「副業禁止」の会社員でもできる合法的な収入源の作り方
「副業禁止」の会社でも、資産運用・投資・一部のスモールビジネスは認められる場合があります。合法的な範囲で収入源を増やす方法を解説します。
✓この記事でわかること
「副業禁止」の会社でも、資産運用・投資・一部のスモールビジネスは認められる場合があります。合法的な範囲で収入源を増やす方法を解説します。
こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。副業で収入を増やすための具体的なステップを紹介します。
「副業で収入を増やしたいけど、会社が副業禁止なのでできない」——こんな思い込みで、収入の選択肢を狭めていませんか?
実は「副業禁止」という規定には、多くの場合「本業に支障を与える有償の労働」を制限する意味しかありません。投資・資産運用・一部の受動的収入は、就業規則に抵触しないケースが多いのです。今日は、会社に相談する前にまず知っておくべき「合法的な収入源」の知識をお伝えします。
「副業禁止」が何を禁止しているのかを正確に理解する
多くの企業の就業規則には「在職中は他社への就職や、会社の許可なく業務に従事してはならない」というような条文があります。これは主に以下を制限するものです。
- 競合他社への就業(利益相反)
- 本業に支障をきたす労働(過労・秘密漏洩リスク)
- 会社の評判を傷つける行為
つまり、「自分のお金を運用して増やすこと」は、ほとんどの場合「副業禁止」の対象外です。
制限される可能性が高い収入 vs ほぼ問題ない収入
| 収入の種類 | 副業禁止規定との関係 | 確認が必要か |
|---|---|---|
| アルバイト・パート | 制限対象になりやすい | 要確認 |
| フリーランス(業務委託) | 制限対象になることが多い | 要確認 |
| 株式・投資信託の運用 | ほぼ問題なし | 不要(念のため確認) |
| 不動産投資(家賃収入) | 規模次第 | 確認推奨 |
| 暗号資産の売買 | ほぼ問題なし | 不要 |
| メルカリでの不用品販売 | ほぼ問題なし | 不要 |
| 印税・ロイヤリティ収入 | ほぼ問題なし | 念のため確認 |
重要な原則:就業規則は「雇用契約の制限」であり、私有財産の運用まで制限することはできない(民法・憲法の財産権保障)。
副業禁止でも問題ない収入源①:投資・資産運用
株式投資・投資信託・NISAを使った資産運用は、ほぼすべての会社で許容されます。これは「労働」ではなく「資本の運用」だからです。
NISA:年間360万円まで非課税で運用
2024年からの新NISAは、年間360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)まで非課税で運用できます。会社員が最も手軽に始められる資産形成の柱です。
積立投資シミュレーション(年率5%想定)
| 月積立額 | 10年後の資産 | 20年後の資産 | うち運用益 |
|---|---|---|---|
| 3万円 | 約462万円 | 約1,232万円 | 約512万円 |
| 5万円 | 約770万円 | 約2,054万円 | 約854万円 |
| 10万円 | 約1,540万円 | 約4,107万円 | 約1,907万円 |
月5万円を20年積み立てると、運用益だけで約854万円になる計算です。これは「副業禁止」の会社に勤めていても、誰でも始められる収入源です。
iDeCo:節税しながら老後資産を作る
iDeCoは老後のための私的年金制度で、掛金が全額所得控除になります。年収500万円の会社員が月2.3万円(年27.6万円)掛けると、年間約5.5万円の節税効果があります。
会社員の拠出限度額は月1.2万円〜2.3万円(企業型年金の有無によって異なる)。節税効果と老後資産の積み上げを同時に実現できます。
副業禁止でも問題ない収入源②:フリマ・不用品販売
自分の所有物を売ることは、事業ではなく「財産の処分」として扱われます。メルカリ・ラクマ・ヤフオクでの不用品販売はほぼ問題ありません。
不用品販売での収入の目安
- 洋服・ブランド品:1着500円〜数万円
- 本(まとめ売り):100〜500円/冊
- ゲーム・ホビー:定価の30〜80%
- 家電(動作品):定価の10〜50%
家の中を見渡すと、数万円以上の「眠れる資産」があるケースは珍しくありません。まず家の棚卸しから始めてみましょう。
注意:継続的な転売は「事業」とみなされる場合も
定期的に大量の商品を仕入れて転売する行為は、「継続的な事業活動」として就業規則に抵触する可能性があります。不用品の処分という範囲を守ることが重要です。
副業禁止でも問題ない収入源③:原稿料・印税収入
書籍の印税、ブログの広告収入、特許のロイヤリティなどは、「労働による収入」ではなく「知的財産・著作権の活用」として扱われることが多く、就業規則の制限対象になりにくいです。
ブログ・コンテンツ収益の可能性
個人ブログでの広告収入(Google AdSense等)は、多くの会社で「副業禁止」の対象外です。ただし、内容が本業と競合する場合や、会社の評判を傷つける内容の場合は例外です。
ブログ収益の目安(参考)
| 月間PV数 | 広告収入の目安 |
|---|---|
| 1,000PV | 300〜1,000円 |
| 10,000PV | 3,000〜1万円 |
| 100,000PV | 3〜10万円 |
| 500,000PV | 15〜50万円以上 |
ブログは成果が出るまでに1〜2年かかりますが、一度軌道に乗ると「労働しなくても入ってくる収入」になります。
副業禁止でも問題ない収入源④:不動産投資
不動産投資は規模によって判断が変わります。
- 1〜2室のワンルームマンション投資:大半の会社で問題なし
- 10室以上の大規模不動産経営:事業規模として就業規則に抵触する可能性あり
税法上は「不動産の貸付が年間5棟以上または10室以上」になると「事業的規模」とみなされます。この水準を超えると確認が必要です。
副業を始める前に必ずやること:就業規則の確認
副業を始める前に、会社の就業規則を正確に読みましょう。
確認すべきポイント
- 「副業・兼業」に関する条文はどこにあるか
- 「届出制(申請すればOK)」か「完全禁止」か
- 「許可が必要なもの」の定義は何か(労働・業務委託のみか、資産運用も含むか)
- 例外として認められているものは何か
多くの場合「本業に支障をきたすと会社が判断した副業を禁止する」という趣旨であり、投資・不用品販売・ブログまで禁止している就業規則は少数です。
確認後に会社に届け出る
グレーゾーンのある収入活動を始める場合は、会社に事前に相談・届け出ることをお勧めします。「副業解禁の流れ」の中で、届出制を採用している会社が増えています。
まとめ
副業禁止の会社に勤めていても、次の収入源はほぼ問題なく始められます。
- NISA・iDeCo:資産運用・老後資金の積み立て(節税効果も大)
- メルカリ等での不用品販売:家の中の資産を換金
- ブログ広告収入:じっくり育てる受動的収入
- ワンルームマンション投資:家賃収入
まず就業規則を確認し、投資から始めましょう。会社員でも合法的に収入源を増やす道は、思っている以上にたくさんあります。
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