Excelで作る家計簿:プロが使う収支管理テンプレートの作り方
Excelを使った家計簿の作り方を徹底解説。プロが実際に使う収支管理テンプレートの設計から自動集計・グラフ作成まで、初心者でもわかる手順を紹介します。
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Excelを使った家計簿の作り方を徹底解説。プロが実際に使う収支管理テンプレートの設計から自動集計・グラフ作成まで、初心者でもわかる手順を紹介します。
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Excelで作る家計簿:プロが使う収支管理テンプレートの作り方
スマホアプリの家計簿が増えていますが、「自分の管理方法に合わせてカスタマイズしたい」「関数を使って自動計算させたい」という人には、Excelで手作りする家計簿が最適です。
この記事では、実際に使える家計簿テンプレートの作り方を、Excel初心者でもわかるようにステップバイステップで解説します。
Excelで家計簿を作るメリット
1. 完全に自分仕様にカスタマイズできる
市販のアプリは決まったフォーマットしか使えませんが、Excelなら列の追加・削除・並び替えが自由自在です。「副業収入も管理したい」「クレジットカードの引き落とし日と支出日を分けて管理したい」など、細かいニーズにも対応できます。
2. 関数で自動計算・グラフ化できる
SUMやIF、SUMIF関数を使えば、カテゴリ別の合計を自動計算できます。グラフ機能を使えば、支出の内訳を視覚的に把握できます。
3. 一度作れば何年も使い回せる
テンプレートを一度作ってしまえば、毎年のシートを複製するだけで使い続けられます。過去のデータと比較分析もできます。
4. データのエクスポート・分析がしやすい
家計データをCSV形式で保存したり、他のツール(Notionや会計ソフトなど)と連携させたりするのも容易です。
家計簿テンプレートの設計:全体構成
プロが使う家計簿テンプレートは、以下の4つのシートで構成されます。
- 入力シート:日々の収支を入力する
- 月次集計シート:月ごとの収支サマリー
- カテゴリ別分析シート:支出カテゴリの内訳
- 年間推移シート:1年間の傾向を把握
入力シートの作り方
基本的な列構成
| 列 | 項目 | データ型 | 備考 |
|---|---|---|---|
| A | 日付 | 日付 | YYYY/MM/DD形式 |
| B | 種別 | テキスト | 収入/支出 |
| C | カテゴリ | テキスト | プルダウンで設定 |
| D | サブカテゴリ | テキスト | 任意 |
| E | 金額 | 数値 | 円 |
| F | 支払方法 | テキスト | 現金/カード/電子マネーなど |
| G | 店舗・相手先 | テキスト | 任意 |
| H | メモ | テキスト | 任意 |
プルダウンの設定方法
「データ」タブ→「データの入力規則」→「リスト」で、カテゴリのプルダウンを設定します。
収入カテゴリ例:
- 給与、賞与、副業収入、配当収入、その他収入
支出カテゴリ例:
- 食費、外食費、交通費、家賃、光熱費、通信費、医療費、被服費、娯楽費、教育費、保険料、その他
月次集計シートの作り方
SUMIF関数を使った自動集計
月次集計シートでは、入力シートのデータを参照して、カテゴリ別・月別の合計を自動計算します。
SUMIF関数の基本:
=SUMIF(条件範囲, 条件, 合計範囲)
使用例(食費の月次合計):
=SUMIF(入力シート!C:C, "食費", 入力シート!E:E)
収支バランスの自動計算
総収入 = SUMIF(種別列, "収入", 金額列)
総支出 = SUMIF(種別列, "支出", 金額列)
収支差額 = 総収入 - 総支出
貯蓄率 = (収支差額 / 総収入) × 100
グラフで支出を可視化する
円グラフ:支出カテゴリの内訳
月次集計シートのカテゴリ別支出データを選択し、「挿入」→「グラフ」→「円グラフ」でカテゴリ別の支出比率を視覚化できます。
