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freeeで確定申告をする方法【青色申告65万控除の手順を画像なしで解説】

編集部

freeeを使った確定申告の手順を青色申告65万控除に対応した方法で解説。アカウント設定・収入・経費の入力・書類自動生成・e-Tax提出まで初心者向けに紹介します。

この記事でわかること

freeeを使った確定申告の手順を青色申告65万控除に対応した方法で解説。アカウント設定・収入・経費の入力・書類自動生成・e-Tax提出まで初心者向けに紹介します。

フリーランス・個人事業主になって最初に直面する大きな壁が「確定申告」です。「何から始めればいいの?」「青色申告の65万円控除ってどうやってやるの?」という疑問を持つ方は多いです。freeeを使えば、会計の専門知識がなくても青色申告65万円控除に対応した確定申告が自己完結できます。今日は初心者向けに、freeeでの確定申告の流れを丁寧に解説します。

freeeを使う前に確認すること

freeeとはどんなソフトか

freeeは個人事業主・フリーランス向けのクラウド会計ソフトです。銀行口座やクレジットカードと連携することで、日々の取引を自動で取り込み、仕訳・帳簿作成・確定申告書の自動生成まで一気通貫で行えます。

freeeの主なメリット:

  • 会計知識がなくても使える(専門用語を平易に説明してくれる)
  • 銀行・クレカ連携で入力の手間が大幅に省ける
  • 青色申告65万円控除に対応した書類を自動生成
  • e-Taxと連携して電子申告まで完結

freeeの料金(2024年時点の目安):

プラン 月額料金(年払い) 主な機能
スターター 約1,650円/月 基本的な帳簿・確定申告
スタンダード 約2,970円/月 消費税申告・年末調整も対応
プレミアム 約39,600円/年 税理士サポートも含む

1年間の税理士報酬(数万〜十数万円)と比べれば、十分コストに見合います。

青色申告65万円控除とは

青色申告の65万円控除とは、複式簿記で記帳し・e-Taxで電子申告することで、所得から65万円を控除できる制度です。

青色申告の種類比較:

種類 控除額 記帳方式 申告方法
青色申告(電子申告) 65万円 複式簿記 e-Taxで電子申告
青色申告(書面申告) 55万円 複式簿記 書面提出
青色申告(簡易版) 10万円 簡易帳簿 どちらでもOK
白色申告 なし どちらでもOK

freeeは複式簿記に自動対応しているため、freee×e-Taxで65万円控除が実現できます。

青色申告を選ぶには事前手続きが必要

青色申告65万円控除を適用するには、確定申告をする年の3月15日まで(初年度は開業日から2ヶ月以内)に税務署へ「青色申告承認申請書」を提出する必要があります。

提出方法:

  • e-Taxでオンライン提出(最もスムーズ)
  • 税務署窓口に直接持参
  • 郵送

まだ提出していない方は、今年の3月15日を過ぎていれば来年分から青色申告を適用することになります。

freeeの初期設定手順

アカウント登録と基本情報の入力

freee公式サイトでメールアドレスとパスワードを設定してアカウントを作成します。登録後に以下の情報を入力します。

初期設定で入力する情報:

  • 事業者名(屋号または氏名)
  • 事業の種類(業種)
  • 申告方法(青色申告か白色申告)
  • 会計期間(個人事業主は1月1日〜12月31日が一般的)
  • 消費税の課税事業者か免税事業者か(2023年以降はインボイス登録有無も確認)

銀行口座・クレジットカードの連携

freeeは主要銀行・クレジットカード会社・決済サービスと自動連携できます。連携すると取引データが自動で取り込まれ、仕訳の手間が大幅に省けます。

連携手順:

  1. freeeの「口座」メニューから「口座を追加」をクリック
  2. 連携したい金融機関名を検索して選択
  3. ネットバンキングのID・パスワード(またはOTP)で認証
  4. 取引データが自動取り込みされる

連携できる主なサービス例:

連携後は数秒〜数分で過去数ヶ月の取引データが取り込まれます。

収入・経費の入力方法

収入(売上)の記録方法

フリーランスの収入は「売上」として登録します。

入力方法(2通り):

①手動入力:

  • 「取引」メニュー→「取引を追加」→「売上(収入)」を選択
  • 取引日・取引先・金額・勘定科目を入力して保存

②freeeの請求書機能を使う:

  • freee上で請求書を作成すると、自動的に売上として記録される
  • 入金確認も連携口座で自動照合できる

クライアントから請求書の提出を求められる場合は、freeeの請求書機能を使うのが最も効率的です。請求書の発行・売上の記録・入金確認がfreee上で一元管理できます。

経費の入力と仕訳

事業に関係する支出は経費として計上できます。freeeでは口座連携した取引に自動で仕訳候補が表示されるため、確認・修正するだけで完了することも多いです。

フリーランスがよく使う勘定科目:

