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e-Tax(電子申告)完全ガイド|自宅で確定申告を完結させる手順

暮らしとお金のカフェ 編集部

e-Tax(電子申告)の使い方を解説。e-Taxのメリット・マイナンバーカードを使った電子申告の手順・スマートフォンでの申告方法・会計ソフトとの連携・電子申告で65万円控除を受ける方法を初心者向けに紹介します。

この記事でわかること

e-Tax(電子申告)の使い方を解説。e-Taxのメリット・マイナンバーカードを使った電子申告の手順・スマートフォンでの申告方法・会計ソフトとの連携・電子申告で65万円控除を受ける方法を初心者向けに紹介します。

こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。節税・節約のコツを、実践的な視点でわかりやすく解説します。

確定申告って税務署に行かないといけないんじゃないの?」「難しそうで後回しにしてしまっている」——そんな方にぜひ知ってほしいのが「e-Tax(電子申告)」です。スマートフォンとマイナンバーカードがあれば、自宅から1〜2時間で確定申告が完了します。しかも青色申告の65万円控除を受けるためにも必要な方法です。今日は初めての方でもわかるように、e-Taxの手順を丁寧に解説します。

e-Taxとは何か——税務署に行かずに確定申告を完結する方法

e-Tax(電子申告)とは、確定申告をインターネット経由で行う方法です。国税庁が提供する公式サービスで、完全無料で使えます。

e-Tax vs 紙・窓口申告の比較

比較項目 紙・窓口申告 e-Tax(電子申告)
手続き場所 税務署の窓口または郵送 自宅・スマホでOK
申告可能時間 平日の窓口時間内 24時間(メンテナンス除く)
還付金の処理 申告後3〜4週間 申告後1〜2週間(早い)
添付書類 原則すべて添付 一部省略可能
青色申告65万円控除 55万円控除止まり 65万円控除が使える
期間中の混雑 混む 並ばなくていい

e-Taxを使う最大の理由は「青色申告の特別控除が55万円→65万円にアップする」点です。この差10万円の控除額が、e-Taxを使うだけで得られます。

e-Taxに必要なもの——2つの方法から選ぶ

方法 必要なもの 難易度
マイナンバーカード方式(推奨) マイナンバーカード+スマートフォン(NFC対応)またはICカードリーダー
ID・パスワード方式 税務署で発行されたID・パスワード(事前に税務署訪問が必要) 簡単(ID取得後)

最も手軽な組み合わせ:スマートフォン+マイナンバーカード

マイナンバーカードをスマートフォンのNFC(近距離無線通信)で読み取ることで、本人確認ができます。最近のスマートフォンはほぼNFC対応です。

マイナポータルアプリのインストール(事前準備)

スマートフォンに「マイナポータル」アプリをインストールしておきます。App Store・Google Playで無料で入手できます。

スマートフォンでe-Taxする手順——5ステップで完結

STEP1:国税庁の確定申告書等作成コーナーにアクセス

スマートフォンのブラウザで「国税庁 確定申告書 作成コーナー」を検索してアクセスします。URL:https://www.e-tax.nta.go.jp/

STEP2:申告方法を選択

「スマートフォンを利用してe-Taxを行う」を選択します。

STEP3:マイナポータルアプリで本人確認

マイナポータルアプリを起動して、マイナンバーカードをスマートフォンの裏面に当てて読み取ります。暗証番号(4桁)の入力が必要です。

注意:マイナンバーカードの「利用者証明用電子証明書」の暗証番号は、カード取得時に設定した4桁の数字です。忘れた場合は市区町村の窓口で再設定できます。

STEP4:収入・経費・控除を入力

画面の指示に従って、以下の情報を入力します。

入力が必要な主な情報

情報の種類 準備するもの
収入(給与所得) 源泉徴収
収入(事業所得 売上の集計データ
経費 会計ソフトの集計、または領収書まとめ
生命保険料控除 生命保険料控除証明書
医療費控除 医療費の領収書・集計
寄付金控除(ふるさと納税 寄付金受領証明書
iDeCo掛け金 iDeCoの小規模企業共済等掛金払込証明書