おすすめのグラフ設定:
- グラフタイトル:「2026年〇月 支出内訳」
- データラベル:パーセンテージと金額を両方表示
- 凡例:グラフの右側に配置
棒グラフ:月次収支の推移
12ヶ月分の収入・支出・貯蓄額を棒グラフで表示すると、季節ごとの傾向や改善の成果が一目でわかります。
便利なExcel関数5選
1. SUMIFS(複数条件での集計)
=SUMIFS(金額列, 種別列, "支出", カテゴリ列, "食費")
複数の条件を同時に指定した集計ができます。
2. MONTH/YEAR(月・年の抽出)
=MONTH(日付セル)
=YEAR(日付セル)
日付から月や年を抽出して、月別・年別の絞り込みに使います。
3. IF(条件分岐)
=IF(支出合計>予算, "予算超過", "予算内")
予算管理に活用できます。
4. AVERAGE(平均値計算)
=AVERAGE(食費の月次合計範囲)
食費の月平均などを計算できます。
5. COUNTIF(件数カウント)
=COUNTIF(カテゴリ列, "外食費")
外食の回数など、件数を把握したいときに使います。
プロが実践する家計簿活用の7つのコツ
1. 毎月の「予算」を先に決める
家計簿は「記録するもの」ではなく「管理するもの」です。月初めに食費・娯楽費などの予算を決め、残り予算を常に意識しながら生活することが節約の基本です。
2. 固定費と変動費を分けて管理する
- 固定費:毎月ほぼ一定の支出(家賃・保険・通信費など)
- 変動費:月によって変動する支出(食費・娯楽費・被服費など)
固定費を見直すと一度の行動で毎月の効果が続くため、節約効果が高いです。
3. 「先取り貯金」をExcelで管理する
給与が入ったら真っ先に貯蓄額を別口座に移す「先取り貯金」を、Excelで見える化します。「手取り収入 - 目標貯蓄額 = 使えるお金」という考え方で管理します。
4. 年2回の大型支出を月割り計算する
車検・旅行・季節のボーナス払いなど、年に数回発生する大きな支出は「月割り積立額」としてあらかじめ計算しておくことで、資金不足を防げます。
5. 年間の収支推移グラフを見る習慣をつける
毎月の数字だけでなく、年間推移グラフを定期的に確認することで、「なぜ3月は支出が増えるのか」「夏はどこで無駄遣いしているか」といった長期的なパターンが見えてきます。
6. クレジットカードの利用明細と照合する
Excelの入力データとクレジットカードの明細を月1回照合することで、入力漏れや不正利用を防げます。
7. 年末に「年次レビュー」を行う
1年間の収支データをもとに、「目標貯蓄額を達成できたか」「支出の改善点はどこか」を振り返り、翌年の家計計画に活かします。
ExcelとAIを組み合わせた次世代家計管理
ChatGPTなどのAIにExcelの家計データを共有し、「節約できる支出はどこか」「来年の旅行資金を作るにはどうすればいいか」などを質問することで、AIがデータに基づいたアドバイスをしてくれます。
Excelの数式がわからないときも、「〇〇をするExcel関数を教えて」とAIに聞けば、すぐに解決できます。
資産運用も並行して始めよう
家計管理で貯蓄ができてきたら、次は資産を育てることも重要です。
(PR)投資初心者でも安心して始められる楽天証券では、100円から投資信託が始められます。NISA口座も開設できるので、税制優遇を受けながら資産を増やせます。
まとめ
Excelで作る家計簿は、初期設定に少し手間がかかりますが、一度作ってしまえば何年も使い続けられる「資産」になります。
最初は基本的な入力シートだけで始めて、慣れてきたら集計シートやグラフを追加していく方法がおすすめです。完璧なテンプレートを最初から作ろうとするより、シンプルに始めて少しずつ改良していく方が、家計管理が長続きします。
まず今日から「日付・カテゴリ・金額」の3列だけで始めてみてください。それだけでも、お金の流れへの意識が大きく変わります。
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