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賃貸と持ち家、年代別に得なのはどっち?20代30代40代50代で比較

暮らしとお金のカフェ 編集部

賃貸と持ち家、年代別に得なのはどっち?20代30代40代50代で比較について、具体的な方法・注意点・実践ステップを解説します。

この記事でわかること

賃貸と持ち家、年代別に得なのはどっち?20代30代40代50代で比較について、具体的な方法・注意点・実践ステップを解説します。

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賃貸と持ち家、年代別に得なのはどっち?20代〜50代で徹底比較

「家を買うべきか、借り続けるべきか」——住まいについて一度は真剣に悩んだことがある方、多いんじゃないでしょうか。

実はこの問い、「正解はひとつじゃない」 んです。年齢やライフステージ、収入の安定度によって、賢い選択はガラッと変わります。今日はコーヒーを片手に、20代・30代・40代・50代それぞれの視点から、住居費の損得をじっくり考えてみましょう。


そもそも賃貸vs持ち家、何を比べればいい?

「持ち家のほうが最終的には得」「いや、賃貸のほうが自由で得」——ネット上でも議論が絶えませんよね。でもこの議論、比べる軸がバラバラなことが多いんです。

住まいを比較するときに見るべきポイントは、大きく3つあります。

  1. 総住居費(生涯でいくら払うか)
  2. 流動性(ライフスタイルの変化に対応できるか)
  3. 資産性(将来的にお金に変えられるか)

この3軸を踏まえながら、年代別に見ていきましょう。


【20代】まだ買わなくていい!賃貸で"人生の土台"を固める時期

20代は、正直なところ持ち家より賃貸が有利な場面が多い時期です。

なぜ20代に家を買うのはリスクが高いのか

20代は転職・結婚・引越しなど、ライフスタイルが大きく変わりやすい時期。たとえば——

  • 今の会社に一生いるかどうか、まだわからない
  • 将来のパートナーとの生活スタイルが未確定
  • 子どもの有無・人数によって必要な間取りが全然変わる

ここで家を買ってしまうと、「転勤になったけど家が売れない」「結婚したら手狭になった」といった問題が起きやすくなります。

20代の住居費の目安

項目 賃貸の場合 持ち家(購入)の場合
月々の支払い 6〜9万円(都市部) 7〜10万円(ローン+管理費)
初期費用 20〜40万円(敷金礼金等) 300〜500万円(頭金+諸費用)
固定資産税 なし 年10〜15万円
引越しの自由度 高い 低い
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20代のうちは、浮いた初期費用を投資や貯蓄に回すほうが、長い目で見て資産形成に有利なケースが多いです。将来の頭金を積み立てながら、賃貸でフットワーク軽く動ける状態を保っておきましょう。


【30代】購入を検討するベストタイミング。でも慌てなくてOK

30代は、持ち家を検討し始めるにはちょうどいい時期です。ただし、「なんとなく焦って買う」のは禁物

30代で購入が向いている人の条件

以下が揃ってきたら、購入を検討する価値が出てきます。

  • ✅ 年収が安定してきた(目安:世帯年収600万円以上)
  • ✅ 家族構成がある程度固まってきた
  • ✅ 住みたいエリアが絞れている
  • ✅ 頭金として物件価格の10〜20%を用意できる

30代で購入する最大のメリット:ローン期間の長さ

35歳でローンを組むと、35年ローンなら完済は70歳。定年前後に完済できるスケジュールで組みやすいのが30代購入の強みです。

一方、賃貸を続ける選択もアリです。特に「今の勤め先が転勤の可能性がある」「副業や独立を考えている」という方は、30代でも賃貸のままのほうが動きやすいケースがあります。

💡 30代のポイント:「買えるかどうか」ではなく「今買うべきか」を判断軸にしよう。


【40代】持ち家・賃貸それぞれの"明暗"が分かれる時期

40代になると、住まいの選択による差が具体的な数字として見えてきます。

40代・持ち家組のリアル

30代で購入した方は、ローン残高と資産価値のバランスを確認する時期です。

  • 良いケース:繰上返済が進み、住居費の負担が軽くなっている
  • 注意ケース:変動金利で組んでいた場合、金利上昇の影響を受けている可能性も

また、リフォーム費用が視野に入ってくる時期でもあります。築15〜20年が経過すると、給湯器・外壁・屋根などのメンテナンスが必要になってきます。戸建ての場合、修繕費用の目安は10〜15年で100〜200万円ほど見ておくと安心です。

