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やりたいことが見つからない人へ:自分の強みの見つけ方

暮らしとお金のカフェ 編集部

「やりたいことがわからない」は多くの人が抱える悩みです。強みを見つけるための実践的なアプローチを紹介します。

この記事でわかること

「やりたいことがわからない」は多くの人が抱える悩みです。強みを見つけるための実践的なアプローチを紹介します。

こんにちは、暮らしとお金のカフェへようこそ。日々の暮らしをちょっとよくするためのヒントを紹介します。

「自分が本当にやりたいことって何だろう」「仕事も悪くないけど、これでいいのかわからない」「副業を始めたいけど何が向いているかわからない」——「やりたいことが見つからない」という悩みは、20代だけでなく30代・40代・50代の方からもよく聞かれます。しかしこの悩みには「解決法の順番」があります。今回は、強みとやりたいことを見つけるための実践的なアプローチを、心理学や行動科学の知見を交えながら詳しく解説します。

「やりたいことが見つからない」の本当の原因

まず「やりたいことが見つからない」という状態の原因を整理しましょう。

よくある原因と対処法

原因 内容 対処法
行動量の不足 試したことが少なくて好き嫌いの比較ができない まず色々試してみる
「正解を探す」思考 最初から「絶対にやりたいこと」を見つけようとする 探すより試す姿勢に変える
失敗への恐れ 「やってみてダメだったら恥ずかしい」という思い込み 小さく試すことで失敗コストを下げる
比較への恐れ 「他人と比べてどうか」が常に気になる 自分軸の基準を作る
疲弊状態 エネルギー不足で何もやりたくない まず休息・基本生活の回復を優先

最も根本的な原因:「やりたいことを見つけてから行動する」という順番の間違い

多くの人が「やりたいことを見つけてから行動する」という順番で考えています。しかし心理学の研究では、「行動してみてから、その経験の中でやりたいことが育つ」という順番の方が正確であることがわかっています。「やりたいこと」は先に存在するものではなく、行動と試行錯誤の中から生まれるものです。

強みを見つける5つの質問

強みを発見する最も効果的な方法は、以下の質問に真剣に向き合うことです。ノートに書き出しながら考えると効果が高まります。

質問1:無意識に長時間やってしまうことは何ですか?

「時間を忘れて没頭できること」は、あなたの強みに関連している可能性が非常に高いです。夢中になると時間の経過を感じなくなる状態を心理学者チクセントミハイは「フロー」と呼んでいます。フロー体験は、その人の強みと一致しやすいです。

  • 調べ始めると止まらないジャンルは何か?
  • ついゲーム感覚になってしまう仕事・作業は何か?
  • 「気づいたら3時間経っていた」という体験は何をしているとき?

質問2:他の人に感謝・称賛されることは何ですか?

自分では「当たり前のこと」が、実は他人には珍しい才能であることが多いです。「それ、どうやったの?」「教えてほしい」「すごいね」と言われることの中に、強みが隠れています。

質問3:子どもの頃、熱中していたことは何ですか?

10歳以前に夢中になっていたことは、社会的なプレッシャーや評価を受ける前の「先天的な興味・才能」を反映していることが多いです。

  • 学校以外で夢中になっていた遊び・趣味は?
  • 自分から本やマンガを読みふけっていたジャンルは?
  • 「これ大人になっても続けたい」と思っていたことは?

質問4:お金をもらわなくてもやってしまうことは何ですか?

「報酬がなくても自然とやること」が、本来の興味・強みに最も近いものです。「頼まれていないのに詳しく調べてしまう」「頼まれていないのに整理・まとめをしてしまう」——こういった自然発生的な行動の中に強みがあります。

質問5:「これくらいは誰でもできる」と思っていることは何ですか?

