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帰宅困難者対策を5つの備えで整える方法

暮らしとお金のカフェ 編集部
編集部確認済み: 2026-06-19(制度・法令の更新情報を反映)

大規模災害が発生したとき、職場から自宅まで帰れなくなる「帰宅困難者」になる可能性があります。事前に準備できる5つの備えで、いざというときに慌てない対策をご紹介します。

この記事でわかること

大規模災害が発生したとき、職場から自宅まで帰れなくなる「帰宅困難者」になる可能性があります。事前に準備できる5つの備えで、いざというときに慌てない対策をご紹介します。

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この記事の目次

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こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。2011年の東日本大震災では、首都圏だけで約515万人(内閣府推計)が帰宅困難者になりました。電車が止まり、道路は徒歩帰宅する人で溢れかえり、多くの人が会社や駅・コンビニで夜を明かしました。

都市部で働く方にとって「帰宅困難」は他人事ではありません。今日は職場・外出先で突然の大規模災害が起きたときのために、今から準備できる5つの対策をご紹介します。

帰宅困難者が生まれる状況と課題

状況 具体的な困難
電車・バスの運休 自宅まで数十kmを徒歩で帰れない
携帯電話がつながらない 家族との連絡が取れない
食料・水がない 職場・外出先で長時間待機
現金がない キャッシュレス決済が使えない可能性
帰宅ルートがわからない 普段電車を使うため徒歩ルートを知らない
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内閣府の「首都直下地震等による東京の被害想定(令和4年)」では、首都直下地震発生時に約800万人が帰宅困難者になる可能性があるとされています。

備え1:職場・カバンへのミニ防災グッズ

職場やいつも持ち歩くカバンに最低限のグッズを備えておきましょう。

カバンに入れるミニ防災セット

グッズ 内容 目的
水(500ml) ペットボトル 水分補給
携行食 ゼリー飲料・チョコ・ナッツ エネルギー補給
現金 1,000〜2,000円の小銭 販売機・コンビニでの購入
スマホ充電器(モバイルバッテリー) 容量10,000mAh以上 通信手段の確保
雨具(折りたたみ傘・レインポンチョ) 1つ 雨天の屋外移動
歩きやすい靴(または替え靴) ペタンコ靴・スニーカー ヒールでは長距離歩行不可

特に女性の方はヒールでの長距離歩行が困難なため、職場に歩きやすいスニーカーを1足備えておくことを強くお勧めします。

備え2:帰宅ルートの事前確認

「どのルートで歩いて帰るか」を事前に確認しておきましょう。

帰宅ルート確認のポイント

  • Google マップで「徒歩ルート」を検索して距離と時間を確認
  • 途中に橋がある場合:橋が通行できない場合の迂回ルートも確認
  • 避難所・コンビニ・公園の位置を把握しておく
  • スクリーンショットをスマホに保存(ネットがつながらなくても見られる)

徒歩での移動距離の目安

距離 徒歩時間(平均) 備考
5km 約60分 近距離勤務者
10km 約2時間 都市部の通勤距離
20km 約4〜5時間 郊外からの通勤者
30km以上 当日の帰宅を断念 職場・知人宅での待機推奨

30km以上の帰宅は、東日本大震災の教訓から「むやみに移動しない」が原則になっています。

備え3:家族との連絡方法の事前取り決め

大規模災害時には携帯電話がつながりにくくなります。事前に「連絡できない場合のルール」を決めておきましょう。

家族での取り決め例

  1. NTT災害用伝言ダイヤル(171)を使う

    • 「171→1→自宅番号」で伝言を録音
    • 「171→2→自宅番号」で伝言を再生
    • 災害時に無料開放される
  2. Twitterの書き込みを決める(電話より繋がりやすいことがある)

    • 「○○(ハンドルネーム)が無事」など決めたハッシュタグで投稿
  3. 集合場所を決める

    • 自宅から徒歩15分以内の場所(公民館・大きな公園等)
    • 「連絡がとれなかったら○時に○○に集まる」と決めておく
  4. 遠方の親戚・友人を「連絡中継点」にする(三角連絡法)

    • 局所的な災害なら遠方の人はつながりやすいため、そこを経由して連絡

備え4:職場での待機グッズ

「すぐに帰らず職場で待機する」選択肢を想定して職場にも備えましょう。

職場に備えておくもの

  • 水(2日分:1.5〜2リットル/日)
  • 非常食(1〜2日分)
  • 毛布・アルミ保温シート
  • 常備薬(3〜7日分)
  • 携帯電話の充電器

都市部では帰宅困難者が溢れることで道路が大混乱します。東日本大震災でも、政府は「むやみに移動しないよう」呼びかけました。職場での1〜2日の待機を想定した備えが重要です。

備え5:「一人でいるとき」を想定した訓練

家族と一緒にいるときだけでなく、「一人で外出中に災害が起きた」場合を想定しておきましょう。

  • 外出先でも近くの避難所を素早く探せるか(アプリで確認できるか)
  • 最寄りの指定避難所の場所を知っているか
  • 帰宅に1日かかることを想定したとき、どこに泊まれるか考えているか

まとめ

  • 帰宅困難者は都市部で数百万人規模で発生し、「自分も当事者になり得る」と認識することが大切
  • カバンには水・携行食・現金・モバイルバッテリー・歩きやすい靴を常備する
  • 自宅まで徒歩ルートを事前に調べ、スクリーンショットで保存しておく
  • 家族との連絡方法(171・集合場所・三角連絡法)を事前に話し合っておく
  • 職場に2日分の水・食料・充電器を置いておき「職場待機」も選択肢に入れる

暮らしとお金のカフェでは、生活のあらゆる場面で役立つ情報をやさしくお届けしています。ぜひ他の記事もご覧ください。


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