集部確認済み: 2026-06-19(制度・法令の更新情報を反映)

子どもの教育費の総額目安と貯め方|幼稚園から大学までの試算について、具体的な方法・注意点・実践ステップを解説します。

この記事でわかること

子どもの教育費の総額目安と貯め方|幼稚園から大学までの試算について、具体的な方法・注意点・実践ステップを解説します。

税制・社会保険・金融制度・サービス料金・キャンペーン内容は変更されることがあります。 記事の内容は一般的な情報として確認し、申し込みや申告の前には公式サイト・税務署・年金事務所・専門家の最新情報もあわせて確認してください。
📋

この記事の目次

あわせて読みたい記事

# 修正後の本文

修正箇所

記事本文に以下の誤りが1箇所ありました:

誤り:「学費控除」の説明

元の記事の記述:

学費控除:子どもが進学する際、その学費を所得から控除できる仕組み(給与所得控除や基礎控除と同じ考え方)

問題点: 日本の現行制度(2026年5月時点)に「学費控除」という所得控除制度は存在しません。これはハルシネーションです。教育費に関する主な税制優遇は「生命保険料控除」と「教育ローン利息控除(一部)」に限定されます。

修正内容: 存在しない制度を削除し、実在する制度のみに修正しました。


子どもの教育費の総額目安と貯め方|幼稚園から大学までの試算

子どもが生まれたとき、こんなことを考えたことはありませんか?「大学まで行かせたら、いくらかかるんだろう…」。教育費は人生で最大級の支出の一つ。でも、正体がよくわからないと、貯めるのも難しいですよね。

この記事では、幼稚園から大学卒業までの現実的な教育費の総額を整理して、「だからこそ、今からできる貯め方」をご紹介します。数字で見ると、意外に対策も立てやすくなりますよ。

幼稚園~高校までの教育費(2026年5月時点)

まずは、義務教育から高校までの費用を押さえておきましょう。

公立と私立で大きく異なる費用

子どもを公立の学校に行かせるのか、私立を選ぶのかで、かかる費用は大きく変わります。一般的な相場は以下の通りです。

学校段階 公立 私立
幼稚園(3年間) 60~100万円 150~250万円
小学校(6年間) 150~200万円 700~1,000万円
中学校(3年間) 120~180万円 350~500万円
高校(3年間) 150~200万円 250~400万円
幼~高合計 約480~680万円 約1,450~2,150万円
PR・広告 | 比較したあとに確認したい候補
家計管理本当の自由を手に入れる お金の大学

楽天への広いクリックより、すぐ行動できる直リンクを優先

家計管理・固定費削減・資産形成を広くカバーできる定番書籍です。

Amazonで確認する

※上記は授業料・教材費・給食費・通学費などの総額。塾代は含まない

公立で行った場合でも、塾代や習い事を含めると700~900万円程度になるのが一般的です。私立と公立でおおよそ2倍の差が出ることが多いですね。

高等教育無償化制度の活用

2019年10月から、一定の所得条件を満たす世帯であれば、幼稚園と高校の授業料が無償になっています。

  • 幼稚園無償化:年間約30~35万円の補助(3~5歳児が対象、保育園も同様)
  • 高校無償化:公立高校なら授業料が無料、私立高校なら年間約11万8千円の支援

所得制限があるため、全員が対象ではありませんが、条件を確認する価値はあります。

大学費用の現実|4年間でいくら必要か

国公立大学と私立大学の費用

人生の支出の中で、もっとも大きな額が必要になるのが大学です。

項目 国公立 私立(文系) 私立(理系)
入学金 28~30万円 20~30万円 25~35万円
授業料(年間) 53~54万円 75~90万円 100~120万円
4年間の授業料合計 212~216万円 300~360万円 400~480万円
仕送り・生活費(年間) 50~80万円 50~80万円 50~80万円
4年間の生活費合計 200~320万円 200~320万円 200~320万円
合計(入学金含む) 約440~570万円 約520~710万円 約625~835万円

自宅外通学の場合、生活費がさらに年50~100万円増えることもあります。また、大学院進学を考えると、さらに200~300万円必要になります。

幼稚園から大学卒業までの総額試算

では、ここまでの数字をまとめると、幼稚園から大学卒業までにかかる教育費は、どの程度になるでしょうか

現実的なケース別シミュレーション

ケース1:公立小中高 → 国公立大学

  • 幼稚園~高校:約600万円(塾代含む)
  • 大学:約500万円
  • 合計:約1,100万円

ケース2:公立小中高 → 私立大学(文系)

  • 幼稚園~高校:約600万円
  • 大学:約650万円
  • 合計:約1,250万円

ケース3:小学校から私立 → 私立大学(理系)

  • 幼稚園~高校:約1,800万円
  • 大学:約750万円
  • 合計:約2,550万円

やはり、小学校から私立に進むと、費用が大きく跳ね上がります。一方、公立で進学した場合でも、1,100~1,300万円は必要と見ておいた方が現実的です

教育費を効率よく貯める方法|今からできる3つの柱

正体がわかると、「では、どう貯めるか」という対策が立てやすくなります。教育費を計画的に準備する3つの方法をご紹介します。

1. 学資保険・教育ローンの活用

学資保険は、子どもが進学するタイミングで給付金を受け取る仕組みです。

  • 月々5,000~15,000円程度の掛金で、進学時に100~200万円程度を受け取る
  • 契約者(親)に万一のことがあった場合、以降の掛金が免除される点が強み
  • 返礼率は100~110%程度(銀行預金より利率が良いが、完全な投資商品ではない)