経費の種類 勘定科目 注意点
通信費(ネット・スマホ) 通信費 家事按分が必要な場合あり
書籍・セミナー代 研修費・新聞図書費 事業関連のもののみ
交通費(電車・タクシー) 旅費交通費 仕事目的のもの
ソフトウェア・アプリ(年間) ソフトウェア 10万円以上は減価償却
事務用品(文具・PC周辺機器) 消耗品費 10万円未満は一括経費
自宅の家賃(事業按分) 地代家賃 業務使用面積の割合で按分
光熱費(自宅兼事務所) 水道光熱費 業務使用時間割合で按分
接待交際費 交際費 業務に直接関連するものだけ

家事按分の考え方

自宅兼事務所の場合、家賃・光熱費・通信費の一部を「家事按分」して経費にできます。

按分割合の計算例:

  • 自宅家賃:月10万円、仕事部屋が全体の30%の面積 → 経費計上額:3万円/月
  • 通信費(スマホ):月5,000円、仕事でも使う場合50%按分 → 経費:2,500円/月

「合理的な計算根拠がある割合」で按分することが重要です。あまりに高い按分率は税務調査で指摘されることがあります。

青色申告65万円控除の3つの条件

青色申告で65万円控除を受けるには、以下の3条件を全て満たす必要があります。

条件1:複式簿記で記帳する freeeを使っていれば自動的に複式簿記に対応した帳簿が作成されます。

条件2:貸借対照表と損益計算書を添付する freeeが自動生成した書類を確定申告書に添付します。

条件3:e-Taxで電子申告する(または電子帳簿保存法対応) e-Taxを使わない場合は控除額が55万円になります(条件1・2を満たした上で書面提出の場合)。

e-Taxの利用に必要なもの:

  • マイナンバーカード
  • マイナンバーカード対応のスマートフォン(またはICカードリーダー)
  • freee上のe-Tax連携設定

確定申告書の自動生成と申告手順

申告前の確認作業

申告書を作成する前に、以下を確認しましょう。

  1. 全取引の入力漏れがないか:通帳・クレカの明細と照合
  2. 仕訳の正確性:勘定科目が正しいか
  3. 期首・期末残高の確認:預金残高が実際と合っているか
  4. 売掛金・買掛金の確認:未回収・未払いの取引が正しく処理されているか

freeeでの申告書作成ステップ

  1. freeeの「確定申告」メニューへアクセス
  2. ウィザード形式の画面に沿って基本情報・所得を確認
  3. 青色申告決算書(損益計算書・貸借対照表)が自動生成される
  4. 確定申告書B(第一表・第二表)が自動生成される
  5. 生成された書類の内容を確認して修正があれば修正
  6. e-Tax連携ボタンから電子申告を実行

申告期間と注意点

申告期間: 毎年2月16日〜3月15日(還付申告は1月1日から可)

期限を過ぎると「無申告加算税(15〜20%)」や「延滞税」が発生します。

期限内申告のための逆算スケジュール:

時期 やること
1月中 年間の帳簿を最終確認・不足取引を補完
2月上旬 freeeで決算書・申告書の自動生成・確認
2月16日〜 e-Taxで電子申告
3月15日まで 必ず申告を完了させる

freeeを使い続けるための日常習慣

月1〜2回の確認習慣が命

freeeの最大の落とし穴は「ためてしまうこと」です。1年分の取引を3月に一気に入力しようとすると、領収書の紛失・記憶の曖昧さなどで作業が困難になります。

月次管理の目安:

  • 月末または月初に15〜30分でfreeeにログイン
  • 銀行・クレカの取引を確認して仕訳を承認
  • 未分類の取引があれば仕訳を設定する
  • 不明な取引は「不明金」として記録し、後で調べる

レシート・領収書の管理

電子保存推奨(電子帳簿保存法対応):

  • スマホでレシートを撮影してfreeeのスキャンアプリでアップロード
  • デジタルで受け取った領収書(PDF)はそのまま保存
  • 紙のレシートも3年間(税務調査に備えて7年保管推奨)保存

まとめ

freeeを使えば、会計の専門知識がなくても青色申告65万円控除に対応した確定申告が自己完結できます。

重要なポイントを整理します:

  • 青色申告承認申請書を事前に税務署へ提出する(開業後2ヶ月以内or3月15日まで)
  • freeeの初期設定で銀行・クレカを連携してしまうのが最重要
  • 月1〜2回ログインして取引確認する習慣を作る
  • e-Tax連携で電子申告して65万円控除を確実に受ける
  • **申告期限(3月15日)**を守るために2月から準備を始める

最大のポイントは日頃の帳簿入力を溜め込まないことです。月1〜2回のログイン習慣を作ってしまえば、確定申告期間の作業が驚くほど楽になります。ぜひ今月から始めてみてください。

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