iPhoneショートカットで毎日の作業を自動化
iPhoneの「ショートカット」アプリで、毎日の繰り返し作業を自動化できます。設定が簡単で効果の大きい自動化例を紹介します。
✓この記事でわかること
iPhoneの「ショートカット」アプリで、毎日の繰り返し作業を自動化できます。設定が簡単で効果の大きい自動化例を紹介します。
こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。デジタルツールを賢く使って、毎日の作業をもっとスマートに。
iPhoneショートカットとは
「ショートカット」はAppleが提供するiPhone・iPad標準搭載のオートメーションアプリです。複数のアクションを組み合わせて、1タップで実行できる「自動化の仕組み」を作れます。
プログラミング知識は不要です。まるでブロックを積み上げるように、やりたいアクションをつなげていくだけで自分だけの自動化が完成します。
ショートカットには2つの使い方があります。
①手動で実行するショートカット アプリのアイコンのように、タップすることで決まった一連の動作を実行します。
②オートメーション(自動起動) 「特定の時間になったら」「特定の場所に着いたら」「特定のアプリを開いたら」など、条件が満たされたら自動的に実行されます。
これを使いこなすことで、毎日の繰り返し作業が1タップ・または完全自動になります。
ショートカットで解決できる「毎日のプチ面倒」
「ショートカットって何に使えるの?」という方向けに、日常のよくある「毎日のプチ面倒」を自動化する例を紹介します。
毎朝の「面倒」リスト
- アラームを消して天気アプリを開く
- カレンダーで今日の予定を確認する
- 好きな音楽を再生する
- バッテリーを確認して残量が少なければ充電確認
毎日の通勤時の「面倒」リスト
- 家を出る時にイヤホンをつないで音楽を再生する
- 職場に着いたら家族にLINEメッセージを送る
- 電車の乗り換えを確認する
これらを毎日手動でやると、合計5〜10分かかることもあります。月に換算すると2〜5時間。ショートカットで自動化すれば、その時間が丸ごと生まれます。
おすすめ自動化5選
①朝の定型ルーティン(起動1タップ)
内容:起動したら天気を確認して読み上げ → 今日のカレンダー予定を読み上げ → 好きなプレイリストを再生
設定のポイント
- 「天気情報を取得する」アクション → 「読み上げる」アクション
- 「カレンダーイベントを検索する」→「読み上げる」
- 「ミュージックを再生する」でプレイリストを指定
このショートカットをロック画面のウィジェットに配置すれば、毎朝スワイプして1タップで朝の情報収集が完了します。
②帰宅・到着時の自動通知(オートメーション)
内容:自宅の近くに着いたら → 家族に「もうすぐ帰ります」とLINEメッセージ送信
設定方法 ショートカットアプリの「オートメーション」タブ → 「新規オートメーション」 → 「場所」→ 「自宅の住所」を設定 → 到着時のアクションに「メッセージを送る」
一度設定すれば、毎日帰宅時に自動でメッセージが送られます。「もうすぐ帰る」の一言も自動化できます。
③就寝前のルーティン設定(時間起動)
内容:毎晩22時に → 音量を下げる → ブルーライトカット(ナイトシフトON)→ 翌日のアラームをセット
睡眠の質向上に効果的なルーティンを、自動化することで毎晩確実に実行できます。
設定方法 オートメーション → 「1日の特定の時刻」→ 22:00 → 「音量を下げる」「外観設定(ダークモード)」「アラームを作成する」を連続で追加
④写真の一括加工
内容:カメラロールの選択した写真を → 指定サイズにリサイズ → 指定フォルダに保存
ブログ・SNS投稿用に写真をリサイズする作業を毎回手動でやっている人に最適です。ショートカット1タップで写真の加工・整理が完了します。
⑤よく使うアプリのまとめ起動
内容:「仕事開始」ショートカットをタップ → メール・カレンダー・メモアプリを順に開く
毎朝仕事を始める時に「同じアプリを同じ順番で開く」という作業を1タップに凝縮します。アプリを1つずつ探して開く手間が消えます。
設定手順:ショートカットを作る基本の流れ
ショートカットを作ったことがない方向けに、基本の流れを説明します。
手順1:ショートカットアプリを開く iPhone標準搭載のため、探してタップするだけです。見当たらない場合はApp Storeで「ショートカット」と検索してインストール。
手順2:「+」ボタンで新しいショートカットを作成 右上の「+」をタップ。新しいショートカットの編集画面が開きます。
手順3:「アクションを追加」でやりたいことを追加 「アクションを追加」をタップして、やりたいアクションを検索します。「メッセージ」「音楽」「天気」などキーワードで絞り込めます。
手順4:アクションを順番に並べる アクションを複数追加して順番に並べることで、一連の動作を1タップで実行できるショートカットが完成します。
手順5:名前・アイコンを設定して保存 ショートカット名とアイコン(絵文字で設定可)を決めて完了。ホーム画面に追加(「ショートカットに追加」→「ホーム画面に追加」)することで、通常のアプリのように使えます。
オートメーションの設定方法
「自分でタップしなくても自動実行したい」場合はオートメーションを使います。
オートメーションのトリガー(起動条件)
| トリガーの種類 | 使用例 |
|---|---|
| 時刻 | 毎朝7時に天気を通知する |
| 場所 | 自宅に近づいたら家族にメッセージ |
| アプリ起動時 | Twitterを開いたらタイマーを起動 |
| 充電開始時 | 充電をつないだら音楽を再生 |
| Wi-Fi接続時 | 職場のWi-Fiにつないだら自動でDNDオフ |
オートメーションの設定手順
- ショートカットアプリ下部の「オートメーション」タブをタップ
- 「新規オートメーション」→ トリガーの種類を選ぶ
- 実行するアクションを追加する
- 「自動的に実行」をオンにする(確認なしで実行)
ショートカットをもっと活用するためのヒント
ギャラリーを活用する ショートカットアプリの「ギャラリー」タブには、Appleが用意した豊富なテンプレートがあります。「朝のルーティン」「帰宅時の自動化」など、使いたい自動化の雛形が見つかることがあります。
失敗を恐れず試す ショートカットは作っても削除・修正が簡単です。うまく動かなくても壊れたりしません。気軽に試してみて、使いにくければ修正することをおすすめします。
共有されたショートカットを活用する ネット上でユーザーが作ったショートカットが共有されています。「iPhoneショートカット 時短 おすすめ」で検索すると、すぐに使えるショートカットのリンクが多数見つかります。
まとめ
iPhoneのショートカットアプリは、プログラミング知識ゼロで毎日の繰り返し作業を自動化できる強力なツールです。
おすすめ自動化5選のまとめ
- 朝の天気・予定・音楽再生を1タップに
- 帰宅時の家族へのメッセージ自動送信
- 就寝前のナイトモード・アラーム設定
- 写真の一括リサイズ・保存
- 仕事始めのアプリまとめ起動
時短効果の目安 1日5〜10分の作業が1タップに。月で計算すると数時間の節約になります。
まずは「毎日やっている繰り返し作業」を一つ思い浮かべて、それをショートカットで自動化してみましょう。一度使いこなすと「今まで手動でやっていたのが嘘みたい」と感じるはずです。
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暮らしとお金のカフェ 編集部
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