自分が簡単にできることを「誰でもできる」と思い込んでいる場合があります。しかし、あなたが簡単にできることは、他の人には難しいことも多いです。「当たり前すぎる」と感じることの中に、強みが潜んでいます。

強み発見のための実践ツール3選

質問への回答に加えて、信頼できるツールを使うと、より客観的に強みを測定できます。

ツール1:ストレングスファインダー(有料・約2,000円)

ギャラップ社の「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」の書籍についているコードで受験できます。34の資質(強み)の中から上位5つを特定し、各資質の詳細解説と活用方法が得られます。

ツール2:VIA-IS強み診断(無料)

VIAcharacter.orgで無料受験可能。24の性格の強み(誠実さ・創造性・親切心・好奇心等)を測定します。職場より人間性・生き方への活用に向いています。

ツール3:16Personalities(無料)

MBTIをベースにした16タイプ診断。向いている職業・コミュニケーションスタイル・得意なことが詳しく解説されており、副業・転職の方向性を考えるのに役立ちます。

ツール比較

ツール 費用 測定内容 活用場面
ストレングスファインダー 約2,000円 才能・仕事上の強み 副業・キャリア形成
VIA-IS 無料 性格の強み・価値観 生き方・人間関係
16Personalities 無料 思考・行動パターン コミュニケーション・職業選択

「行動の中でやりたいことを育てる」実践方法

「やりたいこと探し」から「やりたいことを育てる行動」に切り替える具体的な方法です。

方法1:気になることに最小コストで触れる

「完全に始める」のではなく、「少しだけ触れる」という行動を積み重ねます。

気になること 最小コストの行動例
ライティング 無料のnoteアカウントを作って1記事書く
デザイン Canvaの無料ツールで1枚作ってみる
プログラミング Progate(無料コース)を1時間試す
料理 今まで作ったことのないレシピを1つ試す
副業 クラウドワークスに登録して案件一覧を眺める

「試して合わなければやめればいい」という前提で行動すると、気軽に色々試せます。

方法2:「続けていること」を棚卸しする

意識せずに「続いていること」は、強みと興味の組み合わせが良いサインです。「なんとなく続いていること」のリストを作り、「なぜ続いているのか?」を考えると、自分の強みのヒントが得られます。

方法3:「得意なことリスト」を作り続ける

日常の中で「これは自分に向いているかも」と感じる瞬間を記録するリストを作ります。積み重ねると自分のパターンが見えてきます。

方法4:「副業の実験」で小さく試す

やりたいことを本業にする前に、副業として小さく試します。副業なら失敗しても本業があるためリスクがゼロに近く、「自分に向いているか」を実践的に検証できます。

やりたいことが見つかる「時間の作り方」

やりたいことが見つからない原因の一つに「探す時間・試す時間がない」という現実があります。

「やりたいことを試す時間」を生み出す方法

削れる時間 具体的な削り方 生み出せる時間
SNS・ネットサーフィン アプリを削除・1日1時間に制限 週7〜14時間
テレビ・動画 「ながら視聴」を週3回に制限 週5〜10時間
不要な飲み会・付き合い 年間10回→5回に減らす 年間30〜50時間
通勤・移動 移動時間をPodcast・読書に充てる 月10〜20時間

週に3〜5時間を「やりたいことを試す時間」として確保するだけで、半年で自分の方向性が大きく変わります。

まとめ

  • 「やりたいことを見つけてから行動する」は順番が逆。行動の中からやりたいことが育つ。まず「小さく試すこと」を最優先にする
  • 強みを見つける5つの質問(時間を忘れる・称賛される・幼少期の熱中・無報酬でやること・「誰でもできる」と思うこと)に真剣に向き合うことで、強みのパターンが見えてくる
  • ストレングスファインダー・VIA-IS・16Personalitiesの3ツールを組み合わせると、強みを科学的・多角的に把握できる
  • 気になることへの「最小コストの行動」を積み重ねる。完全に始める前に小さく試し、「続けられるか」「エネルギーが湧くか」を確認する
  • SNS・テレビ・不要な付き合いを削って週3〜5時間の「試す時間」を作る。時間がないとどんな方法も実践できない

まず今日、「無意識に長時間やってしまうことは何ですか?」という質問に5分だけ向き合ってみましょう。そこから、あなたの「やりたいこと」への道が開けていきます。


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