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PER・PBR・ROE 株式指標の最低限の読み方

暮らしとお金のカフェ 編集部
編集部確認済み: 2026-06-19

個別株を選ぶときに最低限知っておきたい3つの指標PER・PBR・ROEの基本的な読み方を初心者向けに解説します。

✓この記事でわかること

個別株を選ぶときに最低限知っておきたい3つの指標PER・PBR・ROEの基本的な読み方を初心者向けに解説します。

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この記事の目次

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こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。今日は「PER・PBR・ROE 株式指標の最低限の読み方」について解説します。

個別株を見るときに必ず登場する3つの指標、PER・PBR・ROE。それぞれの意味と読み方を押さえると、銘柄選びの土台が固まります。

PER(株価収益率)の基本

PERは「1株あたり利益の何倍まで株価が買われているか」を示す指標です。

  • 計算式:株価 ÷ 1株あたり当期純利益(EPS)
  • 高いほど成長期待大、割高の可能性あり
  • 低いほど割安または成長期待小
  • 業種により水準は大きく異なる
業種カテゴリ PER水準目安
成熟業種(鉄鋼・金融) 6〜12倍
標準業種(小売・建設) 12〜18倍
成長業種(IT・バイオ) 20倍以上

PBR(株価純資産倍率)の基本

PBRは「1株あたり純資産の何倍まで株価が買われているか」を示します。

  • 計算式:株価 ÷ 1株あたり純資産(BPS)
  • 1倍未満は「解散価値以下」とされる
  • 1倍前後は割安水準と評価される
  • 業種により水準は大きく異なる

PBR1倍割れは、近年「株主からの圧力」によって改善が求められている水準です。

ROE(自己資本利益率)の基本

ROEは「自己資本を使ってどれだけ利益を上げたか」を示します。

  • 計算式:当期純利益 ÷ 自己資本
  • 8%以上が一つの目安
  • 10%超は資本効率の良い企業とされる
  • 借入比率が高いと数値が膨らむ点に注意
ROE水準 評価
5%未満 資本効率が低い
5〜10% 平均的
10〜15% 良好
15%以上 優秀(持続性を要確認)

3指標の関係性

PER・PBR・ROEは互いに関連しています。

  • PBR ≒ PER × ROE
  • ROEが高いほど、PBRも高くなる傾向
  • ROEが高くPBRが低い銘柄は割安候補
  • ROEが低くPBRが低い銘柄は「割安の罠」の可能性

「ROEが高い × PBRが低い」が、割安成長株を探す出発点になります。

業界比較の重要性

絶対値ではなく、同業種の中での相対比較が大切です。

比較例 A社 B社 業界平均
PER 12 8 14
PBR 1.5 0.8 1.3
ROE 12% 10% 9%

業界平均と照らし合わせて、A社は妥当水準、B社は割安候補と判断するイメージです。

指標を見る際の注意点

  • 1年だけの数字でなく、3〜5年のトレンドを見る
  • 一時的な特別利益で歪んでいないか確認
  • 業種によって適正水準が大きく異なる
  • 「指標が良い=買い」とは限らない
  • 株価がすでに織り込んでいないか考える

指標を補完する視点

PER・PBR・ROEだけでは不十分です。以下も確認しましょう。

  • 売上・利益の成長性
  • フリーキャッシュフロー
  • 自己資本比率(30%以上が一つの目安)
  • 借入金の水準
  • 配当性向の安定性
  • 競争優位性(特許・ブランド・規制)

初心者がやりがちな誤り

  • PERだけで「割安」と判断
  • 短期の値動きを指標で説明しようとする
  • 業種特性を無視して数字を比較
  • 高ROE企業に集中投資
  • 過去の指標を未来に直接外挿する

まとめ

  • PER:株価が利益の何倍か
  • PBR:株価が純資産の何倍か
  • ROE:自己資本でどれだけ利益を生んだか
  • 3指標は連動しており、業界平均との比較が必須
  • 指標だけでなく、成長性・財務・競争優位性も合わせて評価する

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