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投資信託を選ぶ3つの基準

暮らしとお金のカフェ 編集部

投資信託は数千本あって選ぶのが大変です。信託報酬・運用方針・運用実績の3つに絞れば、初心者でも自分に合う商品を選べます。

この記事でわかること

投資信託は数千本あって選ぶのが大変です。信託報酬・運用方針・運用実績の3つに絞れば、初心者でも自分に合う商品を選べます。

こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。お金の基礎知識を、難しい言葉なしでやさしく解説します。

日本で購入できる投資信託は約6,000本以上。「どれを選べばいいかわからない」という声は初心者の方から必ず聞きます。でも実は、絞り込む基準はたった3つです。この3つを押さえるだけで、大半の「ダメな商品」を排除できます。

基準1:信託報酬が低いか(年0.1%以下が理想)

投資信託には「信託報酬」という、運用会社に払い続ける手数料があります。これは投資している間ずっとかかるコストで、長期投資では最も重要な要素です。

信託報酬が違うと何が変わるか(100万円・20年間・年利5%で比較):

信託報酬 20年後の資産 差額
年0.05% 約263万円
年0.5% 約254万円 約9万円の差
年1.0% 約237万円 約26万円の差
年1.5% 約222万円 約41万円の差

信託報酬の差が年1%でも、20年で40万円以上の差になります。「信託報酬は低ければ低いほど良い」が原則です。

目安:

同じ日経225やS&P500に連動するファンドでも信託報酬が違う商品が複数あります。「最も安い同種商品」を選ぶだけで運用成績が向上します。

基準2:インデックス連動型か

投資信託には大きく2種類あります。

インデックス型(指数連動型): 日経225・TOPIXなどの株価指数に連動することを目指す。運用コストが低く、市場平均の成績を得られる。

アクティブ型: ファンドマネージャーが銘柄を選んで市場平均を上回ることを目指す。信託報酬が高く、長期では指数を下回ることが多い。

実は、プロが運用するアクティブファンドの約70〜80%が長期で指数に負けます(米国S&Pダウ・ジョーンズ指数の調査より)。

初心者が選ぶべきはインデックス型一択です。「難しいことを考えず、市場全体の成長に乗る」という発想が長期投資では最も合理的です。

特におすすめのインデックスの種類:

指数 内容 特徴
全世界株(オルカン) 世界50ヵ国以上の株式 最も分散効果が高い
S&P500 米国上位500社 過去の長期リターンが高い
日経225 日本の代表225銘柄 国内経済に連動

「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が多くの専門家が推奨する商品です。

基準3:運用実績が10年以上あるか

新しい投資信託は毎年多数生まれます。でも10年後も運用を継続している商品は少数です。

10年以上運用されている商品の意味:

  • リーマンショック(2008年)やコロナショック(2020年)などの大暴落を乗り越えた実績がある
  • 市場の荒波を超えて存続してきた信頼性がある
  • 純資産残高が積み上がっており、繰上償還(途中終了)のリスクが低い

注意すべき商品の特徴:

  • 設定から3年以内の新商品(暴落経験なし)
  • 純資産残高が少ない(数十億円以下)
  • テーマ型ファンド(「AI関連」「EV関連」など流行に乗った商品は短命が多い)

3つの基準まとめ

この3つを満たす商品に絞り込むと、選択肢が大幅に減ります。

基準 判断ポイント
信託報酬が低い 年0.1%以下(インデックス型)
インデックス連動型 市場全体・S&P500・全世界株
運用実績10年以上 設立年が2015年以前

これ3つを満たす商品でNISAのつみたて投資枠を積み立てる——それだけで、長期的には多くの人の期待に応える資産形成ができます。

実際に選ぶときの手順

  1. NISAのつみたて投資枠対象商品から探す(金融庁が一定の審査をしている)
  2. 信託報酬が年0.2%以下の商品に絞る
  3. 設定年が2015年以前の商品に絞る
  4. 残った商品の中から「全世界株orS&P500」を選ぶ

この手順で選べば「失敗しにくい投資信託選び」が実現できます。


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