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Slackなどチャットツールの使いこなし

暮らしとお金のカフェ 編集部

ビジネスチャットの使い方で生産性が大きく変わります。チャンネル整理・通知制御・ショートカットの3つで、Slackを最強の道具に変えましょう。

この記事でわかること

ビジネスチャットの使い方で生産性が大きく変わります。チャンネル整理・通知制御・ショートカットの3つで、Slackを最強の道具に変えましょう。

こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。デジタルツールを賢く使って、毎日の作業をもっとスマートに。

Slackは「使い方」で生産性が大きく変わるツール

Slackはビジネスチャットツールとして多くの職場・チームで使われています。ところが「使い始めたはいいけれど、結局メールと変わらない」「通知がうるさくて集中できない」「大事なメッセージが埋もれる」——こんな悩みを持つ方も多いです。

実はSlackは、正しく設定・運用することで劇的に生産性を上げられるツールです。チャンネル整理・通知制御・ショートカットの3つを使いこなすことで、情報の流れを自分でコントロールできるようになります。


Slackを使いこなせていない人の典型的な状態

よくある「Slack疲れ」の原因を整理してみましょう。

問題 原因 解決策
大事なメッセージを見逃す チャンネルが多すぎ・整理されていない チャンネルを目的別に整理・スター付け
通知が多くて集中できない 全チャンネルの通知をON 重要チャンネルのみ通知ON・他はミュート
メッセージを探すのに時間がかかる 検索の使い方を知らない 検索演算子・保存機能を活用
既読・未読管理ができない チャンネルが多すぎる セクション分け・未読バッジの活用
操作が遅い ショートカットを知らない 主要ショートカットを5個覚える

チャンネルを目的別に整理する

参加チャンネルの棚卸し

Slackを使い続けていると、チャンネル数はどんどん増えていきます。月1回のタイミングで、不要なチャンネルを整理する習慣を持ちましょう。

整理の基準:

  • 過去2週間、一度も確認しなかったチャンネルはミュートまたは退出
  • 自分が情報発信しないチャンネルは「通知なし」に設定
  • プロジェクト終了後のチャンネルは速やかに退出

スター(ブックマーク)機能の活用

重要なチャンネルにはスター(★)を付けると、サイドバーの上部に常に表示されます。毎日確認するチャンネルは5〜7個以内に絞ると、開くたびに「今日の重要情報はここを見ればOK」という状態が作れます。

スター付けのおすすめチャンネル:

  1. チーム全体の共有チャンネル
  2. 自分が担当するプロジェクトのチャンネル
  3. ダイレクトメッセージ(自分宛に送るメモ用)

セクション機能でカテゴリ管理

Slackには「セクション」という機能があり、チャンネルをカテゴリ別にグループ化できます(有料プランや一部のプランで利用可能)。

例えば「重要」「プロジェクト」「情報収集」「チーム連絡」といったセクションを作ることで、チャンネルの種類がひひと目で把握できます。


通知の細かい制御で集中力を守る

通知の種類と設定レベル

Slackの通知は非常に細かく設定できます。チャンネルごとに異なる通知レベルを設定することがポイントです。

通知レベル 設定場所 使うシーン
すべての新規メッセージ チャンネル設定 最重要チャンネルのみ(1〜2個)
@メンション・ダイレクトのみ チャンネル設定 重要チャンネル(3〜5個)
通知なし(ミュート) チャンネル設定 定期確認で足りるチャンネル
スマホ通知OFF Slackアプリ設定 休日・集中作業中

「おやすみモード」の活用

Slackには通知を止める「おやすみモード(Do Not Disturb)」機能があります。集中作業中の2〜3時間はおやすみモードをONにするだけで、通知に中断されることなく作業できます。

スケジュール設定のコツ:

  • 平日の9:00〜10:00(朝の集中作業タイム)は自動的におやすみモード
  • 就業後(18:00以降)は通知を止める設定
  • 土日は朝9:00〜夜9:00までおやすみモード

