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生命保険を見直すライフイベント時

暮らしとお金のカフェ 編集部

生命保険は人生の節目で見直しが必要です。結婚・出産・住宅購入・子の独立など、見直しタイミングを解説します。

この記事でわかること

生命保険は人生の節目で見直しが必要です。結婚・出産・住宅購入・子の独立など、見直しタイミングを解説します。

こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。お金の基礎知識を、難しい言葉なしでやさしく解説します。

「生命保険って一度入ったらそのままでいいんじゃないの?」——そう思っている方が実は多いのですが、これは大きな誤解です。

生命保険は「今の家族構成・収入・資産・負債」に合わせて設計するものです。人生の節目ごとに状況は大きく変わるため、その都度見直しが必要です。逆に言えば、見直しタイミングを知っているだけで、「必要のない保険に高い保険料を払い続ける」事態を避けられます。

なぜライフイベント時に見直しが必要なのか

生命保険の役割は「自分が死んだ場合に残された家族が経済的に困らないようにすること」です。これを踏まえると、家族構成が変わるたびに「誰を守るための保険か」「いくら必要か」が変わるのは当然です。

見直しが必要な主なライフイベント

ライフイベント 保障の方向性
独身のうち 死亡保険は基本的に不要
結婚 配偶者のための死亡保険が必要に
出産 子どもの養育費・教育費分の保障が必要に
住宅購入(団信あり) 住宅ローン分の死亡保障は不要に
子どもの独立 死亡保障を大幅に削減できる
定年退職 収入がなくなり死亡リスクの影響が変わる

①結婚時の見直し:扶養者が生まれた時の保険設計

結婚によって、配偶者という「自分に経済的に依存する人」が生まれます。

共働きか専業か、どちらかによって大きく変わる

共働き夫婦の場合 どちらかが亡くなっても、もう一方の収入で生活できるため、必要保障額は比較的小さくて済みます。掛け捨て型の死亡保険で数百万円の保障を持つ程度が合理的です。

専業主婦(夫)がいる家庭の場合 収入源がなくなると生活が成り立たないため、より大きな保障が必要です。就労者側は「遺族が何年生活できるか」を基準に保障額を決めます。

結婚時の保険設計の目安(子なし)

家族の形 推奨する保障額の目安
共働き(ほぼ同収入) 500〜1,000万円(緊急時の生活費程度)
どちらか一方が主な稼ぎ手 3,000〜5,000万円(数年分の生活費+αを目安)

保険は掛け捨て型(定期保険)で必要な期間だけ大きな保障を持つのが、最もコスパが良い選択です。

②出産時の見直し:子どもの成長に合わせた保障設計

子どもが生まれると、死亡保険の必要性と金額が一気に大きくなります。

子ども1人あたり必要な費用の目安

費用項目 金額の目安
養育費(0〜18歳) 約1,500〜2,000万円
高校・大学の教育費(国公立) 約500〜700万円
高校・大学の教育費(私立) 約800〜1,500万円

子ども1人の場合、単純に「養育費+教育費」だけで2,000〜3,500万円が必要です。これが必要保障額の中核になります。

収入保障保険の活用

子育て期は「一定期間・大きな保障」が必要な時期です。この場合、毎月一定額を家族に支払う「収入保障保険」が非常に合理的です。

死亡保険 vs 収入保障保険の比較

種類 特徴 向いている人
定期死亡保険 一時金として一括支払い まとめてお金を受け取りたい
収入保障保険 毎月一定額を支払い 家族の毎月の生活費を確保したい

収入保障保険は同じ保障内容でも定期保険より保険料が安い傾向があり、子育て世帯に向いています。

③住宅購入時の見直し:団信との関係を整理する

住宅ローンを組む際には「団体信用生命保険(団信)」が通常セットになります。

団信とは

団信は、住宅ローンの返済中に借入者が死亡・高度障害状態になった場合に、残りのローン残高が保険金で支払われる保険です。

団信がある場合の死亡保障の見直し

  • 住宅ローンの残高分の死亡保険は「団信で代替されている」ため、別途死亡保険は不要
  • 例:住宅ローン残高3,000万円 → その分の死亡保険は削減できる

団信がカバーする範囲の確認ポイント

団信の種類 カバーする範囲
一般団信 死亡・高度障害
3大疾病団信 上記+がん・心疾患・脳卒中
8大疾病団信 さらに広い疾病範囲
ワイド団信 健康上の理由で通常の団信が利用できない人向け

団信の内容を確認した上で、民間の生命保険・医療保険と重複する部分を整理しましょう。

④子どもの独立後:最も削減できるタイミング

子どもが社会人になって経済的に独立すると、「子どもの養育費・教育費」のための大きな保障は不要になります。このタイミングが「最も大幅に保険料を下げられる」タイミングです。

子ども独立後の保険の整理方法

  1. 死亡保険の保障額を大幅に削減(数千万円→数百万円程度)
  2. 不要な特約を外す(子ども関連の特約など)
  3. 終身保険を持っている場合は解約返戻金の確認

独立後に継続検討すべき保険

  • 終身保険(小額):葬儀費用・相続対策として200〜500万円程度
  • 医療保険:高齢になるほど医療費リスクが高まるため継続価値がある
  • 介護保険:70代以降の介護リスクに備える

⑤定年退職後の見直し:収入が変わるタイミング

定年退職後は収入が年金に変わります。

退職後に再確認すべきポイント

  • 収入が減るため、保険料の負担感が増す
  • 扶養すべき子どもがいない場合、大きな死亡保険は不要
  • 医療費リスクは上がるため、医療保険は継続価値がある
  • 国民健康保険に切り替わる場合、保障内容の変化を確認する

退職後の保険料の目安(夫婦2人・子ども独立済み)

保険の種類 月額の目安
死亡保険(最小限の終身) 2,000〜5,000円
医療保険(60代以降) 5,000〜15,000円
介護保険 3,000〜8,000円

月1〜3万円程度が、退職後の保険料の合理的な目安です。

まとめ

生命保険は「一度入ったら終わり」ではなく、ライフイベントごとに見直すものです。

タイミング 主な見直し内容
結婚 配偶者のための死亡保険を追加
出産 養育費・教育費分の保障を増やす
住宅購入 団信と重複する保障を削減
子どもの独立 大型の死亡保障を大幅削減
定年退職 医療・介護に重点を移す

次の「人生の節目」はいつですか?そのタイミングに合わせて、今の保険が本当に合っているかを見直してみましょう。


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