会計ソフト(freeeマネーフォワード)を使っている場合は、確定申告書への自動出力機能を使うとほとんどの数字が自動入力されます。

STEP5:申告書を送信

内容を最終確認して「申告書を送信」ボタンを押せば申告完了です。送信後に「受付完了」の画面が表示されたことを確認しましょう。

還付金がある場合:e-Taxで申告後、約1〜2週間で指定の金融機関口座に振り込まれます。

会計ソフトとe-Taxの連携——入力の手間を最小化する

freeeやマネーフォワードなどの会計ソフトを使っている場合、確定申告書データをそのままe-Taxに送信できます。

freeeとe-Taxの連携フロー

日々の帳簿入力(freee)
    ↓
確定申告書の自動生成(freee内)
    ↓
e-Tax連携画面からそのまま送信
    ↓
申告完了

手作業の入力が大幅に減り、申告作業が1〜2時間で完了します。

マネーフォワードとe-Taxの連携

マネーフォワード クラウド確定申告も同様に、確定申告書の自動作成からe-Taxへの直接送信まで一気通貫で対応しています。

会計ソフト連携のメリット

  • 帳簿から確定申告書への転記ミスがなくなる
  • 計算が自動なので電卓ミスの心配がない
  • 過去のデータが残るので翌年の申告も楽になる

確定申告が必要なケース——自分が対象かチェック

ケース 確定申告の必要性
会社員・副業収入が年間20万円超 必要
医療費が年間10万円超(または所得の5%超) 任意(還付を受けたい場合)
ふるさと納税を5自治体超に寄附した 必要
住宅ローン控除(初年度) 必要
給与収入が2,000万円超 必要
年末調整を受けていない給与がある 必要
退職金・一時所得がある 金額によって必要

副業をしている会社員は特に注意:副業収入が20万円を超えた場合、確定申告が義務です。20万円以下でも、住民税の申告が必要な場合があります(自治体窓口に確認)。

e-Taxのよくあるトラブルと対処法

トラブル 対処法
マイナンバーカードが読み取れない カードをスマホの中央付近に当て直す。ケースを外す
暗証番号がわからない 市区町村窓口で再設定(持参書類要確認)
送信エラーが出る 時間をおいて再試行。混雑時間帯(2月後半〜3月前半)を避ける
申告後に間違いに気づいた 更正の請求(還付が増える場合)または修正申告(納税が増える場合)で対処

申告期限と還付金のスケジュール

確定申告の期限

  • 通常:毎年2月16日〜3月15日
  • 還付のみの申告:1月1日〜5年以内にいつでも可能(5年間の時効あり)

e-Tax申告後の還付金スケジュール

申告時期 還付金の振込時期(目安)
2月前半(早期申告) 2月末〜3月上旬
2月後半〜3月上旬 3月中旬〜下旬
3月前半(締め切り直前) 4月上旬〜中旬

早期に申告するほど還付金の振り込みが早くなります。

まとめ

e-Taxを使えば確定申告は「自宅で1〜2時間」で完了できます。

  • e-Taxは自宅・スマホで24時間申告できる無料サービス
  • 青色申告の65万円控除はe-Taxが条件——55万円→65万円の10万円アップ
  • スマートフォン+マイナンバーカードで最も手軽に申告できる
  • freee・マネーフォワードと連携すれば入力が大幅に省略される
  • 還付金はe-Taxなら申告後1〜2週間で振り込まれる

今日のアクション:まずマイナンバーカードを取得していない方はすぐに申請しましょう。カードが手元にある方はマイナポータルアプリをインストールして、e-Taxへの接続確認をしておくと申告時期に慌てません。


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