40代・賃貸組のリアル

賃貸のまま40代を迎えた方の中には、「いつかは買おうと思っていたけど…」と感じている方もいるかもしれません。

状況 賃貸継続のメリット 持ち家購入のメリット
子どもが独立前 広めの賃貸で対応可 家族向けの間取りを確保できる
子どもが独立後 縮小移転が容易 資産として残る
転勤・転職リスク 身軽に動ける ローン返済が負担になる可能性

40代での新規購入は、ローン完済が65〜70歳を超えないように設計することが重要です。無理のない返済計画を優先してください。


【50代】老後を見据えた「住まいの最終設計」を考える

50代は、住まいについて老後の視点から逆算して考え始める時期です。

50代の持ち家組:「完済」と「ダウンサイジング」

50代で住宅ローンが残っている方は、定年後の返済計画を今のうちに整理しておきましょう。

  • 退職金でローンを完済するプランは現実的か
  • 子どもが独立しているなら、売却して小さな家に住み替えるという選択肢も

「大きすぎる家」は、維持費・光熱費・固定資産税のコストがかさみます。思い切ってコンパクトな住まいに移ることで、月々の生活費を5〜8万円削減できるケースも珍しくありません。

50代の賃貸組:「老後の賃貸問題」に備える

賃貸で老後を迎えることへの最大の不安は、**「高齢になると借りにくくなる」**という問題です。

実際、70代以上になると家主から入居を断られるケースが増えてきます。対策としては——

  1. UR賃貸(都市再生機構):礼金・仲介手数料なし、高齢者でも入居しやすい
  2. サービス付き高齢者向け住宅(サ高住):介護が必要になったときにも対応
  3. 早めの住み替え:60代のうちに、長く住める物件を確保しておく

50代のうちに「70代・80代の自分がどこに住むか」を具体的にイメージしておくことが大切です。


生涯住居費で比較するとどうなる?シミュレーションで確認

具体的に、生涯住居費を比較してみましょう。

条件設定

  • 35歳で3,500万円の物件を購入 or 賃貸継続(月8万円)
  • ローン:35年・金利1.5%(全期間固定)
  • 物件は70歳時点で売却(残存価値:土地代として1,000万円と仮定)
項目 持ち家の場合 賃貸の場合
月々の支払い(ローン) 約10.7万円 8万円
35年間の総支払い 約4,490万円 約3,360万円
固定資産税(35年) 約420万円 0円
修繕・リフォーム費用 約300万円 0円
売却時の回収 ▲1,000万円
実質総住居費 約4,210万円 約3,360万円

※あくまで試算です。金利・物件価値・家賃の変動により大きく異なります。

この試算だけ見ると「賃貸のほうが安い」ように見えますが、持ち家には「家賃を払わなくていい老後」という価値があります。70歳以降、毎月8万円の家賃が不要になることは、老後の生活設計において大きな安心につながります。


まとめ

「賃貸vs持ち家」に絶対の正解はありませんが、年代別の傾向はこんなふうに整理できます。

年代 おすすめの選択 理由
20代 賃貸 ライフスタイルが変わりやすく、身軽さが武器
30代 条件が揃えば購入検討 ローン期間・家族構成が安定してくる
40代 どちらも可。慎重な資金計画が必須 完済年齢・リフォーム費用を要チェック
50代 老後の住まいを逆算して設計 「終の棲家」として長期視点で考える

大事なのは、「今の自分のライフスタイルと将来の見通しに合った選択をすること」。焦って買う必要も、ずっと賃貸にこだわる必要もありません。

ぜひ今日のコーヒータイムに、「5年後・10年後の自分はどこで、どんな暮らしをしているか」を少しだけ想像してみてください。その小さなイメージが、住まいの賢い選択への第一歩になりますよ。

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