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おせち料理を家で作る簡単レシピ

暮らしとお金のカフェ 編集部

市販のおせちは高価ですが、家で作れば1万円以下で豪華に。簡単に作れる定番おせち5品を紹介します。

この記事でわかること

市販のおせちは高価ですが、家で作れば1万円以下で豪華に。簡単に作れる定番おせち5品を紹介します。

こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。日々の暮らしをちょっとよくするためのヒントを紹介します。

年末になると、おせち料理の注文を悩む方が多いですよね。「市販のおせちは高いけど、自分で作るのは難しそう」という声をよく聞きます。でも実は、おせちの定番品は一見難しそうに見えても、コツを知れば意外と簡単に作れます。今日は市販品の3分の1以下のコストで豪華な手作りおせちを実現する、定番5品のレシピをご紹介します。

手作りおせちのコスパを知る

まず、手作りおせちのコスパを確認しておきましょう。

市販のおせちの相場(2〜3人前)

  • スーパーの既製品:5,000〜10,000円
  • 百貨店のおせち:15,000〜30,000円
  • 料亭監修の高級品:50,000円以上

手作りおせちの材料費目安(4人前)

  • 黒豆:600〜800円
  • 田作り:200〜300円
  • 栗きんとん:500〜700円
  • 数の子:800〜1,200円
  • 伊達巻:300〜400円
  • 合計:約2,400〜3,400円

市販品の半額以下で、しかも自分の家族の好みに合わせた味付けができます。「お母さんが作った味」として毎年の思い出にもなりますね。

基本の作業スケジュール

おせち作りで大切なのは段取りです。大晦日にすべてを作ろうとすると大変なので、計画的に進めましょう。

12月28〜29日:黒豆の準備(水に浸けておく)・数の子の塩抜き開始

12月30日:黒豆を煮る・田作りを作る・栗きんとんを作る

12月31日(午前):伊達巻を作る・数の子を出汁醤油に漬ける・おせちを重箱に詰める

3日間に分けて少しずつ準備することで、大晦日に余裕ができます。

品1:黒豆(一番の主役)

黒豆は「マメ(勤勉)に働き、マメ(健康)に生きる」という意味を持つ、おせちの中でも特に縁起が良い品です。

材料(4人前)

  • 黒豆:200g
  • 水:1,500ml
  • 砂糖:150g(甘さを控えるなら120g)
  • 醤油:大さじ2
  • 塩:小さじ1/2
  • 重曹:小さじ1/2(色を鮮やかにする)

作り方

前日:洗った黒豆を鍋に入れ、水・砂糖・醤油・塩・重曹を加えて12〜15時間水に浸けておく

当日

  1. 浸けたまま中火で加熱し、沸騰したらアクをすくう
  2. 弱火にしてフタをし、2〜3時間コトコト煮る
  3. 途中で水が減ったら少量の湯を足す(豆が空気に触れると硬くなる)
  4. 豆が柔らかくなったら火を止め、冷めるまで鍋のまま置く

圧力鍋を使う場合 圧力がかかってから40〜50分加圧し、自然に圧力が下がるまで待つ。時間が大幅に短縮できます。

ポイント:豆を煮ている間は常に汁に浸かっているようにすること。露出すると皮がシワになります。

品2:田作り(ごまめ)

田作りは「五穀豊穣」を願う縁起物で、ごまめを甘辛いタレで絡めた一品です。作業時間は15分程度と最も簡単なおせちのひとつです。

材料(4人前)

  • ごまめ(田作り用小魚):50g
  • 砂糖:大さじ2
  • 醤油:大さじ1.5
  • みりん:大さじ1
  • 酒:大さじ1
  • 白ごま:大さじ1(仕上げ用)

作り方

  1. フライパンを弱火で熱し、ごまめを入れて2〜3分炒る(ポキっと折れるくらい)
  2. ごまめをバットなどに取り出して冷ます
  3. 同じフライパンに砂糖・醤油・みりん・酒を入れて中火で加熱
  4. 泡が細かくなって少しとろみが出てきたらごまめを戻す
  5. 素早く全体に絡め、白ごまを加える
  6. クッキングシートの上に広げて冷ます(くっつかないように広げる)

ポイント:タレに戻してから絡める時間は10〜15秒と短く。長く火にかけると焦げます。

品3:栗きんとん

「金団」と書き、金色の財宝を連想させる縁起物です。さつまいもの甘さと栗の風味が合わさって、子どもも大好きな品です。

材料(4人前)

