暮らしとお金のカフェ

個別株のリスク|1社に集中投資する怖さと分散の必要性

暮らしとお金のカフェ 編集部
編集部確認済み: 2026-06-19

個別株のリスク|1社に集中投資する怖さと分散の必要性について、具体的な方法・注意点・実践ステップを解説します。

この記事でわかること

個別株のリスク|1社に集中投資する怖さと分散の必要性について、具体的な方法・注意点・実践ステップを解説します。

税制・社会保険・金融制度・サービス料金・キャンペーン内容は変更されることがあります。 記事の内容は一般的な情報として確認し、申し込みや申告の前には公式サイト・税務署・年金事務所・専門家の最新情報もあわせて確認してください。
📋

この記事の目次

あわせて読みたい記事

個別株のリスク|1社に集中投資する怖さと分散の必要性

こんにちは。投資を始めたばかりの方から「あの企業の株が欲しい!」という相談をよく受けます。気持ちはよく分かります。でも、1社の株だけに資金を集中させるのは、実は想像以上に危険なんです。

今回は、個別株投資の落とし穴と、なぜ分散が必要なのかを、具体例を交えてお話しします。

1社への集中投資で何が起きるのか

リスク集中の実例

ある会社員の方が「この企業は絶対に伸びる」と判断して、300万円の全資金を1社の株に投じたとしましょう。その企業が好調な間は、株価も上がり、資産も増えるかもしれません。

しかし、その会社に以下のような出来事が起きたら?

  • 主力製品の不具合が発覚
  • 経営陣の交代や経営危機
  • 業界全体の衰退
  • 予想外の競合出現

株価は急落し、投資額の50%、60%、場合によっては80%以上失われることもあります。300万円が60万円になってしまう——そんなことが、市場では実際に起きているんです。

個別株と投資信託の違い

特性 個別株 投資信託(インデックス)
1企業の業績悪化の影響 甚大(その企業の株価が直撃) 軽微(数百社に分散)
銘柄選定に必要な知識 高い(企業分析が必須) 低い(ファンド任せ)
変動性(ボラティリティ) 非常に高い 相対的に低い
感情的な判断のリスク 大きい 小さい
PR・広告 | 比較したあとに確認したい候補
NISA定番楽天証券

NISA・投資の準備は、無料口座を比較してから始める

新NISAを始める前に、取扱商品・積立設定・ポイント連携の条件を公式で確認しておきましょう。

楽天証券を公式で確認

個別株は「集中する分、リターンが大きくなる可能性」がある一方で、「損失も大きくなる可能性」があります。

PR・広告
楽天証券で新NISA・積み立て投資をスタート

楽天証券新NISA・積み立て投資をスタート

手数料・取扱商品・ポイント投資・最低積立金額の条件は公式で確認できます。

👉 楽天証券の口座を無料で開く

なぜ投資家たちは分散を重視するのか

「1つのかごに卵を全部入れるな」の教え

これは投資の格言です。意味は至ってシンプル——複数の異なる資産に分散投資すれば、1つが失敗しても全体の損失を抑えられる、ということです。

例えば:

  • A社株だけ: 下落時に-60%
  • A社30% + B社30% + 投信40%: 下落時に-18% 程度に抑制可能

分散のメリットは、損失を限定する防守力です。

市場心理の影響

個別株を持つと、株価の毎日の上下に一喜一憂しやすくなります。

  • 2%上がった → 「やった!儲かった」
  • 3%下がった → 「やばい、売ろう」

こうした感情的な判断が、最終的に「安く売ってしまう」という失敗につながることが多いのです。一方、分散投資なら、単一銘柄ほど日々の変動に揺さぶられません。

個別株を持つなら、ポートフォリオの何%が目安?

リスク許容度に応じた配分

投資の世界では、年齢や資金量、リスク許容度によって配分が変わります。

属性 個別株 投資信託 現金・債券 考え方
20代・高リスク許容 20〜30% 50〜60% 10〜20% チャレンジできる余力あり
30〜40代・中程度 10〜20% 60〜70% 10〜20% バランス重視
50代以上・低リスク 5〜10% 60〜70% 20〜30% 安定重視

重要なポイント: 個別株は「宝くじ感覚でなく、研究・分析時間を確保できる枠」として考えましょう。

個別株で失敗しないための現実的なアプローチ

研究時間の確保が大前提

個別株投資は、仕事のように「調査時間」が必要です。

  • 企業のIR情報を読む
  • 決算報告書を確認
  • 業界ニュースを追う
  • 同業他社との比較

これに週10時間以上確保できない場合は、正直なところ個別株よりNISA(2024年〜)の投資信託活用のほうが向いています。

複数銘柄を小分けする

もし個別株を買うなら、「複数銘柄を少額ずつ」が鉄則です。

例:200万円の資金があれば

  • 1社に200万円 → リスク大
  • 10社に各20万円 → リスク軽減
  • 5社に各30万円 + 投信100万円 → さらに安心

10社を同等に持つだけで、1社の悪化が全体に与える影響は10分の1になります。

新NISAで無理なく分散投資を実現する

年360万円枠を活用すれば

2024年から始まった新NISAは、投資初心者こそ活用すべき制度です。

  • つみたて投資枠: 年120万円(月10万円相当)
  • 成長投資枠: 年240万円(月20万円相当)
  • 合計: 年360万円が非課税で運用可能

つみたて投資枠を「バランス型投信」や「インデックスファンド」に充てれば、数百〜数千社に自動分散されます。その上で成長投資枠の240万円で「気になる個別株を少額ずつ試す」——これくらいのバランスが、多くの人に向いています。

生涯非課税限度額は1,800万円

新NISAの生涯非課税限度額は1,800万円(成長投資枠は最大1,200万円まで)です。つまり、短期的な「儲け」より「長期的な資産形成」を目指すほうが、この枠を活かしきれます。

心理的な落とし穴を知る

「推奨株」に飛びつく危険性

テレビやネットで「今が狙い目!」という株情報を見かけると、つい買いたくなりますよね。でも、その情報はすでに多くの人に知られている可能性が高く、株価に反映済みかもしれません。

また、情報源自体が「出し手の利益」を優先していないか、確認が必要です。

「損切りできない病」

多くの個別株投資家が陥る罠は、含み損を抱えたまま「いつか戻る」と待ち続けることです。

  • 購入時30万円 → 現在18万円に下落
  • 「売ったら確定損」と考えて保有継続
  • さらに15万円に下落
  • 後悔

感情を排除し、「ここまで下がったら売る」という損切りルールを事前に決めておくことが大切です。

まとめ

個別株投資は魅力的ですが、1社への集中投資は非常にリスキーです。仮に成功したとしても、それは「運」の可能性が高く、再現性がありません。

投資で大切なのは「大きな利益を狙う」ことより「損失を限定し、長期的に資産を増やす」ことです。

  • 十分な調査時間と知識がないなら、投資信託を中心に
  • どうしても個別株をやるなら、ポートフォリオの10〜20%程度に限定
  • 新NISAで分散投資の土台を作った上で、その一部で個別株の学習を

焦らず、着実に。複数の柱で支えられた投資生活が、長期的には最も安定した資産形成をもたらします。

暮らしとお金のカフェ 編集部

副業・節税・フリーランス・資産形成の実践的な情報を発信。暮らしとお金をもっとよくするために、やさしい言葉で情報をお届けします。

関連記事