Excelで作る最強家計簿テンプレート:自動集計・グラフ付きの設計方法
Excelで自動集計・グラフ付きの家計簿テンプレートを作る方法を解説。SUMIF関数・ピボットテーブル・グラフ自動更新の設定まで、コピペで使えるサンプルコード付き。
✓この記事でわかること
Excelで自動集計・グラフ付きの家計簿テンプレートを作る方法を解説。SUMIF関数・ピボットテーブル・グラフ自動更新の設定まで、コピペで使えるサンプルコード付き。
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Excelで作る最強家計簿テンプレート:自動集計・グラフ付きの設計方法
「Excelで家計簿を作りたいけど、関数が難しくて挫折した」
そういう経験、ありませんか?この記事ではExcelを使って「入力するだけで自動集計されるグラフ付き家計簿」を作る方法を、丁寧に解説します。コピーするだけで使える関数も紹介します。
完成イメージ:こんな家計簿を作る
今回作るExcel家計簿の機能一覧:
- 入力シート:日付・カテゴリ・金額を入力するだけ
- 月次サマリー:月別収支が自動で計算される
- カテゴリ別集計:食費・光熱費などが自動集計される
- グラフ:支出の内訳・月別推移が自動で更新される
ステップ1:入力シートを作る
基本レイアウト
Excelを開き、「Sheet1」を「入力」に名前変更します。
A〜F列に以下のヘッダーを設定:
| A | B | C | D | E | F |
|---|---|---|---|---|---|
| 日付 | カテゴリ | サブカテゴリ | 金額 | 収支 | メモ |
データ入力の効率化
カテゴリのプルダウンリストを設定する方法:
- E列のセルを選択
- 「データ」タブ→「データの入力規則」
- 「リスト」を選択
- ソースに「収入,固定費,変動費,貯蓄」と入力
これでE列にプルダウンが表示され、入力ミスを防げます。
B列のカテゴリも同様に設定:
給与,副業収入,その他収入,住居費,食費,光熱費,通信費,交通費,医療費,娯楽,衣類,教育費,保険料,その他支出
テーブル形式に変換する
入力範囲をテーブル形式にすると、行を追加するだけで計算式が自動的に適用されます。
- A1〜F1のヘッダーを含む範囲を選択
- 「挿入」→「テーブル」
- 「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」にチェック
ステップ2:月次サマリーシートを作る
「Sheet2」を「月次サマリー」に名前変更します。
SUMIFS関数で月別集計
以下の表を作成し、SUMIFS関数を設定します:
A列:月(2026年1月〜12月)
B列:収入合計
C列:支出合計
D列:収支差額(B-C)
E列:累計貯蓄
B2セル(1月収入合計)の数式:
=SUMIFS(入力!D:D, 入力!E:E, "収入", 入力!A:A, ">="&DATE(2026,1,1), 入力!A:A, "<"&DATE(2026,2,1))
C2セル(1月支出合計)の数式:
=SUMIFS(入力!D:D, 入力!E:E, "<>収入", 入力!A:A, ">="&DATE(2026,1,1), 入力!A:A, "<"&DATE(2026,2,1))
D2セル(収支差額)の数式:
=B2-C2
E2セル(累計貯蓄)の数式:
=SUM($D$2:D2)
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ステップ3:カテゴリ別集計シートを作る
「Sheet3」を「カテゴリ別」に名前変更します。
今月のカテゴリ別集計
A列:カテゴリ名
B列:今月の金額
C列:前月の金額
D列:前月比(B-C)
E列:月予算
F列:予算達成率(B/E×100)
今月の食費合計の数式(B2セル、カテゴリが「食費」の場合):
=SUMIFS(入力!D:D, 入力!B:B, "食費", 入力!A:A, ">="&DATE(YEAR(TODAY()),MONTH(TODAY()),1), 入力!A:A, "<"&DATE(YEAR(TODAY()),MONTH(TODAY())+1,1))
予算オーバーを色で知らせる(条件付き書式)
- F列(予算達成率)を選択
- 「ホーム」→「条件付き書式」→「セルの強調表示ルール」
- 「指定の値より大きい」→「100」→「赤いセル」を選択
これで予算オーバーのカテゴリが自動で赤くなります。
ステップ4:グラフを自動更新設定する
円グラフ(支出内訳)の作成
- カテゴリ別シートのA列とB列を選択
- 「挿入」→「円グラフ」
- グラフのタイトルを「今月の支出内訳」に変更
テーブル形式にしておくと、新しいカテゴリを追加するだけでグラフが自動更新されます。
折れ線グラフ(月別収支推移)の作成
- 月次サマリーシートのA〜D列を選択
- 「挿入」→「折れ線グラフ」
- 収入・支出・収支差額の3本線が表示される
便利な関数まとめ
よく使うExcel関数をまとめました:
| 関数 | 用途 | 書き方例 |
|---|---|---|
| SUMIF | 条件に合う合計 | =SUMIF(B:B,"食費",D:D) |
| SUMIFS | 複数条件で合計 | =SUMIFS(D:D,B:B,"食費",E:E,"変動費") |
| COUNTIF | 条件に合う件数 | =COUNTIF(B:B,"食費") |
| AVERAGEIF | 条件に合う平均 | =AVERAGEIF(B:B,"食費",D:D) |
| TODAY() | 今日の日付 | =TODAY() |
| MONTH() | 月を取り出す | =MONTH(A2) |
| YEAR() | 年を取り出す | =YEAR(A2) |
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家計簿を続けるための運用ルール
続かない原因と対策
| 続かない原因 | 対策 |
|---|---|
| 毎日入力が面倒 | 週1回まとめて入力する |
| レシートをなくす | 撮影してフォルダに保存 |
| 完璧主義で疲れる | 月1000円単位の丸め入力でOK |
| データが多くなる | 年単位でファイルを分ける |
スマホ活用で入力を簡単に
Googleスプレッドシート(Excel互換)なら、スマホから直接入力できます。
- ExcelファイルをGoogleドライブにアップロード
- Googleスプレッドシートとして開く
- スマホのGoogleスプレッドシートアプリから入力
外出先でレシートを見ながらすぐ入力できるので、続けやすくなります。
まとめ:今日からできる家計簿作成チェックリスト
- Excelを開いて「入力」シートを作成
- A〜F列のヘッダーを設定
- カテゴリのプルダウンリストを設定
- テーブル形式に変換
- 月次サマリーシートを作成してSUMIFS関数を入力
- カテゴリ別シートを作成
- 円グラフ・折れ線グラフを挿入
- 今月分のデータを入力して動作確認
Excelの家計簿は最初の設定が少し手間ですが、一度作ってしまえばずっと使えます。まずはシンプルな入力シートだけから始めて、慣れてきたら機能を追加するのがおすすめです。
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