  • さつまいも:400g
  • 栗の甘露煮:1缶(固形量 200g程度)
  • 栗の甘露煮のシロップ:大さじ4
  • 砂糖:60〜80g(甘さの調整)
  • 塩:少々
  • クチナシの実:2個(黄色を鮮やかにする・なくてもOK)

作り方

  1. さつまいもを1.5cm厚の輪切りにし、皮を厚めにむいて水にさらす(アク抜き15分)
  2. 鍋にさつまいも・クチナシの実(ガーゼで包む)・かぶる程度の水を入れて柔らかくなるまで茹でる
  3. 茹で上がったらクチナシを取り出し、熱いうちにさつまいもをつぶす
  4. 裏ごしすると滑らか(裏ごし器がなければマッシャーでも可)
  5. 栗のシロップ・砂糖・塩を加えて弱火で練る
  6. とろっとしてきたら栗を加えて混ぜ合わせて完成

ポイント:さつまいもを熱いうちに作業すると滑らかに仕上がります。冷めると固まって扱いにくくなります。

品4:数の子

数の子は「二親(にしん)から多くの卵が生まれる」ことから「子孫繁栄」を願う縁起物です。前処理が必要ですが、仕上げは漬けるだけで簡単です。

材料(4人前)

  • 塩数の子:200g
  • 出汁:300ml
  • 薄口醤油:大さじ2
  • みりん:大さじ1
  • 酒:大さじ1
  • 花かつお:適量(盛り付け用)

作り方

塩抜き(前日・半日〜1日かかる)

  1. 水1Lに塩小さじ1を溶かした薄い塩水に数の子を浸す
  2. 2〜3時間ごとに塩水を換える(計3〜4回)
  3. 塩辛さがなくなり、ほんのり塩味が残る程度が目安

漬け込み

  1. 酒を鍋で沸かしてアルコールを飛ばし、出汁・薄口醤油・みりんを加えて一度沸かす
  2. 冷めたら漬け汁の完成
  3. 数の子の薄皮を手で丁寧に除き(食感のため)、保存袋や容器に入れて漬け汁を注ぐ
  4. 冷蔵庫で半日〜1日漬けて完成

盛り付け時:花かつおをのせると見栄えがよくなります。

品5:伊達巻

伊達巻は「文化の発達」を願う縁起物で、書物の巻物に見立てています。フライパンだけで作れるので意外と簡単です。

材料(4人前)

  • 卵:4個
  • はんぺん:100g(板状のもの1/2枚)
  • 砂糖:大さじ3
  • 薄口醤油:小さじ1
  • みりん:大さじ1
  • サラダ油:少々

作り方

  1. フードプロセッサーまたはミキサーに卵・はんぺん・砂糖・薄口醤油・みりんを入れて滑らかになるまで混ぜる(ハンドブレンダーでもOK)
  2. フライパン(26cm程度)にサラダ油を引いて中火で熱し、卵液を流し入れる
  3. フタをして弱火で5〜7分蒸し焼きにする(表面が固まるまで)
  4. 裏返してさらに2〜3分焼く
  5. 熱いうちにマキス(竹製の巻きすだれ)の上に乗せ、クルクルと巻いてひもで縛る
  6. 輪ゴムで固定して冷めるまで放置(1〜2時間)
  7. 冷めたら切り分ける

マキスがない場合:ラップで代用できますが、成形しにくい。百均でも販売されているので用意しておくと便利です。

重箱への詰め方のコツ

せっかく作ったおせちを美しく詰めるポイントをお伝えします。

  • 色のバランス:黄(栗きんとん)・赤系(数の子に花かつお)・黒(黒豆)・白系(伊達巻・田作り)を交互に配置する
  • 仕切りを使う:容器や葉(大葉・南天の葉など)で仕切ると見栄えがよくなる
  • 隙間なく詰める:「ぎっしり詰まっている」ほうが豪華に見える

まとめ

手作りおせちの5品をまとめると:

  1. 黒豆:前日に水に浸けてから3時間コトコト煮る
  2. 田作り:炒ってタレに絡めるだけ15分で完成
  3. 栗きんとん:さつまいもを茹でてつぶし、栗を加える
  4. 数の子:塩抜きして出汁醤油に漬けるだけ
  5. 伊達巻:はんぺんと卵をミキサーにかけて焼いて巻く

初めての方は「田作り」と「栗きんとん」から始めてみてください。どちらも失敗が少なく、30分以内に完成します。年末の台所で家族と一緒に作るひとときも、おせち料理の大切な楽しみのひとつです。


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