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iDeCo掛金上限が引き上げに!2024年12月改正で何が変わったか

暮らしとお金のカフェ 編集部
編集部確認済み: 2026-06-19

iDeCo掛金上限が引き上げに!2024年12月改正で何が変わったかについて、具体的な方法・注意点・実践ステップを解説します。

この記事でわかること

iDeCo掛金上限が引き上げに!2024年12月改正で何が変わったかについて、具体的な方法・注意点・実践ステップを解説します。

税制・社会保険・金融制度・サービス料金・キャンペーン内容は変更されることがあります。 記事の内容は一般的な情報として確認し、申し込みや申告の前には公式サイト・税務署・年金事務所・専門家の最新情報もあわせて確認してください。
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この記事の目次

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iDeCo掛金上限が引き上げに!2024年12月改正で何が変わったか

「iDeCoって昔から使ってるけど、掛金の上限が変わったって聞いた気がする…」

そう思いながらも、なんとなく確認できていない方は多いのではないでしょうか。2024年12月に行われたiDeCoの制度改正は、特に会社員・会社員などにとって嬉しい変化がありました。今日は改正の中身と、節税効果の具体的な金額まで丁寧に解説します。


2024年12月改正のポイントをざっくり整理

まず一言でまとめると、**「企業年金に加入している会社員や会社員などの掛金上限が、条件に応じて最大2万円まで引き上げられた」**改正です。

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、自分で掛金を出して老後資金を積み立てる制度。掛金は全額が所得控除になるため、節税効果が高い点が最大の魅力です。しかし、これまでは加入している企業年金の種類によって上限が細かく分かれており、特に会社員などは月1.2万円と非常に低い水準に留まっていました。


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改正前後の掛金上限を職種別に比較

月額掛金上限の変化

職種・加入状況 改正前(〜2024年11月) 改正後(2024年12月〜)
自営業・フリーランス(国民年金第1号) 68,000円 68,000円(変わらず)
会社員(企業年金なし) 23,000円 23,000円(変わらず)
会社員(企業型DCのみ加入) 20,000円 20,000円(変わらず)※
会社員(確定給付企業年金のみ) 12,000円 12,000円→最大20,000円
会社員(DBとDC両方加入) 12,000円 12,000円→最大20,000円
会社員など(共済年金加入) 12,000円 20,000円
専業主婦・夫(第3号被保険者) 23,000円 23,000円(変わらず)
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※企業型DCとiDeCoを併用している場合は、企業型DCへの事業主掛金との合計が上限を超えないよう調整が必要。

特に大きく変わったのが会社員などです。共済年金が「2階建て」になっているため、これまで12,000円の壁に阻まれていましたが、改正によって月20,000円(年24万円)まで積み立てられるようになりました。

年間積立可能額の変化

職種 改正前(年間) 改正後(年間) 増加額
会社員など 144,000円 240,000円 +96,000円
確定給付企業年金加入の会社員 144,000円 最大240,000円 最大+96,000円
企業年金なしの会社員 276,000円 276,000円 変わらず
自営業 816,000円 816,000円 変わらず

節税効果はいくら増えるか?年収別シミュレーション

iDeCoの節税効果は「掛金×(所得税率+住民税率10%)」で概算できます。

会社員など・月1.2万円→月2万円への引き上げで増える節税額

(増加分:月8,000円=年96,000円)

年収 所得税率(目安) 年間節税額の増加(概算)
400万円 10% 約19,200円/年
500万円 20% 約28,800円/年
600万円 20% 約28,800円/年
700万円 23% 約31,680円/年
800万円 23% 約31,680円/年

※住民税率10%と合算。復興特別所得税は簡略化して省略。

年収600万円の会社員などなら、月8,000円の掛金増加によって年間約2.9万円分の節税が追加で得られる計算です。20年続ければ累計58万円超の節税効果になります。


改正への対応方法:今すぐやるべきこと

「上限が増えたのは分かった。でも何をすればいい?」という方向けに、手順を整理します。

手順1:現在の掛金設定を確認する

iDeCoを運営している金融機関(銀行・証券会社・生命保険会社など)のマイページにログインして、現在の月額掛金を確認してください。改正によって自動的に上限まで増えるわけではなく、自分で変更手続きをする必要があります

手順2:変更手続きをする

掛金の変更は、運営管理機関(iDeCoを申し込んだ金融機関)に「加入者掛金額変更届」を提出します。多くの機関でオンラインから手続きできます。

手順3:引き落とし日・反映タイミングに注意

変更手続きをしてから実際に新しい掛金で引き落とされるまで、1〜2ヶ月程度のラグがあります。早めに手続きするのがおすすめです。


iDeCoの節税効果を最大化する3つのポイント

せっかくiDeCoを使うなら、節税効果をしっかり享受したいですよね。

ポイント1:掛金は上限いっぱいに設定する

所得控除は「掛金が多いほど節税額が増える」仕組みなので、生活を圧迫しない範囲で上限に近い設定が有利です。

ポイント2:年末調整確定申告で忘れずに控除申請する

iDeCoの掛金は「小規模企業共済等掛金控除」として申告します。会社員は年末調整で、自営業者は確定申告で申請します。国民年金基金連合会から届く「小規模企業共済等掛金払込証明書」を保管しておきましょう。

ポイント3:出口(受け取り方)も事前に考える

iDeCoは60歳以降に受け取れる老後資金ですが、受け取り方によって税制が変わります。

受け取り方 適用税制 控除
一時金(一括) 退職所得 退職所得控除(大きい)
年金(分割) 雑所得 公的年金等控除
一時金+年金(組み合わせ) 両方が適用 要試算

退職所得控除は「勤続年数20年以下:40万円×年数、20年超:800万円+70万円×(年数−20)」という計算。40年間iDeCoに加入していれば、控除額は最大2,200万円になります。積み立てる期間が長いほど出口の節税も有利になる仕組みです。


新NISAとiDeCo、どちらを優先すべきか

「NISAもiDeCoも両方やったほうがいい?」という疑問も多いです。

比較項目 新NISA iDeCo
入金時の節税 なし あり(所得控除)
運用中の非課税 あり あり
出口の税制 非課税 退職所得控除・年金控除
お金の引き出し いつでも可能 原則60歳まで不可
向いている人 流動性を確保したい 確実に老後資金を積みたい

一般的には「まずiDeCoで節税効果を取り、次にNISAで運用自由度を活かす」という順番がよく言われます。ただし、iDeCoは60歳まで引き出せないので、生活防衛資金の確保が前提です。


まとめ

2024年12月のiDeCo改正をまとめます。

  • 会社員などの掛金上限が月1.2万円→2万円に引き上げ(年24万円まで積立可能)
  • 確定給付企業年金加入の会社員も条件次第で上限拡大
  • 年収600万円の会社員などなら、増加分だけで年間約2.9万円の追加節税が可能
  • 変更手続きは自分でしないと反映されない。早めの対応がおすすめ
  • 出口の退職所得控除(最大2,200万円)を見越した長期積立が最強

「老後のお金の不安」をiDeCoで着実に減らしながら、節税もしっかり取る。そのために今の設定を一度見直すのが、今日の宿題です。

※本記事の税額は概算です。実際の節税額は所得・控除状況によって異なります。詳細は税理士や社会保険労務士などの専門家にご相談ください。

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