ワードトリガー通知

Slackでは特定のキーワードが含まれたメッセージだけを通知する「ワードトリガー」機能があります。自分の名前・担当プロジェクト名・重要な単語を登録しておくことで、「関係ないメッセージは通知しないが、自分が関わるものは見逃さない」環境が作れます。


ショートカットで操作速度を10倍にする

覚えるべき必須ショートカット(Mac/Windows共通)

操作 Mac Windows
チャンネル・DMの検索切替 Cmd+K Ctrl+K
ショートカット一覧を表示 Cmd+/ Ctrl+/
前の未読チャンネルへ移動 Alt+↑ Alt+↑
次の未読チャンネルへ移動 Alt+↓ Alt+↓
ダイレクトメッセージを開く Cmd+Shift+K Ctrl+Shift+K
スレッドパネルを開く Cmd+Shift+T Ctrl+Shift+T
検索 Cmd+G Ctrl+G
既読にする Esc Esc

特に**Cmd+K(チャンネル切替)**は覚えるだけで操作スピードが劇的に上がります。チャンネル名の一部を入力するだけで瞬時に移動できるため、サイドバーをスクロールして探す時間が不要になります。

メッセージ送信時の便利機能

絵文字リアクションで既読・確認を伝える メッセージに「👍」「✅」「👀」の絵文字リアクションをつけることで、「見ました」「了解」「確認します」を文字を打たずに伝えられます。これだけで無駄な返信が大幅に減ります。

リマインダー設定 「後で確認したい」メッセージは、ブックマーク保存またはリマインダー設定(右クリック→「後で」)を活用しましょう。忘れる心配がなくなります。

スレッドで返信する習慣 チャンネルに直接返信すると話題が混在します。「スレッドで返信」を習慣にすることで、会話ごとに整理された状態を保てます。


検索機能を使いこなす

基本的な検索演算子

Slackの検索機能は、演算子を組み合わせることで強力になります。

演算子 使い方 検索例
from: 特定の人のメッセージを検索 from:田中
in: 特定チャンネルを検索 in:#general
before: / after: 期間を指定 after:2026-04-01
has:star スター付けしたメッセージ has:star
has:link リンクを含むメッセージ has:link

例えば「from:田中 in:#project after:2026-04-01」と検索すれば、田中さんが4月以降にprojectチャンネルに投稿したメッセージだけを絞り込めます。

ピン留め機能

チャンネルの重要な情報(ルール・よく参照するリンク・議事録など)は「ピン留め」することで、いつでも簡単に参照できます。新しいメンバーが加わったときのオンボーディングにも役立ちます。


Slack疲れを防ぐ運用のコツ

「即レス文化」から脱却する

Slackはリアルタイムのやりとりができる便利なツールですが、「即レスが当然」という文化が根付くと、常に返信を待ち続ける状態になってしまいます。

健全な運用ルールの例:

  • 通常のメッセージ:24時間以内の返信でOK
  • @メンション:2時間以内の返信を目安
  • 緊急連絡は電話・テキストで別途連絡

Slack確認の時間を決める

「時間ができたらSlackをチェック」ではなく、「1日に3〜4回、確認する時間を決める」運用に切り替えましょう。

例:朝9:00、11:00、13:30、17:00の4回

この運用に変えるだけで、集中作業の時間が格段に増えます。


まとめ

Slackを使いこなして生産性を上げる3つのポイント:

  1. チャンネルを目的別に整理:月1回の棚卸し、スター付けで重要チャンネルを上部に固定。セクション機能でカテゴリ化
  2. 通知の細かい制御:全通知ONはNG。チャンネルごとに通知レベルを設定し、おやすみモードで集中時間を守る
  3. ショートカットを5個覚える:特にCmd+Kのチャンネル切替は必須。リアクション絵文字・スレッド返信の習慣も合わせて身につける

Slackは「使いこなした人」と「ただ使っている人」で、同じツールを使っていても体験が大きく違います。まず今日、使用しているチャンネルの通知設定を見直すところから始めてみましょう。


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