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賃貸で壁を傷つけない収納の作り方

暮らしとお金のカフェ 編集部

賃貸で壁に穴を開けたくないけど収納を増やしたい人へ。突っ張り棒・つっぱりパーテーション・マグネット式の3手法で、原状回復可能な収納を増やせます。

この記事でわかること

賃貸で壁に穴を開けたくないけど収納を増やしたい人へ。突っ張り棒・つっぱりパーテーション・マグネット式の3手法で、原状回復可能な収納を増やせます。

こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。日々の暮らしをちょっとよくするためのヒントを紹介します。

「収納が足りなくて部屋が散らかる……でも賃貸だから壁に穴を開けられない」——賃貸住まいの方から、こんな悩みをよく聞きます。

壁に穴を開けると退去時に修繕費を取られるリスクがあるため、なかなか収納グッズを導入できない、という方は多いですよね。でも安心してください。壁に一切傷をつけずに収納量を倍以上に増やせる方法がたくさんあります。今日は原状回復可能な収納の作り方を、具体的な方法と商品例でお伝えします。

賃貸でも安全にできる収納の基本原則

収納を増やすとき、賃貸の制約の中で守るべき基本原則があります。

原則1:壁・天井・床に傷をつけない ピン・ネジ・接着剤の使用は退去時に修繕費の対象になります。ただし、「画鋲の穴程度は通常の使用の範囲内」とされるケースもあり、契約書を確認することが重要です。

原則2:原状回復可能なものを選ぶ 取り外しができて、跡が残らないアイテムを選ぶことが大原則です。以下の方法は原状回復を前提にした収納法です。

原則3:重さを分散させる 突っ張り棒・突っ張りラックは設置面への荷重が集中しすぎると壁や床が傷つくことがあります。耐荷重を守り、重いものを入れすぎないように注意しましょう。

方法1:突っ張り棒で収納倍増

突っ張り棒は賃貸収納の定番中の定番です。100円ショップで買えるものから、ホームセンターで売っている高耐荷重のものまで種類は豊富です。

クローゼット内での活用

クローゼット内に突っ張り棒を1本追加するだけで、収納量が大きく増えます。

活用例:

  • クローゼットの高い位置に突っ張り棒を渡して、スカート・ネクタイ・ベルトを掛ける
  • 靴の上の空間に突っ張り棒を設置して、靴を縦に収納(靴のかかとを引っかけるように置く)
  • 押し入れの枕棚の下に突っ張り棒を渡して、ジャケット類を吊るす

選び方のポイント:

  • 長さ:設置場所の内径より2〜3cm短いものを選ぶ(あまりギリギリだと倒れやすい)
  • 耐荷重:衣類を掛けるなら5〜10kg以上対応のものを選ぶ
  • 素材:スチール製の方が安定感がある(プラスチック製は軽くて扱いやすい)

リビング・キッチンでの活用

シンク下の隙間: シンク下の収納スペースに横向きの突っ張り棒を2本渡して、フライパン・鍋のふたを立て掛けるラックを作れます。

冷蔵庫と壁の隙間: 細い突っ張り棒を隙間に設置して、ラップ・アルミホイル・スプレー缶などを収納するスペースを作れます。

洗面台下: 突っ張り棒を2段にして、洗剤・掃除用品を整理できます。

方法2:つっぱりラック・パーテーションで壁面収納

突っ張り棒の進化版として、天井と床を利用して立てるラックや、パーテーション式の収納家具が充実しています。

つっぱりシェルフ・ラック

天井と床の間に突っ張り棒の原理で設置するシェルフ(棚)は、壁に固定しない大型収納が作れます。

おすすめのアイテム:

  • 突っ張り本棚(IKEAのKALLAXタイプなど):リビングの壁面に並べるだけで、大容量の本棚・インテリア棚が完成
  • 突っ張りラック(無印良品・ニトリなど):洗面所・キッチン・トイレで収納不足を解消

設置のコツ:

  • 天井に直接触れる部分にはクッション材を貼ると傷がつきにくい
  • 設置後は手で押して動かないかを確認する
  • 重いものは下の棚に、軽いものは上の棚に置く

つっぱりパーテーション

床から天井まで立てるパーテーションタイプの家具なら、壁に頼らず大型収納が作れます。

活用できる場所:

