LPランディングページの作り方:売れるページ構成とデザインのポイント
ランディングページ(LP)の作り方を解説。売れるLP構成の鉄則・コピーライティングの基本・デザインのコツ・無料ツールでの作成方法まで、初心者でも実践できるLP制作の全手順を紹介します。
✓この記事でわかること
ランディングページ(LP)の作り方を解説。売れるLP構成の鉄則・コピーライティングの基本・デザインのコツ・無料ツールでの作成方法まで、初心者でも実践できるLP制作の全手順を紹介します。
ランディングページ(LP)とは何か——通常サイトとの違いを理解する
LPとは「Landing Page(ランディングページ)」の略で、特定の目的(商品購入・申し込み・資料請求など)に特化した1ページ構成のWebページです。
通常のWebサイトはメニューから複数のページを回遊できる設計ですが、LPはユーザーに「1つの行動(コンバージョン)」を促すことだけに集中した設計になっています。
副業や小規模ビジネスでLPが重要な理由:
- コースや教材の販売
- コーチング・カウンセリングの申し込み
- 無料メルマガ・LINE登録
- 物販・ハンドメイド商品の販売
これらでコンバージョン(申し込み・購入)を取るためには、SNSや一般サイトでなく「LP」が最も効果的なツールです。
売れるLPの基本構成——黄金の7ステップ
売上につながるLPには、読み手の心理を動かす共通の流れがあります。以下の7ステップを骨格として、自分の商品・サービスに合わせて肉付けしていきましょう。
ステップ①:ファーストビュー(最重要)
ページを開いた瞬間に表示される「最初の画面」です。ここでの印象が悪ければ、残りを読んでもらえません。
ファーストビューに含める要素
- メインキャッチコピー:「誰に・何を・どんな結果を」が伝わる見出し
- サブコピー:キャッチコピーを補足する2〜3行の文章
- CTAボタン:「今すぐ申し込む」「無料で資料をもらう」など
- ビジュアル:商品写真・実績グラフ・笑顔のプロフィール写真など信頼感を高める画像
ステップ②:共感・問題提起
ターゲットの悩みや課題を言語化し、「このページは自分のことを書いている」と感じさせます。
例:「副業を始めたいのに、何から手をつければいいかわからない」「ランディングページを作りたいけど、デザインの知識がない」
ステップ③:解決策の提示
問題に対して「自分の商品・サービスがどう解決するか」を示します。「機能の説明」ではなく「得られる結果・変化(ベネフィット)」を中心に伝えましょう。
ステップ④:証拠・信頼性
「本当に効果があるのか」という疑いを払拭するためのセクションです。
- お客様の声・感想(テキスト)
- ビフォー・アフターの事例
- 数字・データ(売上実績・受講者数・満足度)
- メディア掲載歴・資格・認定
ステップ⑤:商品・サービスの詳細
内容・特徴・他との差別化ポイントを具体的に説明します。価格・期間・提供形式なども明確に伝えます。
ステップ⑥:よくある質問(FAQ)
購入を迷っている人の「不安・疑問」を解消するセクションです。よくある質問と答えを3〜7個用意します。「返金はできますか?」「初心者でも大丈夫ですか?」など購入障壁になりやすいものを中心に。
ステップ⑦:最終CTA(行動を促す)
ページの最後に再度「申し込みボタン」を配置します。「今だけ○%オフ」「先着10名限定」などの限定性・緊急性を加えると効果的です。
売れるキャッチコピーの作り方——LP成否の7割はここで決まる
ファーストビューのキャッチコピーは、LPで最も重要な要素です。どんなにデザインが良くても、キャッチコピーが刺さらなければ読み進めてもらえません。
効果的なキャッチコピーの4要素
①ターゲットを具体的に絞る
| 弱い例 | 強い例 |
|---|---|
| 副業を始めたい人へ | 副業収入ゼロ・何から始めればいいかわからない30代会社員の方へ |
| ダイエットしたい人へ | 運動なし・食事制限なしで3ヶ月で5kg痩せたい40代女性の方へ |
具体的なターゲット像を描くほど、「自分のことだ」と感じてもらえます。
②数字を使って具体性を出す
- 「効果が出た」→「3ヶ月で月10万円の副収入を実現した方法」
- 「たくさんの人に評価された」→「受講者1,200名・満足度97%」
数字は曖昧な言葉より10倍信頼されます。
③ベネフィット(得られる結果)を伝える
特徴:「最新のカリキュラムで学べる」 ベネフィット:「副業初心者でも6ヶ月で月5万円稼げるスキルが身につく」
買う人は「機能」ではなく「自分がどう変わるか」に興味があります。
④悩みを言語化して共感を得る
「副業したいけど時間がない・スキルがない・どこから始めればいいかわからない方へ」
読み手が「そうそう、それが悩みなんだよ」と感じる言葉を先に置くと、続きを読む動機が生まれます。
CTA(行動ボタン)の最適化——「申し込む」ではなく「○○する」
