介護にかかるお金:在宅・施設介護の月額費用と公的支援制度
介護にかかる費用の実態を解説。在宅介護と施設介護の月額費用、介護保険の自己負担割合、高額介護サービス費・高額医療合算制度など費用を抑える公的制度を詳しく紹介します。
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介護にかかる費用の実態を解説。在宅介護と施設介護の月額費用、介護保険の自己負担割合、高額介護サービス費・高額医療合算制度など費用を抑える公的制度を詳しく紹介します。
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2026年6月19日 制度改正確認済み
年金・医療・介護制度:年金額、在職老齢年金の基準額、高額療養費、介護保険料・自己負担は年度や所得区分で変わります。本文の金額は記載年の目安として読み、実際の受給・負担額は日本年金機構、厚生労働省、加入先へ確認してください。 公式情報を確認
通信サービス料金:携帯電話・SIM・光回線の料金、割引、キャンペーンは変更されます。本文中の月額は比較時点の目安として読み、申込み前にデータ量、通話、解約、工事費、提供エリアなどの最新条件を公式ページで確認してください。 公式情報を確認
「親の介護が必要になったら、どのくらいお金がかかるのだろう」と不安に感じている方は多くいます。生命保険文化センターの調査によると、介護にかかる費用は平均して月額約8万円、期間は平均5年1ヶ月というデータがあります。しかし、状態・選択する介護のスタイルによって費用は大きく異なります。
この記事では、在宅介護と施設介護の費用の実態と、公的制度を活用して費用を抑える方法を解説します。
介護保険の自己負担割合
65歳以上が要介護・要支援認定を受けると、介護保険サービスを利用できます。自己負担は原則1割ですが、所得に応じて2割・3割になります。
| 所得区分 | 自己負担割合 |
|---|---|
| 一般(現役並み所得以外) | 1割 |
| 一定以上の所得 | 2割 |
| 現役並み所得 | 3割 |
40〜64歳は「特定疾病」(がん・脳卒中・パーキンソン病等)が原因の場合のみ対象となります。
在宅介護の月額費用
在宅介護とは、自宅に住みながらデイサービス・訪問介護などの介護サービスを利用する形態です。
在宅介護のサービスと費用(要介護3の場合・1割負担)
| サービス | 利用頻度 | 月額目安(自己負担) |
|---|---|---|
| 訪問介護(週3回) | 週3回 | 5,000〜10,000円 |
| デイサービス(週3回) | 週3回 | 12,000〜18,000円 |
| 訪問看護(週1回) | 週1回 | 3,000〜6,000円 |
| 福祉用具レンタル(車椅子等) | 月額 | 2,000〜5,000円 |
| 合計 | 約20,000〜40,000円 |
これに加えて、日常生活費・食費・光熱費などが別途かかります。要介護度が上がるほど利用サービスが増え、費用も上がります。
施設介護の月額費用
施設に入居して介護を受ける場合、施設の種類によって費用が大きく異なります。
| 施設の種類 | 月額費用の目安 |
|---|---|
| 特別養護老人ホーム(特養) | 5〜15万円程度 |
| 介護老人保健施設(老健) | 8〜20万円程度 |
| グループホーム | 15〜30万円程度 |
| 有料老人ホーム(介護付き) | 15〜40万円以上 |
| サービス付き高齢者向け住宅(サ高住) | 15〜35万円程度 |
特養は公的施設で費用が低めですが、要介護3以上が入居条件で、入居待ちが長い場合があります。
費用を抑える公的制度
高額介護サービス費
1ヶ月に支払った介護保険の自己負担額が一定額を超えた場合、超過分が払い戻される制度です。
上限額の目安(2021年8月以降):
| 所得区分 | 月額上限(世帯合算) |
|---|---|
| 住民税非課税(低所得) | 15,000〜24,600円 |
| 住民税課税(一般) | 44,400円 |
| 現役並み所得 | 44,400〜140,100円 |
申請は市区町村の介護保険担当窓口へ。初回は申請が必要ですが、2回目以降は自動的に通知・払い戻しされる自治体が多いです。
高額医療合算介護サービス費
医療保険と介護保険の自己負担額の年間合計が、一定の上限額を超えた場合に超過分が払い戻される制度です。医療費と介護費の両方が高額になっているケースで特に有効です。
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特養の低所得者向け補足給付(補足給付)
特別養護老人ホームや介護老人保健施設に入所している低所得者向けに、食費・居住費の自己負担を軽減する「特定入所者介護サービス費(補足給付)」があります。
市区町村民税非課税世帯を主な対象とする制度で、施設の月額費用を数万円単位で軽減できる場合があります。
親の介護費用の準備
介護が必要になる前から費用を準備しておくことが重要です。
介護費用のシミュレーション
- 平均介護期間:5年1ヶ月(生命保険文化センター調査)
- 月額平均費用(自己負担):約8万円
- 合計:約8万円 × 61ヶ月 = 約488万円
加えて、住宅リフォーム(手すり設置・段差解消等)の初期費用が数十〜数百万円かかる場合もあります。
準備の方法
- 貯蓄:介護に備えた専用貯蓄を作る
- 民間介護保険:一定の要介護状態になると保険金が受け取れる
- 親自身の資産確認:親の預貯金・不動産など介護費用に充てられる資産を家族で把握しておく
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まとめ:介護費用は「制度を知ること」で大きく変わる
介護にかかる費用を抑えるためのポイントをまとめます。
- 介護保険の自己負担は原則1割(所得によって2割・3割)
- 在宅介護の月額自己負担は2〜4万円程度が目安
- 特養は費用が低めだが入居待ちが長い場合がある
- 高額介護サービス費・高額医療合算制度で超過分は払い戻される
- 介護費用の準備は早めに(目安:500万円以上を確保しておく)
介護が必要になった際は、市区町村の地域包括支援センターに相談するのが最初のステップです。ケアマネジャーのサポートのもと、公的制度を最大限に活用した介護計画を立てましょう。
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