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リバースモーゲージとは:自宅を担保に老後資金を作る仕組み

暮らしとお金のカフェ 編集部
編集部確認済み: 2026-06-19

リバースモーゲージの仕組み・メリット・デメリット・注意点を徹底解説。自宅を担保に老後の生活資金を作る方法と、利用前に必ず確認すべきポイントを紹介します。

✓この記事でわかること

リバースモーゲージの仕組み・メリット・デメリット・注意点を徹底解説。自宅を担保に老後の生活資金を作る方法と、利用前に必ず確認すべきポイントを紹介します。

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この記事の目次

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リバースモーゲージとは:自宅を担保に老後資金を作る仕組み

「老後の資金が不安だが、マイホームの資産価値はある」という方に注目されているのが「リバースモーゲージ」です。自宅に住み続けながら老後の資金を確保できる仕組みですが、複雑なリスクもあります。正しく理解して、自分の状況に合った判断をしましょう。

リバースモーゲージの基本的な仕組み

リバースモーゲージとは 自宅を担保に金融機関からお金を借り、住み続けながら生活費として受け取る仕組みです。「逆モーゲージ」とも呼ばれます。

通常の住宅ローン(モーゲージ)は「借りたお金を毎月返済していくもの」ですが、リバースモーゲージは「自宅を担保にして毎月お金を受け取り、死亡時に自宅を売却して一括返済する」というのが基本的な流れです。

主な特徴

  • 借主は死亡するまで自宅に住み続けられる
  • 毎月または一括で融資を受けられる
  • 元本の返済は不要(利息のみ毎月支払う場合が多い)
  • 死亡時・転居時に自宅を売却して残債を一括返済

リバースモーゲージの種類

民間の金融機関によるリバースモーゲージ 銀行・信用金庫などが提供する商品で、融資限度額・金利・対象エリアは各機関によって異なります。

主な条件(一例):

  • 年齢:55歳〜80歳程度
  • 対象物件:戸建て(マンションは対象外の場合が多い)
  • 対象エリア:都市部の一定以上の評価額の物件
  • 融資限度額:評価額の50〜60%程度

住宅金融支援機構の「リ・バース60」 60歳以上を対象にした住宅金融支援機構と民間金融機関が連携する商品です。住み替え・リフォーム・老後の生活費に充てられます。

特徴:

  • 毎月利息のみ返済し、元本は死亡時に処分して返済
  • 配偶者も死亡した後に返済でよい「配偶者返済猶予型」もある
  • ノンリコース型(残債が担保物件の売却額を上回っても、追加請求されない)

リバースモーゲージのメリット

メリット1:住み慣れた自宅に住み続けられる 施設入居や売却をせずに、住み慣れた自宅で老後を過ごしながら生活資金を確保できます。

メリット2:元本の返済が不要 毎月の返済は利息分のみ(または返済不要)のため、年金収入が少なくても利用しやすいです。

メリット3:まとまった資金の確保 年金収入が少ない、貯蓄が不足しているなど、老後の資金不足を補う手段として有効です。

メリット4:ノンリコース型なら相続人に追加負担なし ノンリコース型の場合、物件売却後に残債があっても相続人への追加請求がないため、子どもへの負担を心配しなくて済みます。

リバースモーゲージのデメリットとリスク

デメリット1:対象物件が限定される マンション・地方の物件・評価額が低い物件は対象外になることが多いです。都市部の一戸建て(土地価値が高い物件)でないと、そもそも利用できないケースがあります。

デメリット2:変動金利・利息の累積リスク 多くのリバースモーゲージは変動金利です。長期間利用すると利息が累積し、当初の借入額を上回ることがあります。

デメリット3:長生きリスク(期間超過リスク) 融資限度額に達した場合(長生きした場合)、追加融資が受けられなくなります。その後の生活費の確保が課題になります。

デメリット4:不動産価格の下落リスク 利用中に不動産価格が下落すると、融資限度額が引き下げられ(減額コール)、差額の返済を求められることがあります。

デメリット5:相続財産が残りにくい 子どもへの不動産相続を期待している場合、リバースモーゲージを利用すると不動産が売却されるため、相続財産として残せないことがあります。

リバースモーゲージを利用すべきか:判断基準

向いているケース

  • 都市部に評価額が高い一戸建てを所有している
  • 子どもへの不動産相続より自分の老後生活を優先したい
  • 年金収入だけでは生活費が足りない
  • 施設入居より住み慣れた自宅での生活を強く望んでいる

慎重に検討すべきケース

  • マンションや地方物件など、対象外になる可能性がある
  • 配偶者・子どもへの財産継承を重視している
  • 不動産市場が長期的に低迷しているエリアに住んでいる

リバースモーゲージの代替手段も検討する

老後の資金確保の手段はリバースモーゲージだけではありません。

リースバック(セール&リースバック) 自宅を売却した後、売却先から賃借して住み続ける方法。まとまった現金を得ながら住み続けられますが、以後は家賃が発生します。

ダウンサイジング(売却して住み替え) 現在の自宅を売却し、コンパクトな住居に住み替えて差額を老後資金にする方法。最もシンプルで分かりやすい手段です。

リバースモーゲージは複雑な金融商品です。利用前には必ずFPや弁護士などの専門家に相談し、家族とも十分に話し合って決断することをおすすめします。

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