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Notionで仕事・家計管理:初心者でもできるNotion活用完全ガイド

くらし研究所 編集部

NotionをタスクDB・家計管理・副業管理に活用する方法を解説。テンプレートの作り方・おすすめの使い方・連携ツールまで、Notion初心者でもすぐに使えるガイドです。

この記事でわかること

NotionをタスクDB・家計管理・副業管理に活用する方法を解説。テンプレートの作り方・おすすめの使い方・連携ツールまで、Notion初心者でもすぐに使えるガイドです。

「ツールがバラバラで管理が大変」を解決するNotionの始め方

「タスク管理はTrello、メモはEvernote、家計はExcel、副業管理はスプレッドシート」——こうしてツールがバラバラになってしまった経験はありませんか?

切り替えのコスト・同期の手間・ツールごとの学習コスト——それだけで消耗してしまいます。

Notionは「メモ・タスク・データベース・AI機能」を1つのアプリに統合したツールです。最初のセットアップに少し時間がかかりますが、一度仕組みを作ってしまえば、すべての情報管理が1箇所で完結します。

今日は、Notion初心者が仕事・家計・副業管理をすぐに始められる具体的な方法をお伝えします。


Notionの基本概念をまず理解する

ページとブロック

Notionは「ページ(Page)」の中に「ブロック(Block)」を積み重ねる構造です。

主なブロックの種類:

ブロック 用途
テキスト 通常の文章
見出し(H1・H2・H3) セクション分け
箇条書き・番号リスト 情報の整理
チェックボックス タスクのTO-DO
データベース 表形式の情報管理(最重要機能)
画像・ファイル 添付・埋め込み
コードブロック プログラムのコード

ページの中にページを入れ子にすることもできるため、フォルダのように階層構造を作れます。

Notionの真骨頂:データベース機能

Notionを他のメモツールと根本的に違うものにしているのが「データベース(Database)」機能です。

同じデータを以下の5つの表示形式(ビュー)で切り替えて見られます。

  • テーブル:スプレッドシート形式
  • ボード(カンバン):ステータス別のカード形式
  • カレンダー:日付に基づいたカレンダー形式
  • ギャラリー:サムネイル付きのカード形式
  • タイムライン:ガントチャート形式

仕事管理:タスクDBの作り方

タスク管理データベースのセットアップ

手順:

  1. 新しいページを作成し「タスク管理」と名付ける
  2. 「/database」と入力してインラインデータベースを挿入
  3. 以下のプロパティを追加する

おすすめプロパティ設定:

プロパティ名 種類 選択肢例
タスク名 タイトル(デフォルト)
ステータス ステータス 未着手・進行中・レビュー中・完了
優先度 選択 高・中・低
期限 日付
プロジェクト 選択またはリレーション プロジェクト一覧
メモ テキスト
  1. ビューを「ボード(カンバン)」に変更してステータス別に表示

ボードビューにすると: 「未着手」「進行中」「完了」の列にタスクカードが並び、カードをドラッグするだけでステータスが変わります。

プロジェクト管理との連携

プロジェクトDB(大きな仕事の単位)を別で作り、タスクDBとリレーションでつなぐと、「このプロジェクトに関連するタスクは何か」が自動で表示されます。


家計管理:家計簿DBの作り方

家計簿データベースのセットアップ

手順:

  1. 「家計管理」ページを作成
  2. インラインデータベースを挿入
  3. プロパティを以下のように設定

プロパティ設定:

プロパティ名 種類 選択肢例
内容 タイトル
日付 日付
カテゴリ 選択 食費・交通費・娯楽費・医療費・固定費・収入
金額 数字
支払い方法 選択 現金・クレカ・QR決済
収支 選択 支出・収入
  1. フィルターで「今月の支出のみ」を絞り込んで保存

月別・カテゴリ別の自動集計

Notionのデータベースの「集計行(合計・平均)」機能を使うと、フィルターしたデータの合計金額が自動表示されます。

活用法:

