トイレの水量を見直して水道代を抑える方法
トイレの水量を見直して水道代を抑える方法について、具体的な方法・注意点・実践ステップを解説します。
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こんにちは。毎日何度も使うトイレって、気になりませんか?「ちょっと水が多いのかな…」という違和感が、実は大きな節約チャンスになるんです。今日は、トイレの水量を見直すことで、家計にどれくらい優しくなるのかを一緒に探ってみましょう。
毎日のトイレ使用で水道代がいくら消えているか
トイレは家庭の中で、最も水を使う設備の一つです。実際のところ、家全体の水道使用量の約28%がトイレに費やされているといわれています。
朝起きて夜寝るまで、家族全員が使うトイレ。その積み重ねは、思った以上に家計に影響しているんです。
標準的なトイレの水量と水道代
一般的な戸建てやマンションに設置されている従来型トイレでは、1回の使用で約13リットルの水が流れます。一方、近年の節水型トイレは約6リットルと、大きな差があります。
実際の水道代に換算してみましょう。
| 項目 | 従来型トイレ | 節水型トイレ | 年間差額 |
|---|---|---|---|
| 1回あたりの水量 | 13リットル | 6リットル | 7リットル |
| 家族4人の1日使用回数 | 約20回 | 約20回 | - |
| 1日の使用水量 | 260リットル | 120リットル | 140リットル |
| 30日あたりの水量 | 7,800リットル | 3,600リットル | 4,200リットル |
| 月間水道代目安(水道代約200円/㎥) | 約1,560円 | 約720円 | 約840円 |
| 年間水道代目安 | 約18,720円 | 約8,640円 | 約10,080円 |
つまり、従来型から節水型に変えるだけで、年間約10,000円の節約が期待できるという計算です。これは決して小さくない金額ですね。
トイレの水量を減らす3つの実践的な方法
では、具体的にどうやってトイレの水量を減らしていくのか。3つの方法をご紹介します。
方法1:タンク内の水量調整弁を使う
最も簡単で、お金をかけない方法が、トイレタンク内の調整弁を操作することです。ほとんどのトイレには、水量調整のためのネジが付いています。
やり方は以下の通りです:
- トイレのタンクのフタを静かに取り外す
- フタの裏側を確認して、調整用のネジを探す
- ドライバー(マイナスネジが一般的)を使って、時計回りに1/4~1/2回転させる
- 便器に水を流して、流れが十分かどうか確認
- 流れが弱すぎる場合は、反時計回りに少し戻す
注意点としては:
- 無理に回さない(破損のリスク)
- 流れが弱すぎると、汚れが残る可能性がある
- 調整後は何度か試して、バランスを見極める
この方法なら、費用はゼロで、月100~200円程度の節約が期待できます。
方法2:節水用の便器フロート弁を交換する
タンク内の調整では限界がある、という方には、フロート弁の交換がおすすめです。
フロート弁とは、タンク内の浮き玉の仕組みで、水位を調整する部品です。劣化したフロート弁を新しい節水型に交換することで、より効率的に水量を制御できます。
交換にかかる費用:
- フロート弁本体:1,500~3,000円
- 専門家に交換を依頼した場合:5,000~10,000円
DIYが得意な方であれば、自分で交換可能です。ホームセンターで販売されており、交換手順も比較的簡単です。
方法3:トイレ本体を節水型へ交換する
最も効果が高いのが、トイレ本体を節水型へ交換することです。
現在主流の節水型トイレには、以下のような技術が採用されています:
- 渦流洗浄:少ない水で強力な渦を作り、効率的に洗浄
- ツインノズル:2つの穴から水を出し、隅々まで洗う
- 便座の傾斜設計:流れをスムーズにして、少ない水でも汚れを落とす
交換にかかる費用:
- 便座のみの交換(ウォシュレット):20,000~50,000円
- トイレ本体の全交換:150,000~400,000円
一見高額に見えますが、年間10,000円以上の節約が見込め、10~15年で元が取れる計算になります。
タンク型とタンクレス型、どちらが節水できるか
トイレ購入時に悩むのが、「タンク型」と「タンクレス型」の選択です。節水という視点から、どちらが優れているのかを比較してみましょう。
