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社会保険労務士(社労士)の取り方:難易度・合格率・仕事内容まとめ

暮らしとお金のカフェ 編集部
編集部確認済み: 2026-06-19(制度・法令の更新情報を反映)

社労士試験の難易度・合格率・勉強時間から試験後の仕事内容・年収まで徹底解説。人事・労務のプロとして活躍するための社労士取得ガイドを完全網羅。

この記事でわかること

社労士試験の難易度・合格率・勉強時間から試験後の仕事内容・年収まで徹底解説。人事・労務のプロとして活躍するための社労士取得ガイドを完全網羅。

税制・社会保険・金融制度・サービス料金・キャンペーン内容は変更されることがあります。 記事の内容は一般的な情報として確認し、申し込みや申告の前には公式サイト・税務署・年金事務所・専門家の最新情報もあわせて確認してください。
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この記事の目次

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# 社会保険労務士(社労士)の取り方:難易度・合格率・仕事内容まとめ

社会保険労務士(社労士)は、労働・社会保険に関する専門家として企業や個人をサポートする国家資格です。「取るのが難しい資格」として知られますが、取得後の安定性と専門性の高さから人気があります。

この記事では社労士試験の概要・合格戦略・取得後のキャリアまで詳しく解説します。


社労士の基本情報

項目 内容
正式名称 社会保険労務士
試験実施機関 全国社会保険労務士会連合会
試験日 毎年8月第4日曜日(2026年は8月23日予定)
合格率 6〜7%(例年)
標準学習時間 800〜1,000時間
受験資格 大学卒業・実務経験など(条件あり)
受験料 15,000円
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社労士試験の難易度はどのくらい?

合格率6〜7%は、難関資格の中でも特に低い部類に入ります。

主な難関資格との比較

資格 合格率 標準学習時間
社労士 6〜7% 800〜1,000時間
宅建士 15〜17% 300〜400時間
FP2級 40〜60% 150〜200時間
中小企業診断士 4〜5%(最終) 1,000〜1,500時間
行政書士 10〜15% 500〜700時間

難しい理由は主に2点:

  1. 出題範囲が非常に広い(労働基準法・雇用保険法・健康保険法・年金など10科目以上)
  2. 選択式試験で各科目「足切り」がある(1科目でも基準点を下回ると不合格)

社労士試験の出題構成

社労士試験は「選択式」と「択一式」の2形式で構成されます。

選択式(8科目・8問×5択)

科目 問題数
労働基準法・労働安全衛生法 各1問
労働者災害補償保険法 1問
雇用保険法 1問
労務管理その他(労一) 1問
社会保険に関する一般常識(社一) 1問
健康保険法 1問
厚生年金保険法 1問
国民年金 1問

択一式(7科目・70問)

科目 問題数
労働基準法・労働安全衛生法 10問
労働者災害補償保険法 10問
雇用保険法 10問
労務管理・その他 10問
健康保険法 10問
厚生年金保険法 10問
国民年金法 10問

合格基準の目安:選択式は各科目3点以上(8点満点)、択一式は総点45点以上(70点満点)かつ各科目4点以上。


効率的な学習戦略(800〜1,000時間の使い方)

フェーズ1:インプット期(最初の200〜300時間)

全10科目のテキストを一通り読み込みます。理解できなくても構いません。まず「全体像をつかむ」ことが目的です。

優先的に押さえる科目

  1. 労働基準法(すべての基礎)
  2. 健康保険法(出題数・難易度ともに高め)
  3. 厚生年金・国民年金(年金の仕組みを理解)
  4. 雇用保険法(実務でも使いやすい)

フェーズ2:過去問演習期(300〜500時間)

過去問を科目ごとに解いていきます。最低でも5年分を2〜3周することが必要です。

過去問活用のコツ

  • 間違えた問題には必ずチェックをつける
  • 「なぜ間違えたか」を毎回テキストで確認する
  • 正解した問題も「なぜ正解か」を説明できるようにする

フェーズ3:弱点補強・模擬試験期(残り300〜400時間)

過去問で明らかになった弱点科目を集中的に補強し、模擬試験で本番感覚を身につけます。

特に選択式は「足切り」が怖いため、全科目で3点以上が取れる状態を目指して弱点をなくします。

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社労士の仕事内容

社労士が行える業務は大きく3種類あります。

1号業務(独占業務):書類作成・提出代行

社労士にしかできない独占業務です。

  • 労働保険・社会保険の手続き書類の作成・提出
  • 就業規則の作成・変更
  • 各種申請書・届出書の作成代行

2号業務(独占業務):帳簿書類の作成

  • 労働者名簿・賃金台帳・出勤簿の作成
  • 雇用契約書・労使協定書の作成

3号業務(非独占業務):相談・コンサルティング

  • 人事・労務に関する相談・指導
  • 給与制度・評価制度の設計
  • 助成金申請のコンサルティング
  • 働き方改革・ハラスメント対策の支援

社労士の年収・収入の実態

勤務形態 年収の目安
社労士事務所勤務(有資格者) 300〜600万円
企業内社労士(人事部門) 400〜700万円
独立開業(軌道に乗るまで) 200〜400万円
独立開業(顧問先10社以上) 500〜1,000万円以上

独立開業の場合、顧問先の獲得数が収入に直結します。顧問料の相場は中小企業で月2〜5万円程度です。


社労士取得後のキャリアパス

パターン1:社労士事務所での勤務

求人数が多く、未経験でも入所できる事務所もあります。実務経験を積みながら独立の準備をする人が多いです。

パターン2:企業内社労士(インハウス)

大企業の人事・労務部門に社労士として勤務するパターンです。安定した給与と専門家としての地位が両立できます。

パターン3:独立開業

開業社労士として個人や企業の顧問を務めます。初期は顧問先を増やすのが課題ですが、軌道に乗ると高収入も可能です。


勉強のスケジュール例(18ヶ月プラン)

期間 取り組み内容
1〜6ヶ月 テキスト通読(全科目)
7〜12ヶ月 過去問演習1〜2周
13〜15ヶ月 過去問3周・弱点補強
16〜17ヶ月 模擬試験・総仕上げ
18ヶ月目 本番試験

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まとめ:社労士は「人事・労務のプロ」への確実な道

社労士は取るまでが大変ですが、取得後は安定した需要と専門性を持ち続けられる資格です。

社労士が向いている人

  • 人事・労務・給与計算に関わる仕事をしている
  • 会社の働き方改革・ハラスメント対策に関わりたい
  • 独立・開業を将来的に考えている
  • 助成金・補助金に詳しくなりたい
  • 800〜1,000時間の学習時間を確保できる

長期戦になりますが、「人のキャリアと生活を守る」仕事ができる社労士は、AIが進化しても需要がなくならない専門職の一つです。

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