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新NISAで月3万円積立を続けた場合のシミュレーション

暮らしとお金のカフェ 編集部

新NISAは非課税で積立投資ができる強力な制度です。月3万円を全世界株インデックスに20年積み立てたらどうなるか、利回り別に試算します。

この記事でわかること

新NISAは非課税で積立投資ができる強力な制度です。月3万円を全世界株インデックスに20年積み立てたらどうなるか、利回り別に試算します。

こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。お金の基礎知識を、難しい言葉なしでやさしく解説します。

月3万円が20年でどこまで育つか

「投資って難しそう」「まとまったお金がないと意味がない」——そう思って積み立てを先延ばしにしていませんか?

月3万円、つまり毎日たった1,000円分を積み立て続けるだけで、20年・30年後に想像以上の資産になる可能性があります。新NISAを活用すれば、この運用益に税金もかかりません。

今日は、月3万円を全世界株インデックスファンドに積み立て続けた場合の具体的なシミュレーションを、利回り別・期間別に詳しくお見せします。


なぜインデックス投資なのか

個別株では再現性が低い

個別株への投資は、値動きの予測が非常に難しく、専門家でも継続して市場平均を超えるのは困難です。初心者が個別株で安定したリターンを出し続けることは、さらに難しいといえます。

一方、全世界株インデックスファンドは世界中の約3,000社の株式に分散投資します。一社が倒産しても影響は限定的で、世界経済全体の成長をそのまま享受できる仕組みです。

過去の実績

インデックス 過去10年の年平均リターン(目安)
全世界株式(MSCI ACWI) 年率7〜10%
米国S&P500 年率10〜12%
日本株(日経225) 年率6〜8%

過去のデータは将来を保証しませんが、長期では世界経済は成長を続けてきた歴史があります。インデックス投資はこの長期的な成長トレンドに乗る戦略です。


月3万円×20年のシミュレーション(利回り別)

利回り別の20年後の評価額

年利 元本(20年) 評価額 運用益 税節約(NISA
3% 720万円 約985万円 約265万円 約53万円
4% 720万円 約1,101万円 約381万円 約77万円
5% 720万円 約1,232万円 約512万円 約104万円
6% 720万円 約1,389万円 約669万円 約136万円
7% 720万円 約1,574万円 約854万円 約173万円

全世界株インデックスの長期リターンとして保守的に4〜5%を想定しても、元本720万円が約1,100〜1,230万円になります。約380〜510万円が「お金がお金を生んだ」利益であり、NISA口座なら税金ゼロで受け取れます。

積立期間を延ばすとさらに加速する

積立期間 元本(月3万円) 評価額(年利5%)
10年 360万円 約466万円
15年 540万円 約800万円
20年 720万円 約1,232万円
25年 900万円 約1,825万円
30年 1,080万円 約2,495万円

10年目から20年目の間で評価額の増加幅が大きくなっているのがわかります。これが複利の特徴で、時間が経つほど加速します。


複利の力を実感する

単利vs複利の差

「運用益を受け取らず、再投資する」ことで複利効果が生まれます。

月3万円・年利5%・30年の場合:

  • 元本:1,080万円
  • 複利での評価額:約2,495万円
  • 運用益:約1,415万円

単純に「年5%の利益×30年=150%の利益」と計算すると1,080万円×2.5=2,700万円と思いがちですが、複利では毎年増えた分にも利益がつくため、長期では更に大きくなります。

1日でも早く始めた方が有利

月3万円の積み立てを1年遅らせると、30年後にはどのくらい差が出るか試算してみます。

  • 今すぐ始めて30年間:約2,495万円(年利5%)
  • 1年遅らせて29年間:約2,356万円(年利5%)

1年の遅れで約139万円の差。 今日から始めることの価値がわかります。


暴落時に積み立てを止めない仕組みを作る

暴落は必ず来る

20〜30年の長期投資では、相場が30%以上急落する局面が数回必ず訪れます。

過去の主な暴落例:

  • リーマンショック(2008〜2009年):最大約55%下落
  • コロナショック(2020年2〜3月):約35%下落
  • ITバブル崩壊(2000〜2002年):約48%下落

これらはすべて、数年以内に回復して最高値を更新しています。

暴落時に積み立てを止めると損をする理由

相場が下がったとき、多くの人は「もっと下がりそう」「損しそう」という感情から積み立てをやめたくなります。しかし、これが最大の失敗パターンです。

積み立て投資の本質:

  • 相場が高いとき → 少ない口数を購入
  • 相場が低いとき → 多くの口数を購入(同じ金額でより多く買える)

暴落時こそ、割安な価格でたくさんの口数を積み増せるチャンスです。積み立てを続けることで、平均購入価格が下がり、回復したときの利益が大きくなります。これを「ドルコスト平均法」と呼びます。

自動化して「意思」を介在させない

手動で月に1回購入していると、相場が下がった月に「今月は様子見しよう」という判断が入りやすくなります。

対策:給与日翌日に自動買付設定をする

毎月決まった日に自動購入される設定にすると、相場が上がっていても下がっていても機械的に購入が実行されます。「自分の感情を意思決定に介在させない仕組み」が、長期投資成功の最大のコツです。


月3万円の積み立てを始める実践ステップ

ステップ1:証券口座を選ぶ(SBI証券楽天証券

2つの選択肢から選んでください。

楽天証券: 楽天経済圏を使っている方、楽天カード積立でポイントが貯まる SBI証券: 商品ラインナップが最多、三井住友カード積立でポイント還元

ステップ2:NISA口座を申請する

証券口座開設後にNISA口座を申請。税務署での審査を経て1〜2週間で使えるようになります。

ステップ3:ファンドを選ぶ

つみたて投資枠で「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を選択。

これ1本で全世界約3,000社に分散投資でき、信託報酬は業界最安水準の0.05775%。

ステップ4:月3万円の自動積立を設定する

積立日を給与日翌日(例:毎月26日)に設定。クレジットカード積立を使うとポイントも付きます。

クレカ積立のポイント還元例:

  • 楽天証券×楽天カード:月5万円まで0.5〜1%還元
  • SBI証券×三井住友カード:月5万円まで0.5〜2%還元

よくある疑問への回答

Q. 今の相場は高すぎるのでは?

積み立て投資は「相場のタイミング」を気にしないことが前提です。どのタイミングで始めても、ドルコスト平均法が自動的に機能します。「高い」と思って始めないうちに、さらに上がることもあります。

Q. 月3万円が難しい場合は?

月1万円でも始めることに意味があります。金額より「続けること」が重要です。収入が増えたタイミングで積立額を増やすプランが現実的です。

Q. iDeCoとNISAはどちらを優先する?

iDeCoは掛け金が所得控除になるため節税効果が高い一方、60歳まで引き出せません。

推奨の優先順位:

  1. 会社員の場合:NISA(いつでも使える流動性あり)
  2. 自営業・高所得者:iDeCoを最大活用してから余裕分でNISA

まとめ

月3万円の新NISA積み立ては、最もシンプルで再現性の高い資産形成の方法です。

  1. インデックスファンド(全世界株式):難しい銘柄選定なしで世界経済の成長に乗れる
  2. 月3万円・20年・年利5%:元本720万円が約1,232万円、運用益は非課税
  3. 暴落時も止めない:自動積立設定で感情を排除、下がったときに多く買える
  4. 1日でも早く始める:1年の遅れが数十〜百万円の差になる
  5. SBI証券・楽天証券でNISA口座開設してクレカ積立設定

「完璧な準備ができてから始める」ではなく、「今日少額で始めてから改善する」が投資の正解です。


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