地震保険——火災保険とのセットが必須の理由
地震による損害は火災保険ではほぼ補償されません。地震保険の仕組み・保険金の上限・割引制度を整理し、加入を判断するための基本知識を解説します。
✓この記事でわかること
地震による損害は火災保険ではほぼ補償されません。地震保険の仕組み・保険金の上限・割引制度を整理し、加入を判断するための基本知識を解説します。
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2026年6月19日 制度改正確認済み
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地震・噴火・津波による損害は、火災保険だけではほぼ支払われません。地震保険は単体で契約できず、火災保険にセットで加入する制度になっています。
地震保険の基本ルール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 加入方法 | 火災保険とセットでのみ加入可 |
| 保険金額 | 火災保険の30〜50%の範囲内 |
| 上限 | 建物5,000万円・家財1,000万円 |
| 引受 | 国と民間損保の共同運営 |
| 保険料 | 都道府県・建物構造で全国一律設定 |
「火災保険と同額」は付けられないことに注意しましょう。
損害認定区分と保険金
| 損害区分 | 支払割合 |
|---|---|
| 全損 | 保険金の100% |
| 大半損 | 60% |
| 小半損 | 30% |
| 一部損 | 5% |
阪神・東日本両大震災では、「全壊と判定された建物」と「地震保険上の全損」は別の基準で判定されることが多く、実際の支払率は所有者の期待より低めに出ることがあります。
保険料の目安(年間・建物1,000万円・家財500万円相当)
| 都道府県(例) | 木造 | 非木造 |
|---|---|---|
| 東京・神奈川等 | 約3万円台 | 約2万円台 |
| 大阪・京都・愛知 | 約2.5万円台 | 約1.8万円台 |
| 福岡・北海道 | 約1.5万円台 | 約1.2万円台 |
| 沖縄・島根等 | 約1万円台 | 約8千円台 |
建物の構造や築年数、各種割引で大きく変わります。
割引制度を活用しよう
| 割引名 | 内容 | 割引率 |
|---|---|---|
| 建築年割引 | 1981年6月以降の建築 | 10% |
| 耐震等級割引 | 等級2で30%、等級3で50% | 最大50% |
| 耐震診断割引 | 改修済みで一定基準クリア | 10% |
| 免震建築物割引 | 免震構造の建物 | 50% |
割引はいずれか1つしか適用されない場合があるため、最も有利な割引を選びます。
地震保険料控除も忘れずに
地震保険料は所得控除の対象になります。
加入を判断するポイント
- 持ち家か賃貸か(賃貸でも家財だけ加入可能)
- 住宅ローンが残っているか(建物が大破しても返済は続く)
- 地震ハザードマップ上のリスク
- 自治体の地震被害想定
まとめ
- 地震・噴火・津波は火災保険では基本的にカバーされない
- 地震保険は火災保険とセット、保険金は30〜50%上限
- 全損・大半損・小半損・一部損で支払額が変わる
- 耐震・免震割引と地震保険料控除を活用する
- 住宅ローンが残る家庭ほど加入を強く検討
※税制は改正されることがあります。最新情報は国税庁の公式サイトでご確認ください。
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