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フリーランスが経費にできるもの完全リスト:自宅・スマホ・書籍

暮らしとお金のカフェ 編集部
編集部確認済み: 2026-06-19

フリーランス・個人事業主が経費計上できるものを完全網羅。自宅家賃・スマホ代・書籍・交通費など按分ルールと注意点を分かりやすく解説。

この記事でわかること

フリーランス・個人事業主が経費計上できるものを完全網羅。自宅家賃・スマホ代・書籍・交通費など按分ルールと注意点を分かりやすく解説。

税制・社会保険・金融制度・サービス料金・キャンペーン内容は変更されることがあります。 記事の内容は一般的な情報として確認し、申し込みや申告の前には公式サイト・税務署・年金事務所・専門家の最新情報もあわせて確認してください。
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この記事の目次

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経費とは何か:節税の基本を理解する

経費(必要経費)とは、事業を行うために必要な支出のことです。経費として計上した金額は収入から差し引かれるため、課税所得が減り、結果として所得税住民税が低くなります。

例えば、年間収入が500万円で経費が100万円あれば、課税所得は400万円になります。この差額100万円に対する節税効果は、税率20%なら20万円、税率30%なら30万円です。

フリーランスにとって経費の知識は、合法的な節税の核心です。ただし「業務との関連性」が認められないものは経費にできません。本記事では、フリーランスが経費にできるものをカテゴリ別に完全解説します。


経費になるものカテゴリ別完全リスト

1. 通信費

スマートフォン・携帯電話料金

仕事でスマホを使用している場合、業務使用分を按分して経費計上できます。

  • 按分の考え方:1日の使用時間のうち業務時間の割合
  • 一般的な按分率:仕事5〜7割、プライベート3〜5割
  • 例:月額1万円で業務6割なら、6,000円を経費計上

按分率の根拠として、通話記録や業務ログを保存しておくと税務調査対応に有利です。

インターネット回線費用

自宅で仕事をしているフリーランスの場合、自宅のインターネット回線費用も同様に按分可能です。

  • フルリモートワーク:5〜7割を経費計上する例が多い
  • 事務所と自宅の両方がある場合:自宅分は適切な割合で按分

固定電話・FAX

事業専用の固定電話は全額、自宅と兼用の場合は業務割合で按分します。

2. 地代家賃

自宅兼事務所の家賃

在宅ワークのフリーランスが最も節税効果を発揮しやすい経費項目です。

  • 按分の基準:床面積比が最もシンプルで税務署にも通りやすい
  • 例:60㎡の部屋で12㎡(20%)を仕事に使用 → 家賃の20%を経費化
  • 月家賃10万円なら2万円、年間24万円の経費計上が可能

持ち家の場合

持ち家の場合は、家賃ではなく「減価償却費」と「固定資産税」「ローンの利息部分」を按分して経費計上します(元本返済部分は経費不可)。

コワーキングスペース・レンタルオフィス

業務目的で使用するコワーキングスペースやレンタルオフィスの費用は全額経費になります。月額固定費・ドロップイン費用どちらも対象です。

3. 旅費・交通費

業務に関連する移動費用は経費として計上できます。

  • 電車・バス・タクシー代:業務目的の移動(打ち合わせ・取材・研修など)
  • ガソリン代・駐車場代:業務使用分(自家用車と兼用の場合は走行距離等で按分)
  • 高速道路料金:業務目的の場合
  • 出張の宿泊費:業務上必要な出張の場合
  • 新幹線・飛行機代:業務目的の出張の場合

交通系ICカードの利用明細や領収書を保存しておくことが重要です。

4. 消耗品費

業務で使用する物品の購入費用です(1点10万円未満)。

  • パソコン・タブレット・スマートフォン(按分が必要な場合あり)
  • プリンター・インク・用紙
  • 文房具・事務用品
  • 外付けHDD・USBメモリ
  • ヘッドフォン・マイク(業務用)
  • デスク・椅子(業務用)
  • 照明器具(業務用)

青色申告の少額減価償却特例(30万円未満)

青色申告者は30万円未満の資産を購入年に一括経費化できます。例えば、25万円のパソコンを購入した場合、白色申告では4〜5年かけて減価償却しますが、青色申告なら購入年に全額経費計上が可能です。

