児童手当を投資に回すと大学費用が貯まる:毎月1.5万円の複利効果
児童手当の総額は約200万円。これを全額投資に回すと大学費用がほぼ賄えます。積立NISA・インデックス投資との組み合わせで実現する「0円負担の教育費準備」を解説します。
✓この記事でわかること
児童手当の総額は約200万円。これを全額投資に回すと大学費用がほぼ賄えます。積立NISA・インデックス投資との組み合わせで実現する「0円負担の教育費準備」を解説します。
この記事の目次
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2026年6月19日 制度改正確認済み
子育て・教育・休業給付:児童手当、教育支援、育児休業給付は対象年齢、所得、子の人数、休業時期などで条件が変わります。2025年以後に始まった出生後休業支援給付などもあるため、本文の金額だけで判断せず、申請時点の公式条件を確認してください。 公式情報を確認
「児童手当って、生活費に消えてしまう……」
こう感じている親御さんは多いのではないでしょうか。でも実は、児童手当を「ただ受け取って使う」のではなく、そのまま投資に回すだけで、子どもの大学費用がほぼ賄えてしまう可能性があります。
今回は、その具体的なシミュレーションと実践方法を解説します。
児童手当の総額はいくら?
まず、子ども1人が受け取れる児童手当の総額を確認しましょう。
児童手当の支給額(2024年10月改正後)
| 子どもの年齢 | 月額支給額 |
|---|---|
| 0〜2歳 | 15,000円 |
| 3歳〜小学校修了まで | 10,000円(第1・2子) / 30,000円(第3子以降) |
| 中学生 | 10,000円 |
2024年10月の制度改正により、所得制限が撤廃され、高校生(16〜18歳)への支給も追加されました。
0〜18歳までの児童手当総額
| 子どもの順番 | 0〜18歳の受取総額(目安) |
|---|---|
| 第1子・第2子 | 約218万円 |
| 第3子以降 | 約312万円 |
第1子・第2子でも、合計約218万円が受け取れます。これはかなりの金額です。
児童手当をすべて投資に回したらどうなるか
シミュレーション条件
- 0歳から投資を開始
- 毎月1.5万円(平均)を積立NISA等で運用
- 年率3%で運用(全世界株式インデックスの長期平均を保守的に見積もり)
- 18年間継続
結果
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 積立総額 | 約218万円(324万円 / 3歳〜) |
| 運用益(年3%の場合) | 約157万円 |
| 合計資産 | 約375万円 |
自己負担ゼロで、約375万円の教育資金が完成します。
これは私立大学文系4年間(自宅通学)の費用約400万円にほぼ相当します。
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年利5%で運用できたら?
過去の全世界株式インデックスの長期リターンは年平均5〜7%と言われています。年5%で運用できた場合:
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 積立総額 | 約218万円 |
| 運用益(年5%の場合) | 約280万円 |
| 合計資産 | 約498万円 |
私立大学理系4年間(自宅通学、約540万円)に迫る金額になります。
児童手当を投資に回すための具体的な手順
ステップ1:専用口座を開設する
児童手当の振込先を、教育資金専用の口座に設定することがポイントです。生活費の口座に振り込まれると、つい使ってしまいがちです。
おすすめの口座の分け方:
- 生活費口座(メインバンク)
- 教育資金積立口座(証券口座:NISA等)
ステップ2:積立NISAの自動積立を設定する
証券口座を開設したら、毎月の積立額と投資先を設定します。
設定手順(楽天証券の場合):
- 楽天証券でNISA口座を開設
- 「積立注文」から積立投資信託を設定
- 毎月15日(児童手当の振込日近く)に自動積立
- 投資先は全世界株式インデックスファンドがシンプルでおすすめ
ステップ3:「触らない」ルールを決める
最大の失敗パターンは、途中で投資した資金を引き出してしまうことです。
「触らない」ためのコツ:
- 教育資金専用として心理的に切り離す
- 積立状況を年に1回だけ確認する(頻繁にチェックしない)
- 相場が下落しても「バーゲンセール」と考えて継続する
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よくある疑問:「全額投資に回すのは難しい」という場合
実際には、児童手当の全額を投資に回すのが難しいご家庭も多いでしょう。そんな場合でも、一部でも投資に回すだけで効果があります。
「半分だけ投資に回す」シミュレーション
毎月7500円(平均)を18年間積立(年3%)
- 積立総額:約109万円
- 運用益:約78万円
- 合計:約187万円
半分でも約187万円。国公立大学の4年間の学費(約240万円)の大部分をカバーできます。
投資する商品の選び方
初めて投資する方は、以下の条件を満たす商品を選ぶと失敗しにくいです。
おすすめの特徴
- 低コスト:信託報酬が年0.2%以下
- 分散投資:1つの商品で世界中の株式に投資できる
- 長期実績がある:設定から10年以上のファンド
具体的な商品例(参考)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- ニッセイ外国株式インデックスファンド
※投資は元本保証ではありません。商品選択は自己責任でお願いします。
「貯金vs投資」どちらが良いか
| 銀行預金(普通口座) | 積立NISA(インデックス投資) | |
|---|---|---|
| 元本保証 | あり | なし |
| 期待リターン | 年0.001〜0.1% | 年3〜7%(長期) |
| 18年間の効果(月1.5万円) | 約218万円 | 約375万円(年3%) |
| 税金 | 利息に20.315%課税 | NISA内は非課税 |
長期(10年以上)の投資であれば、インデックスファンドへの積立投資が銀行預金を大幅に上回る可能性が高いです。
今すぐ始める3つのアクション
- 来月の児童手当から、一定額を「教育資金専用口座」に移す
- 証券会社でNISA口座を開設する(無料)
- 月々の自動積立を設定する(最低100円から)
「いつかやろう」と思っているうちに、子どもはどんどん成長します。1年遅れるだけで、18年後の資産は数十万円単位で変わります。今日から始めることが最大の投資です。
100円から積立設定ができます。児童手当の積立先として最適です。 👉 楽天証券の公式サイトを見る
まとめ
- 児童手当の総額は第1・2子で約218万円
- 全額を積立NISAで運用すると18年後に約375万円(年3%想定)
- 専用口座を作り、自動積立を設定するだけで実現できる
- 半分だけでも投資に回せば、約187万円の教育資金が貯まる
児童手当は「もらったら使う」ではなく「未来の教育費として積み立てる」という意識の転換が、子どもの可能性を広げる第一歩です。
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