タンク型トイレの特徴
メリット:
- 本体価格が安い(節水型なら150,000~250,000円程度)
- 停電時でも手動で水を流せる
- 修理が比較的簡単で、費用も低い
デメリット:
- 水量は6~8リットル程度(やや多め)
- タンク内にカビや水垢が溜まりやすい
- 故障時は部品交換が必要な場合がある
タンクレス型トイレの特徴
メリット:
- 1回約4~5リットルと、超節水
- スッキリしたデザイン(スペース効率が良い)
- 自動洗浄機能で常に清潔
デメリット:
- 本体価格が高い(250,000~400,000円程度)
- 水圧が必要なため、古い住宅では設置困難
- 停電時には水が流せない
- 故障時の修理費が高い
節水効果の比較:
| 項目 | タンク型節水 | タンクレス型 |
|---|---|---|
| 1回の水量 | 6~8リットル | 4~5リットル |
| 年間水量(家族4人) | 約43,200~57,600リットル | 約28,800~36,000リットル |
| 年間水道代 | 約8,640~11,520円 | 約5,760~7,200円 |
| 初期投資 | 150,000~250,000円 | 250,000~400,000円 |
| 投資回収年数 | 約15~25年 | 約30~50年 |
予算に余裕があり、新築やリフォームを予定しているなら、タンクレス型も選択肢になります。しかし、純粋に節水効果と投資回収を考えると、タンク型の節水モデルがバランスが良いといえます。
日々の使い方を見直すだけでも効果がある
トイレ設備の交換は大がかりですが、実は日々の使い方を少し工夫するだけで、月100~300円程度の節水が可能です。
「大」と「小」を使い分ける
ほとんどのトイレには「大」「小」のボタンがあります。
- 「小」の水量:約4~6リットル
- 「大」の水量:約8~13リットル
小用時に「大」ボタンを押していないか、確認してみてください。家族4人が1日10回の小用をするなら、毎回の差は約2~5リットル。これが月間で1,200~3,000リットルの節水につながります。
タンク内に重石を入れる(応急処置)
「もう少し水量を減らしたいけど、交換はまだ…」という方向けに、昔ながらの方法があります。タンク内にペットボトルに水を入れたものを沈めると、その分だけ水の使用量が減ります。
例: 500mlのペットボトル2本=1リットルの節水
ただし、この方法は:
- 流れが弱くなるリスク
- タンク内に異物が入ると故障の原因になる可能性
という注意点があるため、どうしても必要な場合のみ、自己責任で行いましょう。より確実な方法は、上記の「フロート弁の交換」がおすすめです。
トイレ節水の落とし穴と注意点
節水に力を入れすぎて、逆に問題が生じるケースもあります。気をつけるべき点をまとめました。
流れが弱すぎると排管が詰まる
水量を無理に減らしすぎると、排管内に汚物が残り、詰まりの原因になります。メーカーの推奨水量より大幅に下げるのは避けましょう。
古いトイレでの無理な調整は故障につながる
築15年以上のトイレで、調整弁を無理に回すと、内部の部品が壊れることがあります。不安な場合は、専門家に相談をおすすめします。
節水型トイレなら、無理な調整は不要
実は、節水型トイレなら、すでに最適な水量に設計されているため、さらに調整する必要はありません。むしろ調整しない方が、トイレの本来の性能を発揮できます。
まとめ
トイレの水量を見直すことで、家計を傷つけることなく、月100~1,000円程度の節水が期待できます。
すぐに始められる順番としては:
- 今日から実践:「大」と「小」を使い分ける(月100~200円の節約)
- 1~2週間以内:タンク内の調整弁を調整する(月100~200円の節約、費用ゼロ)
- 余裕があれば:フロート弁を交換する(月200~300円の節約、費用1,500~3,000円)
- リフォーム予定時:トイレ本体を節水型に交換する(年10,000円以上の節約、投資15年程度で回収)
大きな効果が出なくても、小さな工夫の積み重ねが、年間で数千円の家計改善につながります。無理のない範囲で、トイレの水量を見直してみてはいかがでしょうか?
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