高校無償化制度2026:就学支援金の受給条件と申請方法
2026年最新版。高校無償化(就学支援金)の受給条件・所得制限・申請手続きを詳しく解説。私立高校の支援金上限引き上げや各都道府県の上乗せ補助も合わせて紹介します。
✓この記事でわかること
2026年最新版。高校無償化(就学支援金)の受給条件・所得制限・申請手続きを詳しく解説。私立高校の支援金上限引き上げや各都道府県の上乗せ補助も合わせて紹介します。
この記事の目次
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2026年6月19日 制度改正確認済み
子育て・教育・休業給付:児童手当、教育支援、育児休業給付は対象年齢、所得、子の人数、休業時期などで条件が変わります。2025年以後に始まった出生後休業支援給付などもあるため、本文の金額だけで判断せず、申請時点の公式条件を確認してください。 公式情報を確認
「高校の学費って、いくらかかるの?」「無償化の対象になれる?」
高等学校等就学支援金制度(通称:高校無償化)は、高校生の授業料を国が補助する制度です。2020年には私立高校の支援金上限が大幅に引き上げられ、多くの家庭で実質無償化が実現しています。
しかし、「どんな条件で受けられるか」「申請方法は?」といった詳細を正確に把握していない方も多いのが実情です。この記事で2026年現在の最新情報をまとめて確認しましょう。
高校無償化(就学支援金)制度の概要
制度の目的
高等学校等就学支援金制度は、「経済的な理由によって高校進学・継続が困難にならないよう」国が授業料を補助する制度です。
支援対象の学校
- 国公立・私立の高等学校
- 高等専門学校(1〜3年次)
- 中等教育学校の後期課程
- 特別支援学校の高等部
- 高等専修学校(一定要件を満たすもの)
- 全日制・定時制・通信制のいずれも対象
対象となる費用
就学支援金は授業料に充当されます。教科書代・制服代・修学旅行費などの実費は対象外です。
就学支援金の金額と所得制限
国公立高校の場合
| 世帯年収の目安 | 支援金(月額) | 年額 |
|---|---|---|
| 910万円未満 | 9,900円 | 118,800円 |
| 910万円以上 | 支給なし | 0円 |
国公立高校の年間授業料は約11.8万円(全日制)のため、年収910万円未満であれば実質授業料が無料になります。
私立高校の場合(2026年現在)
| 世帯年収の目安 | 支援金(月額) | 年額 |
|---|---|---|
| 約590万円未満 | 33,000円 | 396,000円 |
| 約590万〜910万円未満 | 9,900円 | 118,800円 |
| 910万円以上 | 支給なし | 0円 |
私立高校の場合、年収590万円未満の世帯では月33,000円(年39.6万円)が支給されます。私立高校の平均授業料は年間約40万円程度のため、多くの私立高校でほぼ授業料が実質無料になります。
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所得制限の計算方法:年収の「目安」と実際の判定
就学支援金の判定に使われる数値は「年収」ではなく、**市町村民税の課税標準額(所得割)**です。
簡易的な判定ライン
| 世帯の状況 | 年収の目安 |
|---|---|
| 4人家族(親2人・子2人) | 〜910万円 |
| 3人家族(親2人・子1人) | 〜870万円 |
※あくまで目安です。実際の判定は税額をもとに行われます。
ふるさと納税・iDeCoで課税所得を下げると?
課税標準額(所得割)を下げることで、支援金の上位区分(月33,000円)に入れる可能性があります。
例:年収620万円の場合
- ふるさと納税をしっかり活用して所得控除を増やすことで、課税所得が年収目安590万円の基準に近づく場合がある
ただし、これは結果として所得が下がるわけであり、本来の税制趣旨から外れないよう、あくまで正当な節税の範囲で行いましょう。
都道府県の上乗せ補助:さらにお得な地域も
就学支援金に加えて、都道府県独自の補助金がある地域では、授業料以外の費用も補助される場合があります。
上乗せ補助の例
| 都道府県 | 主な内容(参考) |
|---|---|
| 東京都 | 私立高校授業料を所得に関わらず実質無償化(2024年〜) |
| 大阪府 | 私立高校の授業料補助を全世帯に拡充 |
| 神奈川県・埼玉県 | 低所得世帯向けの上乗せ補助あり |
お住まいの都道府県の教育委員会ウェブサイトで最新情報を確認しましょう。
就学支援金の申請方法と流れ
申請のタイミング
高校入学後に学校を通じて申請します。入学前に個人で申請する必要はありません。
申請の流れ
- 入学直後に学校から案内が配布される
- e-Shienシステムで保護者がオンライン申請(または書面申請)
- 課税情報の確認(マイナンバーを活用)
- 審査・認定(約1〜2ヶ月)
- 学校が代わりに受け取り、授業料に充当
支援金は保護者に直接支払われるのではなく、学校が代わりに受け取り、授業料に充当する仕組みです。
必要な書類
- 収入状況届出書(オンライン申請の場合は不要なケースも)
- マイナンバーを確認できる書類(マイナンバーカード等)
毎年の更新が必要
就学支援金は毎年申請・更新が必要です。7月頃に学校から案内が来るので、期限内に提出を忘れずに。
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就学支援金以外の高校生向け支援制度
奨学給付金(返済不要)
低所得世帯(住民税非課税世帯)の高校生には、授業料以外の教育費(教科書代・学用品費等)を補助する「奨学給付金」も別途支給されます。
支給額(目安):
- 国公立高校生:年3.5〜14万円(世帯状況による)
- 私立高校生:年5.2〜18万円(世帯状況による)
高校生等奨学給付金(都道府県)
都道府県も独自の奨学給付金を設けています。国の制度と合わせて申請することで、より手厚い支援が受けられます。
ひとり親世帯向けの追加支援
ひとり親世帯は追加の支援が受けられる場合があります。福祉事務所や子育て支援窓口に相談しましょう。
よくある質問
Q. 私立高校は高くて検討していなかった。無償化でどう変わる?
A. 年収590万円未満の世帯であれば、月33,000円(年約40万円)の支援金が受けられます。私立高校の平均授業料水準であれば実質無料。都道府県の上乗せ補助があればさらにお得になります。
Q. 転校した場合はどうなる?
A. 転校後の学校でも改めて申請が必要です。在学期間が通算3年(36月)以内であれば支援が継続されます。
Q. 留年した場合は?
A. 就学支援金の上限は「修業年限(3年)+1年間」です。留年しても最大4年間は支援が受けられます。
Q. 高卒認定試験を受ける場合は?
A. 高卒認定(旧大検)の受験費用は就学支援金の対象外です。ただし、高卒認定後に大学に進学すれば、給付型奨学金の対象になる場合があります。
まとめ:高校無償化を最大限活用するポイント
- 入学後すぐに学校の案内を確認し、申請を忘れない
- 都道府県独自の上乗せ補助を調べる
- 所得が高い場合はふるさと納税・iDeCoで課税所得を下げることも検討
- 就学支援金以外の奨学給付金・ひとり親向け支援も合わせて確認
高校の授業料は「制度を知っているかどうか」で大きく変わります。入学前から情報収集を始め、使える制度をフル活用しましょう。
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