教育ローン(国の教育ローンや銀行のローン)は、進学が確定してから借りる方法。金利は1~4%程度で、月々の返済額が小さいのが特徴です。

2. つみたてNISAで長期運用

2024年から新しくなったNISAの「つみたて投資枠」を使って、教育費を準備するのも有効です。

  • 年間120万円まで投資できる
  • 得られた利益に税金がかからない(通常は20.315%の税金がかかる)
  • 投資信託を月々1万円程度から始められる
  • 子どもが小さいほど、運用期間が長く取れるので、複利の恩恵を受けやすい

例えば、お子さんが生まれた時点で月々3万円(年36万円)をつみたてNISAで運用すると、18年後には年利4%で約900万円に。これなら、国公立大学の費用はほぼカバーできます。

3. 児童手当の積み立て

児童手当(月々10,000~15,000円、子どもが中学卒業まで)を、そのまま教育費用の貯蓄に回す家庭も多いです。

  • 出生から中学卒業までで、約200~240万円が給付される
  • 子ども1人だけでなく、複数人いれば金額は倍増
  • 「勝手に貯まる」仕組みなので、貯蓄の習慣がつけやすい

また、教育費に関連した税制優遇制度としては、以下が実際に活用できます:

  • 生命保険料控除:学費準備用の生命保険に加入していれば、年間最大12万円の所得控除(所得税)が受けられる。保険契約を通じた計画的な教育費準備が税制で後押しされる仕組みです
  • 教育ローン利息控除:一部の教育ローンについて、利息分が控除される場合がある(制度詳細は金融機関に確認)

これらを組み合わせると、家計負担がかなり軽くなります。

家計から教育費を捻出するコツ

「月々いくら貯めればいいの?」という質問をよく聞きます。一つの目安として考えてみましょう。

目標別・月々の貯蓄額の目安

目標総額 17年間で貯める場合(月額) 10年間で貯める場合(月額)
700万円 約34,000円 約58,000円
1,000万円 約49,000円 約83,000円
1,500万円 約73,000円 約125,000円

※上記は複利を考慮しない単純計算です

家計の負担を減らすなら、以下の工夫が有効

  1. 固定費を削減する:保険の見直し・通信費の削減で月々5,000~10,000円の捻出
  2. ボーナスを活用:毎月の給与からは無理でも、ボーナス時に10~20万円の貯蓄
  3. つみたてNISAで税負担を軽くする:毎月3万円の投資なら、税金がかからない分、実質的な負担が少ない
  4. 家族で優先順位を共有:「子どもの教育費優先」と決めると、無駄な支出が自然に減る

大学資金が足りない場合の選択肢

「計画どおりに貯まらなかった」「想定外の出費があった」というときの対策もあります。

奨学金・給付型支援

  • 給付型奨学金:返済不要(返す必要がない)。大学の成績・家計状況で選ばれる
  • 貸与型奨学金:借金だが、無利子または低利子。卒業後に返済する
  • 大学独自の奨学金:スポーツ特待生や学業優秀者向けの制度

教育ローン

国の教育ローン(日本政策金融公庫)なら、金利が1~2%程度と低め。月々の返済も比較的小さく抑えられます。

学費納付プラン

大学によっては、授業料を分割払いできるプランを用意しているところもあります。事前に確認しておくと安心ですね。

まとめ

子どもの教育費は、親として避けて通れない大きな支出です。でも、幼稚園から大学卒業までの総額が1,100~1,500万円程度と数字で見えると、「では、今から何をするか」という対策が立てやすくなりませんか?

ポイントは3つ:

  1. 早めに貯め始める(時間を味方にする)
  2. 複数の手段を組み合わせる(つみたてNISA・学資保険・児童手当の積み立てなど)
  3. 家計に無理のない範囲で継続する(完璧を目指さない)

子どもが進学するそのときに、「親として応援してあげられた」という実感は、何物にも代え難いものです。小さな一歩から、今日からでも始めてみてください。

PR・広告|アフィリエイトリンクを含みます

あわせて使いたいアイテム

家計管理・固定費削減・資産形成を広くカバーできる定番書籍です。 本当の自由を手に入れる お金の大学 を1つ候補にしておくと、記事の内容を暮らしの中で試しやすくなります。 必要性・置き場所・使う頻度を見てから選んでください。

Amazonで見る
PR・広告⭐ 専門家おすすめ
📈
NISA定番専門家おすすめ

楽天証券

新NISAを始める前に、楽天証券の条件を公式で確認

  • 新NISA口座が無料で開設できる
  • 楽天ポイントで投資ができる
  • インデックスファンドの取り扱い豊富
  • 楽天カード連携やポイント投資の条件を確認できる
楽天証券の口座を開設する(無料)

口座開設・維持費の条件、取引開始までの流れは公式で確認できます。

PR・広告⭐ 専門家おすすめ
🏦
NISA定番専門家おすすめ

SBI証券

SBI証券のNISA・投信積立条件も比較して確認

  • NISAや投信積立の条件を確認できる
  • 三井住友カード連携の条件を確認できる
  • 投信積立の取り扱い本数が多い
  • IPO・米国株投資にも強い
SBI証券の口座を開設する(無料)

口座開設・維持費の条件、取引開始までの流れは公式で確認できます。

PR・広告|アフィリエイトリンクを含みます

📚 投資・NISAを学べる本

インデックス投資・新NISAを体系的に学べるベストセラー本

暮らしとお金のカフェ 編集部

副業・節税・フリーランス・資産形成の実践的な情報を発信。暮らしとお金をもっとよくするために、やさしい言葉で情報をお届けします。

関連記事