お金の知識
ポートフォリオの年齢別株式比率の目安
暮らしとお金のカフェ 編集部
編集部確認済み: 2026-06-19
年齢に応じた株式比率の決め方を、伝統的な公式・最近の考え方・ライフイベント別の視点から解説します。
✓この記事でわかること
年齢に応じた株式比率の決め方を、伝統的な公式・最近の考え方・ライフイベント別の視点から解説します。
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この記事の目次
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こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。今日は「ポートフォリオ年齢別の株式比率の目安」について解説します。
「自分の年齢に合った株式比率」は、ポートフォリオ設計の出発点です。年齢が上がるとリスク許容期間が短くなり、慎重な配分が求められます。
伝統的な「100−年齢ルール」
古典的な目安として「100−年齢」を株式比率にする考え方があります。
| 年齢 | 株式比率 | 債券・現金比率 |
|---|---|---|
| 25歳 | 75% | 25% |
| 35歳 | 65% | 35% |
| 45歳 | 55% | 45% |
| 55歳 | 45% | 55% |
| 65歳 | 35% | 65% |
非常にシンプルで、判断に迷ったときの起点として使えます。
寿命延伸を踏まえた「110−年齢」「120−年齢」
寿命が伸びた現代では「100−年齢」だと保守的すぎるという指摘もあります。
| 年齢 | 100−年齢 | 110−年齢 | 120−年齢 |
|---|---|---|---|
| 30歳 | 70% | 80% | 90% |
| 50歳 | 50% | 60% | 70% |
| 70歳 | 30% | 40% | 50% |
退職後30年以上の運用を想定するなら、株式比率を多めにする発想も理にかなっています。
年齢以外に考慮すべき要素
年齢ルールは目安にすぎず、以下の個別事情を加味すべきです。
- 安定収入の有無(会社員など・大企業正社員等)
- 家族構成と扶養人数
- 住宅ローン残高
- 退職金や企業年金の予定
- 副業や事業収入
- 投資経験と心理的耐性
たとえば「会社員などで退職金が確実」「企業年金で月20万円見込める」場合、株式比率を高めても問題ない構造です。
ライフステージ別の配分例
ライフステージごとの一例を示します。
| ステージ | 株式 | 債券・現金 | 想定 |
|---|---|---|---|
| 独身20代 | 80% | 20% | 長期積上げ重視 |
| 結婚直後 | 70% | 30% | 子育てまで余裕 |
| 子育て期 | 60% | 40% | 教育費に備える |
| プレ退職 | 50% | 50% | リスク漸減 |
| 退職後 | 40% | 60% | 取り崩し前提 |
退職前後の「セイフティーゾーン」
退職前後の5〜10年は、最も慎重に運用すべき時期です。
- 直前で暴落すると、回復前に取り崩しが始まる「シーケンスリスク」
- 段階的に株式比率を下げ、現金・債券比率を厚くする
- 退職前年に「3年分の生活費」相当を現金化しておく
- 暴落時はその現金で生活費を賄い、株式に手をつけない
株式比率と年間ドローダウン
株式比率が高いほど、暴落時の評価額下落も大きくなります。
| 株式比率 | 想定最大下落率 | 1,000万円ポートフォリオの想定減 |
|---|---|---|
| 100% | 50%程度 | 約500万円 |
| 70% | 35%程度 | 約350万円 |
| 50% | 25%程度 | 約250万円 |
| 30% | 15%程度 | 約150万円 |
「これだけ下がっても売らない」と思える比率に調整するのが基本です。
リスク許容度チェックの質問
自分のリスク許容度を確認する質問です。
- 評価額が30%下落しても積立を続けられるか
- 暴落時にニュースを冷静に見ていられるか
- 配偶者と意見が一致しているか
- 暴落時の取り崩し計画があるか
これらに「Yes」が多いほど、株式比率を高めても耐えられる構造です。
まとめ
- 「100−年齢」は出発点として有用、寿命延伸時代は「110−」「120−」も検討
- 安定収入や退職金の有無で、適正比率は変わる
- ライフステージごとの目安を持っておくと判断が早い
- 退職前後5〜10年は段階的に株式比率を下げる
- 評価額の最大下落シナリオを事前にイメージしておく
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