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節税

光熱費を月10%削減する家庭の習慣

暮らしとお金のカフェ 編集部

値上げが続く光熱費に対抗するには、契約と使い方の両面で節約が必要です。電力会社の見直し・エアコン・冷蔵庫・待機電力の4項目を整理しました。

この記事でわかること

値上げが続く光熱費に対抗するには、契約と使い方の両面で節約が必要です。電力会社の見直し・エアコン・冷蔵庫・待機電力の4項目を整理しました。

こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。節税・節約のコツを、実践的な視点でわかりやすく解説します。

光熱費の「値上げ」に対抗するには行動しかない

電気代・ガス代・水道代——毎月必ず来る光熱費の請求書を見るたびに「また上がった」と感じている方は多いと思います。2022年以降のエネルギー価格上昇・円安の影響で、光熱費は多くの家庭で大きな負担になっています。

「節約しよう」と思っても、何をどこから手をつければいいか分からない——そんな方のために、月10%削減を目標に4つの項目に絞って解説します。

4人家族の平均的な光熱費の目安:

項目 月額平均 年間合計
電気代 12,000〜18,000円 約15〜22万円
ガス代 5,000〜10,000円 約6〜12万円
水道代 4,000〜6,000円 約5〜7万円
合計 約2〜3万円 約26〜41万円

これを10%削減できれば年間2〜4万円の節約になります。小さいようですが、5年で10〜20万円です。始めるのが早いほど効果は大きい。


対策1:電力会社の見直しが最優先

光熱費節約で最も費用対効果が高いのが「電力会社の切り替え」です。使い方を変えなくても、契約を変えるだけで毎月の電気代が下がる可能性があります。

電力自由化で選択肢が増えた

2016年の電力小売全面自由化以降、一般家庭でも電力会社を自由に選べるようになっています。しかし実際に切り替えた家庭はまだ少ないのが現状です。

主な新電力会社の特徴:

電力会社 特徴 向いている家庭
auでんき au携帯との組み合わせでポイント還元 auユーザー
ソフトバンクでんき ソフトバンク系のポイント活用 ソフトバンクユーザー
楽天でんき 楽天ポイントが使える・貯まる 楽天経済圏の人
Looopでんき 時間帯別単価の低いプランあり 昼間不在が多い家庭

切り替えの手順と注意点

  1. エネチェンジなどの比較サイトで見積りを取る(自分の月平均使用量kWhが必要)
  2. 3〜5社を比較して年間コストを確認
  3. 気に入ったプランに申し込む(オンラインで10分・立ち会い不要)
  4. 切り替え完了まで1〜2ヶ月(申し込み後、自動的に切り替わる)

注意点:

  • 新電力会社によっては解約手数料がある場合も
  • 電力需給が逼迫する冬・夏の制限に注意
  • キャンペーン割引の期間終了後の料金も確認する

時間帯別プラン(深夜・早朝が安いプラン)は、電気を使う時間帯が深夜に集中する家庭(夜型生活・電気自動車の充電など)に特に有効です。


対策2:エアコンの使い方を最適化する

電気代の大きな割合を占めるエアコン。使い方の工夫と定期メンテナンスで、大幅な節電が可能です。

設定温度1度の変化が10%の節電に

冷房は設定温度を1度上げると約10%、暖房は1度下げると約10%の節電効果があります。

季節 推奨設定温度 補助アイテム
夏(冷房) 26〜28度 扇風機・サーキュレーター併用
冬(暖房) 20〜21度 電気毛布・厚着・足元ヒーター
春・秋 なるべく使わない 窓開け換気・扇風機で対応

扇風機やサーキュレーターと組み合わせることで体感温度が変わり、エアコンの設定温度を緩めても快適に過ごせます。

フィルター掃除で10〜25%節電

エアコンのフィルターが汚れると消費電力が10〜25%増加します。月1回の掃除が推奨されています。

フィルター掃除の手順:

