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「保険の正しい使い方」で毎月3万円を取り戻す

暮らしとお金のカフェ 編集部

日本人は保険に払いすぎています。正しい保険の考え方を理解するだけで、毎月数万円の節約と将来の資産が変わります。

この記事でわかること

日本人は保険に払いすぎています。正しい保険の考え方を理解するだけで、毎月数万円の節約と将来の資産が変わります。

こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。節税・節約のコツを、実践的な視点でわかりやすく解説します。

保険で毎月3万円は珍しくない

「毎月3万円を保険料に払っている」という家庭は、実は珍しくありません。生命保険・医療保険・がん保険・学資保険・火災保険・自動車保険——それぞれ数千円〜1万円ずつ積み重なると、気づけば月3万円に近い金額になっています。

これが年間では36万円、10年では360万円です。30年払い続けると1,080万円。

「それだけ払えば安心が買える」と思えるなら良いのですが、問題は多くの家庭が「本当に必要ではない保険」に払いすぎていることです。保険の正しい考え方を知り、必要なものだけに絞れば、毎月1〜3万円を取り戻せる可能性があります。

保険の目的を再確認する

まず「保険とは何のためにあるか」を確認しましょう。

保険の正しい定義は:**「自分の力では対応できないほどの大きなリスクに備えるもの」**です。

ここで重要なのは「自分の力では対応できないほどの大きなリスク」という部分です。つまり、自己資金で対応できるリスクには、保険は不要ということです。

保険が必要なリスクの基準

リスクの大きさ 対応方法
数万円以内で対応できる 自己資金(貯蓄)で対応
数十万円以上で家計に打撃 保険を検討する
100万円超・家計が破綻するレベル 保険で備えるべき

風邪・軽いケガ・小さなトラブル——これらは数万円程度の出費で対応できます。保険は不要です。がん・心疾患・大きな事故——これらは100万円〜1,000万円以上の出費になることがあり、自己資金では対応できないため、保険で備える価値があります。

この「大きなリスクだけに保険をかける」という原則を知ることが、保険の正しい使い方の第一歩です。

不要な保険の代表例

正しい基準で見ると、「実は不要だった」と気づく保険が多数あります。

①貯蓄型保険(学資保険・終身保険の貯蓄部分)

学資保険や貯蓄型終身保険は「保険機能 + 貯蓄機能」を組み合わせた商品ですが、実は両方とも非効率です。

なぜ非効率か

  • 保険機能:掛け捨て保険と比べると保障コストが高い
  • 貯蓄機能:利率が低く、同じ金額をインデックス投資に回した方が有利なケースが多い

例えば、月1万円を20年間学資保険に積み立てると元本240万円が250万円程度になります(返戻率105%程度)。一方、同じ月1万円を年利5%でインデックス投資すると240万円の元本が約400万円になります(シミュレーション)。

「保険は保険」「貯蓄は投資」と分けて考えた方が、合理的なケースが多いです。

②がん保険の重複

医療保険に「がん特約」が付いているのに、別途「がん保険」にも加入しているケースがあります。同じリスクに二重の保険料を払っている状態です。

どちらか一方で十分な場合がほとんどです。「がん特約付きの医療保険」か「がん保険単独」か、どちらか一方に整理するだけで月数千円の節約になります。

③自転車保険(都市部)

自転車事故の対人賠償を心配して自転車保険に入っている方も多いですが、確認が必要です。

  • 自動車保険に「個人賠償責任特約」が付いていると、自転車事故もカバーされる場合がある
  • 火災保険に「個人賠償責任特約」が含まれている場合も
  • 自治体によっては自転車保険の助成制度がある

既存の保険でカバーされているなら、別途自転車保険に加入する必要はありません。

④独身・子なし の過剰な死亡保障

死亡保険の目的は「自分が亡くなった時に、残された家族が経済的に困らないようにするため」です。

独身で子どもがいない場合、自分が亡くなっても経済的に困る人がいなければ、大きな死亡保障は不要です。最低限の葬儀費用(200〜300万円程度)をカバーできれば十分なケースが多いです。

⑤会社の団体保険と個人保険の重複

会社の福利厚生として団体保険(医療保険・生命保険)に加入している場合、個人で別途同様の保険に入っていると重複になります。会社の保険内容を確認してから個人の保険を見直すことが大切です。

保険を見直すための5ステップ

STEP1:全保険証券を集める

引き出しの奥、ファイル、メールボックスを探して全ての保険証券を集めます。「何に加入しているか分からない」という状態がそもそも問題です。

STEP2:保障内容と保険料を一覧化する

エクセルや紙に、各保険の「何のリスクをカバーしているか」「毎月(毎年)の保険料」を書き出します。

一覧化の例

保険名 目的 月額保険料
A生命・定期保険 死亡保障(5,000万円) 12,000円
B生命・医療保険 入院・手術 5,000円
C損保・がん保険 がん治療費 3,000円
D生命・学資保険 教育費の積み立て 10,000円
合計 30,000円

一覧化すると全体像が見えて、重複や過剰が見つかりやすくなります。

STEP3:重複・不要な保険を特定する

上記の「不要な保険の代表例」と照らし合わせて、削れる保険・特約を特定します。

STEP4:公的保険との重複確認

高額療養費制度・傷病手当金・遺族年金等の公的保障と、現在の民間保険の保障を照らし合わせます。公的保険で既にカバーされている部分は、民間保険で二重にカバーする必要がありません。

STEP5:FPまたは保険代理店に相談する

特定の保険会社に縛られない「独立系FP」か、複数社を取り扱う「保険代理店」に相談するのがおすすめです。無料相談サービスを利用できます。

「○○保険を解約したいが、どうすればいいか」という具体的な質問で相談すると、スムーズに進みます。

浮いたお金で資産形成を加速させる

保険を見直して毎月1〜3万円浮いたお金を、どう使うかが重要です。

おすすめはNISAを活用したインデックス投資への積み立てです。

月1万円を30年間(年利5%想定)積み立てると:

  • 元本:360万円
  • 運用後:約830万円

月2万円なら元本720万円が約1,660万円になります。保険料の無駄をなくすだけで、老後資産が大きく変わる可能性があります。

「保険を削って投資に回す」という一つの判断が、数百万〜1,000万円超の資産差につながることがあります。

まとめ

保険の正しい使い方は**「自分の力では対応できないほどの大きなリスクだけにかける」**ことです。

この原則から外れている保険——貯蓄型保険・重複したがん保険・独身での過剰死亡保障・公的保険と重複した医療保険——を整理するだけで、毎月1〜3万円を取り戻せる可能性があります。

今すぐできること

  1. 今月の保険料の合計金額を計算する
  2. 全ての保険証券を一カ所にまとめる
  3. 各保険が「どんなリスクのため」に加入しているかを書き出す
  4. 重複や過剰を特定して削る候補をリストアップする
  5. FP・保険代理店に無料相談する

一度見直せば、毎月ずっと節約が続きます。保険の見直しは、最も効果的な固定費削減の一つです。


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