オンライン講座を最後まで終える3つの工夫
オンライン講座を買って3割しか見ない、という人は多いです。視聴計画・コミュニティ・アウトプットの3点で、完走率が大きく変わります。
✓この記事でわかること
オンライン講座を買って3割しか見ない、という人は多いです。視聴計画・コミュニティ・アウトプットの3点で、完走率が大きく変わります。
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「買っただけ」の学習費が積み上がっていませんか?
Udemyのセールで5つ購入したが、全部ほとんど見ていない——そんな経験はありませんか?
オンライン講座業界のデータによると、購入した講座の平均完走率は15〜30%程度とされています。つまり、多くの人が途中でやめてしまっているのです。
「見る気がしない」「時間がない」「どこまで見たかわからない」——こうした問題は、意志の力ではなく「仕組み」で解決できます。
今回は、オンライン講座を最後まで完走するための3つの具体的な工夫をご紹介します。この3つを実践するだけで、完走率が大きく変わります。
なぜオンライン講座は途中でやめてしまうのか
「時間ができたら見よう」が最大の罠
「忙しい時期が落ち着いたら見よう」「週末にまとめて見よう」——このような考え方が、講座を死蔵させる最大の原因です。
人間の脳は「具体的に決まっていないこと」を後回しにするよう設計されています。「時間ができたら」は脳にとって「やらない」と同義です。
優先度が下がりやすい構造
オンライン講座は「いつでも見られる」からこそ、「今やらなくていい」になりやすいです。緊急ではないが重要なことは、緊急で重要なことに常に押し出されます。
解決策: 「仕組み」で緊急性と場所のトリガーを作ること。
工夫1:カレンダーに視聴予約を入れる
「予定」として確保する
「時間ができたら見る」では永遠に始まりません。カレンダーに「講座視聴」として30分ブロックを入れてしまいましょう。
具体的な設定例:
- 火・木・土の20時〜20時30分を「○○講座視聴」として登録
- スマートフォンのカレンダーアプリで繰り返し予定に設定
- 通知を15分前に設定する
予定として確保された時間は、他の約束が入りにくくなります。「この時間は講座を見る時間」という認識が習慣化のカギです。
講座ごとに「完走日」を決める
購入時に「このオンライン講座は○月○日までに終わらせる」という完走目標日を設定します。
計算例:
- 講座の総時間:6時間
- 1週間に視聴できる時間:90分(30分 × 3回)
- 必要な週数:4週間
- 完走目標:購入から1ヶ月後
この目標日をカレンダーに「○○講座 完走目標!」と登録すると、期限感が生まれます。
工夫2:同じ講座を学ぶ仲間を作る
ひとりで続けられるのは強い意志力を持つ人だけ
学習の継続において「仲間の存在」は想像以上に大きな効果があります。心理学の研究では、「目標を他者に宣言した人」と「宣言しなかった人」では、目標達成率に大きな差があることが示されています。
仲間を見つける方法
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| SNS(X・Instagram)でハッシュタグ | 同じ講座を受けている人を探す。「#Udemy勉強」「#〇〇講座」で検索 |
| 学習コミュニティ(Discord・Slack) | 勉強グループに参加して進捗を共有 |
| 友人・家族を誘う | 一番リアルな仲間。一緒に購入・視聴する |
| オンライン勉強会 | connpassやnoteのコミュニティで見つける |
進捗共有の具体的な方法
- 毎日1ツイート(X投稿): 「今日の講座:セクション3の動画を2本見た。ドメイン設定のやり方がわかった!」という形で投稿
- 週次の振り返り共有: Slackやグループチャットで「今週は〇時間進んだ」を報告
- 進捗カード: ノートに視聴したセクションを記録して「目に見える進歩」を感じる
「今日は第3章をやった」と報告し合うだけで、完走率は大きく変わります。
工夫3:1章ごとにアウトプットする
インプットだけでは知識は定着しない
認知心理学の「忘却曲線」の研究によると、学習後24時間で内容の約70%を忘れてしまいます。しかし、学習した後すぐにアウトプット(思い出す・書き出す)することで、記憶の保持率が大幅に改善されます。
アウトプットの具体的な方法
方法1:ノートに1ページ要約
章を見終えたら、ノートに以下の3項目を書きます:
- この章で学んだこと(3つ以内)
- 自分の仕事・生活でどう活かせるか
- 次のセクションで知りたいこと
方法2:SNSに投稿する
「今日の学び」として、学んだことの要点をXやnoteに投稿します。
投稿例:「Udemy「Excelマクロ入門」セクション4完了。VBAでセルを自動選択する方法を学んだ。自動化の可能性が見えてきた。次は条件分岐を学ぶ。#Udemy学習」
アウトプットを前提に見ると密度が変わる
「後でノートに書く」を意識してから視聴すると、動画の聞き方が変わります。
- 重要なポイントをメモしながら見る
- 気になったところで一時停止して手を動かす
- 「どう説明するか」を考えながら視聴する
アウトプットを前提にして視聴すると聞く密度が変わり、同じ時間でより多くの知識が定着します。 動画を止めながら手を動かし、自分の言葉に変換する作業を加えるだけで、講座代の元が確実に取れます。
講座選びの段階でも「完走しやすさ」を意識する
最初から短い講座を選ぶ
完走できない人の多くは、最初に「長すぎる講座」を選んでいます。総時間20時間の講座より、5〜6時間で終わる講座の方が完走しやすいことは明白です。
- 初めてのテーマ: 5時間以内の入門講座を選ぶ
- 慣れてきたら: 10時間以上の体系的な講座に移行する
レビュー評価より「最近の口コミ」を重視する
Udemyなどでは、最近のレビューに「動画が古い」「環境が変わって使えない」という声がある場合があります。購入前に「最新のレビュー」を確認することが大切です。
まとめ
オンライン講座を最後まで完走するための3つの工夫をまとめます。
- カレンダーに視聴予約を入れる:「時間ができたら見よう」をやめて、週3回30分の視聴時間を予約する。「完走目標日」もカレンダーに登録する
- 同じ講座の仲間を作る:SNSやコミュニティで進捗を共有する仲間を見つける。宣言することが継続の動機になる
- 1章ごとにアウトプットする:ノートへの要約・SNS投稿によって記憶が定着し、「アウトプット前提視聴」で密度が上がる
この3つを組み合わせるだけで、「買ったまま放置」の確率が劇的に下がります。次に購入する講座から、ぜひ実践してみてください。
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暮らしとお金のカフェ 編集部
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