  1. エアコンの電源を切る
  2. フィルターを外して掃除機でホコリを吸う
  3. 水洗いして完全に乾かしてから戻す

これだけで冷暖房効率が改善し、機器の寿命も延びます。所要時間は10〜15分程度です。

「つけっぱなし」vs「こまめにオフ」どちらが得か

「エアコンはこまめに消した方が節約」は必ずしも正しくありません。

  • 30分以内の外出:つけっぱなしの方が節電になることが多い(起動時に多くの電力を消費するため)
  • 1時間以上の外出:電源を切った方が節電になる

状況に応じた使い分けと、外出時は必ず「省エネモード」「自動モード」に設定することを意識しましょう。


対策3:冷蔵庫の使い方を見直す

冷蔵庫は24時間365日稼働し続ける電力消費の大きな家電です。使い方を変えるだけで毎月数百円の節電になります。

「7割収納」で電気代を下げる

冷蔵庫の適切な収納量は「7割程度」です。

収納状態 冷蔵庫の効率 理由
詰めすぎ(9割以上) 下がる 冷気が循環しにくい
7割程度 最高 冷気が全体に行き渡る
少なすぎ(3割以下) 少し下がる 冷気の蓄熱効果が低い

詰めすぎると冷気が循環しにくくなり、コンプレッサーが頑張りすぎて消費電力が増えます。

冷蔵庫節電の実践テクニック

  • 扉を開ける時間を短くする:「何があるか覚えてから開ける」習慣を
  • 熱いものはすぐ入れない:ある程度冷ましてから冷蔵庫へ(庫内温度が上がるのを防ぐ)
  • 冷蔵庫の周囲に余裕を:背面・側面に5cm以上の空間を確保(放熱スペース)
  • 設定温度を確認する:夏は「強」、冬は「弱」への変更も有効

対策4:待機電力とLED化で地味に積み上げる

「待機電力」とは電源を切っていてもコンセントに差したままの状態で消費する電力です。地味に見えますが、家全体で積み上がると無視できない金額になります。

待機電力の節約効果

家庭の電気代の約6%が待機電力とされています。月の電気代が12,000円なら約720円、年間で約8,600円が待機電力のコストです。

待機電力が多い家電ランキング(目安):

家電 年間待機電力コスト目安
テレビ(画面オフ) 約300〜600円
エアコン(シーズンオフ) 約200〜400円
炊飯器(保温なし) 約100〜300円
ゲーム機 約200〜500円
電子レンジ 約100〜200円

効率的な節電方法

  • 使わない家電はプラグを抜く(テレビ・ゲーム機など)
  • スイッチ付き電源タップを活用する:家を出るとき一括でオフにできる
  • 長期不在時は特に注意:旅行前に主要家電のプラグを確認

LED照明への切り替え

白熱電球→LED電球で消費電力が約80%削減されます。

電球の種類 消費電力 1日4時間・年間電気代
白熱電球(60W相当) 54W 約780円
電球型蛍光灯 12W 約175円
LED電球 9W 約130円

LED電球1個1,000〜2,000円で購入できます。使用頻度が高い場所(リビング・キッチン・廊下)から交換することで、1〜2年で投資回収できます。


4項目を実践したときの年間節約シミュレーション

4人家族が4つの対策をすべて実践した場合の試算です。

対策 年間節約額の目安
電力会社の切り替え 5,000〜15,000円
エアコンの最適化(設定温度+フィルター) 5,000〜10,000円
冷蔵庫の使い方改善 2,000〜5,000円
待機電力カット+LED化 3,000〜8,000円
合計(年間) 15,000〜38,000円

月換算で1,250〜3,200円の削減です。光熱費の10〜20%が目標でしたが、すべて実践すれば十分達成できる数字です。


家族で「電気を意識する文化」を共有する

節約は一人がやっても、他の家族が意識していなければ効果が半減します。「うちでは○○のルールを守ろう」という家族共通の意識を作ることが大切です。

家族で決めると効果的なルール3つ:

  1. 部屋を出るときは電気を必ず消す
  2. エアコンの温度を変えるときは家族に声をかける
  3. 月1回の光熱費を家族で確認する(節約の進捗を見える化)

光熱費の請求書を「見ているのは大人だけ」にしているご家庭が多いですが、子どもを含めて毎月の光熱費を確認する習慣を作ると、自然と節電意識が育ちます。


まとめ

光熱費を月10%削減するための4項目をおさらいします。

  1. 電力会社の見直し:比較サイトで見積りを取り、プランを切り替える(最優先)
  2. エアコンの最適化:設定温度1度と月1回のフィルター掃除で10%節電
  3. 冷蔵庫の使い方改善:7割収納・扉開け時間の短縮・熱いものを入れない
  4. 待機電力カット+LED化:スイッチ付きタップ活用・白熱球をLEDに

全部一度にやる必要はありません。まず「電力会社の比較」だけでも今日中に始めてみましょう。10分の作業が、毎月の電気代を下げてくれます。


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