  • 「カテゴリ:食費 AND 今月」でフィルター → 今月の食費の合計が自動計算
  • 「カテゴリ:全種類 AND 今月」→ 今月の総支出が自動計算

副業管理:案件管理DBの作り方

フリーランス・副業の案件を一元管理する

Webライター・デザイナー・エンジニアなど、複数のクライアントから仕事を受ける副業の場合、案件管理DBを作ると大幅に効率が上がります。

プロパティ設定:

プロパティ名 種類 選択肢例
案件名 タイトル
クライアント名 テキスト
ステータス ステータス 提案中・進行中・完了・請求済み・入金済み
単価 数字
納期 日付
請求額 数字
入金日 日付
メモ テキスト

集計で把握できること:

  • ロールアップ機能で月間の総収入を自動計算
  • ステータスフィルターで「請求済みだが未入金の案件」を一覧表示

Notion AIの活用で生産性をさらに上げる

2023年に搭載されたNotion AIを有料プランで使うと、情報処理の質が格段に上がります。

主な活用場面

会議録・議事録の処理:

  • 会議のメモをNotionに貼り付けて「アクションアイテムを抽出して」と指示
  • 長い議事録を「箇条書き3点に要約して」で即座に要約

文章作成の支援:

  • 提案書・メールの下書き生成
  • 書いた文章の「もっとわかりやすく改善して」

翻訳:

  • 英語のリソース・記事を日本語に翻訳して保存

Notionと連携すると便利なツール

ツール 連携方法 用途
Zapier 自動連携 他のアプリのデータを自動でNotionに記録
Make(旧Integromat) 自動連携 より複雑な自動化(Googleフォーム→Notionなど)
Readwise 読書メモ連携 Kindle・Webのハイライトを自動同期
Reclaim.ai カレンダー連携 NotionタスクをGoogleカレンダーに自動スケジュール
Notion Web Clipper ブラウザ拡張 Webページを1クリックでNotionに保存

初心者がNotionを続けるためのコツ

コツ1:最初から完璧なシステムを目指さない

Notionの最大の落とし穴は「完璧な設計を目指しすぎて、使い始めるのが遅れること」です。

最初はシンプルな構成から始めて、使いながら少しずつ拡張していく方が確実に続きます。

最小スタートの例: 1日目:タスク管理DBだけ作って使い始める 1週間後:家計管理DBを追加 1ヶ月後:プロジェクト管理DB・副業管理DBを追加

コツ2:テンプレートを活用する

Notionの公式テンプレートギャラリー(notion.so/templates)には、タスク管理・家計管理・プロジェクト管理など多数のテンプレートが無料で公開されています。

「自分に合ったテンプレートを選んでカスタマイズする」方が、ゼロから作るより効率的です。

コツ3:毎日少しずつ使う習慣を作る

週に1回まとめて使うより、毎日5分使う習慣の方が、ツールへの習熟が早まります。

特に「タスクをNotionで確認してから仕事を始める」という朝の習慣が、継続のカギになります。


まとめ

Notionは「人生管理OS」と呼ばれることがあります。仕事・副業・家計・学習・目標管理を一元化することで、情報の散在と切り替えコストが解消されます。

  1. 基本概念を理解する:ページ・ブロック・データベースの3つが核心
  2. タスクDBから始める:ボードビューで使うとすぐに価値を実感できる
  3. 家計管理DBを追加する:カテゴリ別の自動集計が家計管理を変える
  4. 副業がある方は案件管理DBを:ステータス・金額・納期を一元管理
  5. Notion AI:有料プランなら要約・文章生成・翻訳が使える
  6. シンプルに始めて段階的に拡張する:完璧を求めず、まず1つのDBから

今日から始めるなら、まずタスク管理DBを1つ作って1週間使ってみましょう。Notionの価値はそこから実感できます。

暮らしとお金のカフェ 編集部

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