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住宅ローンの種類を比較:固定・変動・フラット35の選び方

暮らしとお金のカフェ 編集部
編集部確認済み: 2026-06-19

住宅ローンの固定金利・変動金利・フラット35の違いをわかりやすく解説。金利タイプ別の総返済額シミュレーションと、自分に合った選び方のポイントを紹介します。

この記事でわかること

住宅ローンの固定金利・変動金利・フラット35の違いをわかりやすく解説。金利タイプ別の総返済額シミュレーションと、自分に合った選び方のポイントを紹介します。

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この記事の目次

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住宅ローンの種類を比較:固定・変動・フラット35の選び方

住宅ローンを組むとき、多くの人が最初に悩むのが「金利タイプをどう選ぶか」という問題です。固定金利・変動金利・フラット35の3種類があり、それぞれに異なる特徴があります。選択を間違えると、数十年にわたって余計な利息を払い続けることになります。この記事では、各タイプの仕組みと選び方を徹底解説します。

変動金利型の仕組みとメリット・デメリット

変動金利型は、市場の短期金利(主に日銀の政策金利)に連動して、定期的に金利が見直されるタイプです。多くの場合、半年ごとに金利が見直されますが、返済額の変更は5年ごとになるケースが一般的です。

メリット

  • 金利水準が低い時期は返済額を抑えられる
  • 2026年時点で0.4〜0.7%程度と、固定型より大幅に低い
  • 金利が下がれば自動的に恩恵を受けられる

デメリット

  • 将来の金利上昇リスクを自分で負う
  • 返済計画が立てにくい
  • 125%ルールにより、金利急騰時に未払い利息が発生する可能性がある

変動金利が向いているのは、繰り上げ返済を積極的に行う予定がある人や、返済期間が短い人、金利動向を定期的にチェックできる人です。

固定金利型の仕組みとメリット・デメリット

固定金利型は、借入時の金利が返済終了まで変わらないタイプです。一般的に「全期間固定」と「当初固定(3年・5年・10年固定)」に分かれます。

全期間固定のメリット

  • 返済額が一切変わらず、家計計画が立てやすい
  • 金利上昇リスクをゼロにできる
  • 長期的な安心感がある

当初固定(期間選択型)のポイント

  • 固定期間終了後は変動または再固定の選択が必要
  • 固定期間中は変動より金利が高めになる傾向
  • 将来の家計状況変化に対応しやすい

固定金利は、共働き家庭で一方の収入がなくなるリスクがある場合や、育児・介護など不確定要因がある場合に特に有効です。2026年の金利水準では1.5〜2.5%程度が目安となっています。

フラット35の特徴と活用シーン

フラット35は、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供する全期間固定金利の住宅ローンです。借入期間は最長35年で、民間の全期間固定よりも金利が低い傾向があります。

フラット35の主な特徴

  • 物件の検査(適合証明)が必要
  • 自営業・フリーランスでも利用しやすい(審査基準が異なる)
  • 団体信用生命保険(団信)は任意加入(その分金利が低い)
  • 投資用物件には利用不可

フラット35Sについて 省エネ・耐震性能の高い住宅では「フラット35S」が利用でき、当初10年間は金利が0.25〜0.5%優遇されます。新築・中古問わず条件を満たせば利用可能です。

3種類の金利タイプを総返済額で比較

借入額3,000万円・返済期間35年で比較した場合の概算です(2026年時点の金利水準を参考)。

金利タイプ 金利目安 月返済額 総返済額
変動金利 0.5% 約77,000円 約3,230万円
10年固定 1.2% 約87,000円 約3,650万円
フラット35 1.8% 約95,000円 約3,990万円
全期間固定 2.0% 約99,000円 約4,160万円

変動と全期間固定では総返済額に約930万円の差があります。ただし、これは金利が変わらない場合の試算であり、変動金利は将来の金利次第で状況が変わります。

金利タイプ選択の判断フロー

住宅ローンの金利タイプを選ぶ際、以下の観点で判断することをおすすめします。

変動金利を選ぶべき人

  • 今後10年以内に繰り上げ返済を大幅に行う計画がある
  • 金利動向を定期的にチェックし、必要に応じて借り換えを検討できる
  • 収入が安定しており、多少の返済額増加にも対応できる余力がある

固定金利(フラット35含む)を選ぶべき人

  • 子育て・介護など、将来の出費増加が予測される
  • 共働きで一方の収入喪失リスクがある
  • 金利の管理・追跡に手間をかけたくない
  • 自営業・フリーランスで収入が変動しやすい

判断に迷ったときの折衷案 一部を変動、一部を固定で借りる「ミックスローン」という方法もあります。リスクを分散しながら、金利メリットも部分的に享受できます。

住宅ローン選びでよくある失敗と対策

失敗1:最初の金利だけで比較する 変動金利の低さに魅力を感じる方は多いですが、審査手数料・保証料・団信保険料なども含めた「実質金利」で比較することが重要です。

失敗2:完済まで見直しをしない 金利環境が変わった際に借り換えを検討しないのは機会損失です。借り換えにより数百万円の節約ができるケースも珍しくありません。

失敗3:団体信用生命保険の内容を確認しない 団信は死亡・高度障害のほか、三大疾病・就業不能など補償範囲が広いタイプも増えています。ただし保険料相当の上乗せ金利が発生するため、既存の生命保険と照らし合わせて判断しましょう。

失敗4:諸費用を自己資金で賄わない 物件価格の3〜5%程度の諸費用(登記費用・ローン手数料・火災保険など)を住宅ローンに組み込む「諸費用ローン」は金利が高め。できるだけ自己資金で準備するのが賢明です。

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