  • 書斎コーナーの区切り:オープンなスペースをパーテーションで仕切り、書斎・ワークスペースを作る
  • 玄関の整理:傘・靴・コートの収納スペースを作る
  • キッチン横:食品・キッチン用品の収納棚として使う

おすすめ商品:

  • ニトリ「突っ張り書棚」シリーズ
  • 平安伸銅工業「突っ張りパーテーション」

方法3:マグネット・吸盤・貼り付け式収納

冷蔵庫・洗濯機・洗面台などの金属面や、浴室・キッチンには、マグネットや吸盤を利用した収納アイテムが豊富です。

マグネット式収納

活用できる場所:

  • 冷蔵庫の側面:調味料・ラップ・スプレー缶などを貼り付け収納
  • 洗濯機の側面:洗剤ケース・小物収納

おすすめアイテム:

  • マグネット式ラック(スパイスラック・ラップ収納など):100円ショップでも充実
  • マグネット式フック:コード・鍵・小物を引っかける

注意: 最近の冷蔵庫はマグネットがつかないタイプ(ステンレス・アルミ製)もあります。購入前に確認してください。

吸盤式収納

活用できる場所:

  • 浴室:シャンプーラック・歯ブラシホルダー・石けん置き
  • 玄関ドア(金属製の場合):鍵・傘のフック
  • 窓ガラス:植物用フック・小物収納

最近の吸盤は長持ちする: 100円ショップの吸盤は外れやすいことがありますが、プラスチック製の高品質な吸盤(3M・ウルトラマットなど)は数ヶ月〜1年以上安定して使えます。

吸盤が外れにくくなるコツ:

  • 吸盤を少しだけ水で濡らしてから貼る
  • 貼り付け後にしっかり空気を抜くように押し込む
  • 定期的に外して洗ってから再貼り付けする

貼り付け式フック・シート

コマンドフック(3M)やダイソーの貼り付けフックは、壁に貼って収納を増やせるアイテムです。

使い方:

  • キッチンの壁に貼り付けてフライ返し・お玉を引っかける
  • 玄関の壁に貼り付けて鍵・バッグを掛ける
  • 浴室ドアに貼り付けてタオル・バスタオルを引っかける

コマンドフックの優秀な点: 専用のタブを引っ張れば壁を傷つけずに取り外せます。ただし指定の耐荷重を超えると壁が傷つく可能性があるため、重いものには使用しないこと。

方法4:家具の配置を工夫する

収納グッズを増やすだけでなく、既存の家具や配置を工夫することで収納量を上げる方法もあります。

ベッド下を活用する

ベッドの下のスペースは意外と大きな収納エリアです。

活用アイテム:

  • キャスター付きの引き出し収納ケース
  • 布製の収納バッグ(衣替えした衣類・寝具の収納に最適)

ベッドの脚が短い場合は「ベッド下収納用の脚(ライザー)」を使って高さを出す方法もあります。

デッドスペースを見つける

多くの家には「使われていないデッドスペース」があります。

  • 冷蔵庫の上:ジュートバスケットを置いて、使用頻度の低いものを収納
  • 洗濯機と壁の間のすき間:スリムな引き出し収納を設置
  • 窓の上の空間:高い位置に棚を設置(突っ張りタイプ)

まとめ

賃貸で壁を傷つけない収納の作り方を振り返ります。

方法1:突っ張り棒

  • クローゼット内・シンク下・冷蔵庫横など、様々な場所で活用
  • 耐荷重を守り、重いものの収納には高耐荷重タイプを選ぶ

方法2:つっぱりラック・パーテーション

  • 大型収納が必要な場所に最適
  • 壁に固定しなくても安定して設置できる

方法3:マグネット・吸盤・貼り付けフック

  • 冷蔵庫・浴室・窓など、壁以外の面を活用
  • 最近の製品は耐久性が大幅に向上

方法4:家具配置の工夫

  • ベッド下・デッドスペースを積極的に活用

まず今日できることとして、クローゼットの中を見渡して「突っ張り棒を追加できる場所」を探してみましょう。100円ショップで買える一本の突っ張り棒が、収納問題を大きく改善するきっかけになります。


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