CTAとは「Call to Action」の略で、ユーザーに行動を促すボタンやリンクです。
弱いCTAと強いCTAの比較
| NG例(弱い) | OK例(強い) |
|---|---|
| 申し込む | 今すぐ無料で資料をもらう |
| 購入する | 残り3席・今すぐ申し込む |
| 詳しくはこちら | 無料相談を予約する(5分で完了) |
| 送信 | メルマガ登録する(解除はいつでも可) |
CTAボタンには「何をするのか」「何が得られるのか」「どれだけ簡単か」を含めることで、クリック率が上がります。
CTAボタンのデザインポイント
- 色:背景と対比する目立つ色(オレンジ・緑・赤が定番)
- サイズ:スマホで指でタップしやすい大きさ(高さ50px以上が目安)
- 配置:ファーストビュー・中間・最終の最低3カ所に設置
- 余白:ボタン周りに余白を持たせて目立たせる
LPを作るための無料・低コストツール
| ツール | 特徴 | 月額費用 | こんな人に向いている |
|---|---|---|---|
| ペライチ | LP特化・日本語サポート・30分で公開可能 | 無料〜1,848円 | 最速で公開したい初心者 |
| STUDIO | ノーコードで本格LP・デザイン自由度高い | 無料〜1,650円 | デザインにこだわりたい人 |
| Canva | テンプレート豊富・PDF/画像でのLP作成向け | 無料〜1,500円 | デザイン経験なしの人 |
| WordPress(Elementor等) | 完全カスタマイズ・SEOにも強い | 月1,000〜3,000円(サーバー込み) | 本格的に運営したい人 |
初心者におすすめの選び方
- とにかく速く公開 → ペライチ(30分でLP公開可能)
- デザインにこだわる → STUDIO(ノーコードで高品質)
- 費用ゼロで試す → Canvaの無料版(PDF形式で公開)
LPに欠かせない信頼要素——購入を後押しする要件
どれだけ魅力的な商品でも、信頼されなければ購入につながりません。以下の信頼要素をLPに必ず含めましょう。
信頼を高める6つの要素
- 顔写真・プロフィール:実在する人物だとわかることで信頼感が上がる
- 数字の実績:「受講者数○名」「売上○○万円達成」「満足度○%」
- お客様の声:テキストより顔写真付き・動画の方が信頼性が高い
- 返金保証・無料体験:リスクを取り除いて購入のハードルを下げる
- 特定商取引法の表記:LP下部に記載必須(法的要件・信頼性にも直結)
- 資格・認定・受賞歴:専門性の根拠を示す
「特定商取引法の表記」は必須
商品・サービスを販売するLPには、特定商取引法に基づく表記が必要です。これがないと違法になる可能性があります。
必要な記載事項:販売者名・住所・電話番号・返品ポリシー・価格・決済方法・商品の引渡し時期など。
LPの改善方法——作って終わりではなく改善し続ける
LPは「公開したら終わり」ではありません。アクセスデータを見ながら改善を繰り返すことで、コンバージョン率は大きく改善します。
まず計測ツールを設置する
- Google Analytics(無料):訪問者数・滞在時間・直帰率を把握
- Ptengine・Hotjar(一部無料):ヒートマップでどこまで読んでいるか・どこをクリックしているかを把握
A/Bテストの優先順位
| 優先度 | テスト項目 | 理由 |
|---|---|---|
| 最優先 | キャッチコピー | LP成否への影響が最大 |
| 高 | CTAボタンの色・文言 | クリック率に直結 |
| 中 | ファーストビューのビジュアル | 第一印象を決める |
| 低 | ページ全体のデザイン | 細部より大枠の改善が先 |
改善の指標
- コンバージョン率(CVR):訪問者のうち何%が申し込んだか(2〜5%が目標の目安)
- 直帰率:すぐに離脱した割合(ファーストビューの問題を示す)
- スクロール率:どこまでページを読んでいるか(コンテンツ改善のヒント)
まとめ
LPは「作って終わり」ではなく「改善し続けるもの」です。まず最初の一枚を作って公開することが最重要です。
今日からできる最初のステップ
- ターゲット(誰に・どんな悩みを持つ人)を明確にメモする
- キャッチコピーを5パターン書いてみる
- ペライチやSTUDIOで最初の1枚を公開する
- Google Analyticsを設置してCVRを計測し始める
完璧を目指さず、まず公開してから改善するサイクルを回しましょう。作りながら学ぶことが、LP制作の最短ルートです。
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暮らしとお金のカフェ 編集部
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