5. 新聞図書費

業務に関連する書籍・雑誌・新聞の購入費用です。

  • 業務関連の専門書・参考書
  • 業界誌・ビジネス書
  • Kindleなど電子書籍(業務関連)
  • オンライン有料記事・情報サービス(業務関連)
  • 業界紙・日経新聞などの定期購読

「業務との関連性」が重要で、プライベートな読書の書籍代は経費になりません。ただし、多くのフリーランスが「業務知識向上のための書籍」として広めに解釈しています。

6. 広告宣伝費

自身のサービス・商品を宣伝するための費用です。

  • Web広告費(Google広告・Meta広告など)
  • 名刺・パンフレット・チラシの印刷費
  • ウェブサイト制作費・ドメイン代
  • SNS運用ツールの利用料
  • 取材・撮影費用(プロフィール写真など)

7. 外注費・業務委託費

業務の一部を他者に委託した場合の費用です。

  • デザイン・ライティングなどの外注費
  • 経理・会計サポートの費用
  • 翻訳・校正費用
  • プログラミング・システム開発委託費

源泉徴収が必要な場合があるため注意が必要です(個人への外注で報酬が一定額以上の場合)。

8. 接待交際費

取引先との会食・贈答品などの費用です。ただし、個人事業主の場合、接待交際費は金額制限なく経費にできます(法人とは異なります)。

  • 取引先との会食・接待
  • 取引先への手土産・贈答品
  • 業務関係者との懇親会費用

「業務との関連性」の証明のため、誰と、何のために使ったかをメモ・レシートに記録しておくことが重要です。

9. 研修費・セミナー参加費

業務スキル向上のための費用です。

  • 業務関連のセミナー・研修参加費
  • オンライン講座・スクール費用
  • 資格取得のための受験料・教材費(業務関連)
  • 勉強会・コミュニティの会費

10. ソフトウェア・サブスクリプション費用

業務で使用するソフトウェアやサブスクリプションサービスの費用です。

  • Adobe Creative Cloud・Microsoft 365などのサブスク
  • 会計ソフト(freeeマネーフォワードなど)
  • プロジェクト管理ツール(Asana・Notionなど)
  • AI ツール・ChatGPT Plus などの利用料
  • クラウドストレージ(Dropbox・Google Driveなど)の有料プラン
  • Zoom・Teams などのオンライン会議ツール(有料プラン)

経費にできないもの・注意が必要なもの

プライベートと区別できないもの

明らかにプライベート性が高く、業務との関連性を説明できないものは経費にできません。

  • プライベートの食事・飲み会
  • 家族との旅行費用
  • 趣味・娯楽費(業務関連性がない場合)

生活費との混在に注意

食費・衣服代・美容院代などは、原則として経費にはなりません。ただし、ユニフォームとして必要な業務衣装や、業務に関連する衣装代(タレント・演者など)は経費として認められる場合があります。


経費管理のポイント:証拠書類の保存

税務調査に備え、以下の書類を適切に保存することが重要です。

  • 領収書・レシート:購入日・金額・購入先・品名が分かるもの
  • 電子領収書:PDFやメールのPDFも可(電子帳簿保存法の要件に注意)
  • クレジットカード明細:日付・金額・支払い先
  • 振込明細・銀行通帳コピー:外注費・賃料の支払い証明

法定保存期間は7年間(青色申告者)です。クラウドストレージや会計ソフトの取引添付機能を活用して整理しましょう。


按分の考え方まとめ

自宅兼事務所・スマホなど、プライベートと兼用するものは「業務使用割合」を合理的に見積もって按分します。

項目 按分基準の例
家賃・光熱費 床面積比 or 業務時間比
スマホ代 業務通話時間比 or 業務時間比
車(ガソリン代など) 業務走行距離比
インターネット費用 業務使用時間比
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按分率に明確なルールはありませんが、合理的な根拠があることが重要です。 極端に高い按分率は税務調査で問題になる可能性があるため、実態に即した割合を設定しましょう。


まとめ

フリーランスが経費にできるものは思ったより多く、適切に計上することで年間数十万円の節税効果が期待できます。特に自宅家賃・スマホ代・通信費の按分は、多くのフリーランスが見落としがちな節税ポイントです。

重要なのは「業務との関連性」と「証拠書類の保存」です。会計ソフトを活用して日々の記帳を習慣化し、確定申告時にスムーズに経費を計上できるようにしておきましょう。


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